オブジェクトに対するソーシャル・ネットワーキングの有効化に関する考慮事項

福利厚生プランや販売アカウントなどのビジネス・オブジェクトに関する情報をOracle Social Networkに表示するかどうかを決定できます。オブジェクトの共有を有効化すると、オブジェクトに対してソーシャル・ネットワーキングを使用したユーザーのコラボレーション作業が可能になります。

オブジェクトのすべてのインスタンスを共有するか、ユーザーの判断に任せるかを指定できます。また、名前、詳細、最終更新者など、共有する属性を選択することもできます。

様々な事前定義済オブジェクトに加えて、次のものを共有できます。

  • アプリケーション・コンポーザで作成したオブジェクトおよび属性

  • 付加フレックスフィールドで作成したフィールド

「設定と保守」作業領域で、次の設定を使用します。

  • 機能領域: アプリケーション拡張

  • タスク: Oracle Social Networkオブジェクトの管理

「オブジェクトの有効化」をクリックした後、次の有効化オプションのいずれかを選択します。

  • 手動

  • 自動

  • いいえ

手動

このオプション(推奨)を選択した場合、オブジェクトの各インスタンスをソーシャル・ネットワークで共有するかどうかをユーザーが決定できるようになります。共有されると、有効化したインスタンス属性に対するすべての更新がソーシャル・ネットワークに表示されるようになります。インスタンスが削除された場合は、その情報も共有されます。

「すべて有効化」をクリックすると、すべてのアプリケーションに対してすべてのオブジェクトが有効化されます。「すべて有効化」を使用すると、「手動」オプションが自動的に適用され、オブジェクト・インスタンスを共有するかどうかをユーザーが指定できるようになります。

自動

このオプションを使用した場合、オブジェクトのすべてのインスタンスに関する次のようなニュースがソーシャル・ネットワークに表示されます。

  • 新規に作成されたすべてのインスタンス

  • 有効化した属性に対する後続のすべての更新

  • インスタンスの削除

いいえ

このオプション(デフォルト値)を使用した場合、オブジェクトに関するニュースはソーシャル・ネットワークに表示されません。

ノート: 「オブジェクトの無効化」をクリックすると、選択したビジネス・オブジェクトの有効化設定が自動的に「いいえ」に変更されます。

ビジネス・オブジェクトを有効化した後、そのオブジェクトの1つ以上の属性を有効化する必要があります。有効化した属性のみが共有されます。「ビジネス・オブジェクト」表の「ステータス」列は、有効化したビジネス・オブジェクトのうち、まだ属性が有効化されていないビジネス・オブジェクトを示します。これらのオブジェクトについては、次の情報のみがソーシャル・ネットワークに表示されます。

  • 内部記録情報(オブジェクトのインスタンスを作成または更新する場合)。

  • インスタンスの削除に関するニュース。