支払方法または支払ファイルに対するユーザー定義の検証の設定例

この例では、2つのユーザー定義の検証を設定する方法を示します。ユーザー定義の検証で次のことを行う場合は、2つの検証を設定する必要があります。

  • 値を比較する

  • 検証するフィールドに常に値が表示されるようにする

最初の条件で、値をチェックし、これが指定した条件および値を満たしていることを確認します。2つ目の条件で、検証でチェックするフィールドが空でないことを確認します。

ノート: ユーザー定義の検証を2つ設定する必要はありません。検証でチェックされるフィールドが空でないことを確認するユーザー定義の検証のみを作成するシナリオが、存在している可能性があります。

次の表では、ユーザー定義の検証を設定する前に考慮する必要がある重要な決定事項をまとめています。

検討事項

この例の場合

ユーザーが入力した値を、指定した条件および値と比較しますか。

請求書を生成する際に、「文書支払グループ」フィールドが文字列「国内」と等しいことを検証する必要があります。

検証されたフィールドが空でないことを確認しますか。

請求書を生成する際に、「文書支払グループ」フィールドが空でないことを検証する必要があります。

特定の条件および値をチェックするユーザー定義の検証

  1. 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。

    • オファリング: 財務

    • 機能領域: 支払

    • タスク: 支払方法の管理

    次に、「支払方法の管理」ページで「作成」アイコンをクリックします。

  2. 「支払方法の作成」ページの「ユーザー定義の検証」セクションで、次の表に示すように「検証1」のフィールドに値を入力します。

    「文書支払グループ」フィールドに値を入力せずに請求書を保存した場合、検証1のみでは請求書は保留になりません。

    フィールド

    フィールド

    文書支払グループ

    条件

    文字列に等しい

    国内

空のフィールドをチェックするユーザー定義の検証

  1. 「支払方法の作成」ページの「ユーザー定義の検証」セクションで、次の表に示すように「検証2」のフィールドに値を入力します。

    「文書支払グループ」フィールドに値が入力されないシナリオを検証に含めるには、2つ目の検証を設定する必要があります。「文書支払グループ」フィールドに値を入力せずに請求書を保存すると、アプリケーションによって請求書が保留になります。

    フィールド

    フィールド

    文書支払グループ

    条件

    必須

    該当なし