クレジット事例フォルダの承認
与信レビューを完了し、特定のクレジット事例フォルダに対する勧告を入力した後は、事例フォルダを承認できます。
事例フォルダを承認する権限のある与信アナリストは、ビジネス・プラクティスに応じて、最終承認を提供するか、または、事例フォルダを承認して指定された別の承認者に割り当てるかのいずれかができます。クレジット事例フォルダのステータスが「承認済」または「クローズ」になるまで、自分および指定された他の承認者は事例フォルダの作業を続行できます。
クレジット事例フォルダを承認するには:
-
「与信レビュー」作業領域にナビゲートします。
-
クレジット事例フォルダを開きます。
-
「データ・ポイント」セクションで、クレジット事例フォルダ・テンプレートの設定に従って、データ・ポイントの編集とデータ・ポイント値の入力を完了します。
-
スコアリング・モデルを使用している場合は、必要に応じて、「スコアリング詳細」ページを使用して、データ・ポイント値を入力し、クレジット・スコアを計算します。
-
「勧告」セクションで、この与信レビューで顧客アカウントの与信ステータスをどのように続行するかを指定するために必要な行に値を入力します。
-
「処理」メニューから「承認」を選択します。
-
「承認」ウィンドウで、次のようにします。
-
「事例フォルダの承認」ラジオ・ボタンを選択して、事例フォルダを承認します。
-
「承認および次の承認者の指定」ラジオ・ボタンを選択して、承認を指定し、事例フォルダを次の承認者に割り当てます。
-
「コメント」フィールドに、コメントを入力します。
-
-
作業内容を保存します。
「事例フォルダの承認」ラジオ・ボタンを選択すると、事例フォルダのステータスは「承認済」に設定され、事例フォルダに割り当てられた勧告が開始されます。すべての勧告が正常に実装されると、事例フォルダのステータスは「クローズ」に更新されます。
「承認および次の承認者の指定」ラジオ・ボタンを選択して別の承認者を指定すると、事例フォルダのステータスは「承認待ち」に設定され、事例フォルダはこの承認者(与信アナリストまたは与信マネージャ)に割り当てられます。次の承認者は、事例フォルダを承認するか、事例フォルダを却下するか、または事例フォルダを承認して別の承認者に割り当てることができます。