自動会計で会計フレックスフィールド・セグメントを導出する例

この例は、自動会計でデフォルトの会計フレックスフィールド・セグメントを導出する方法を示しています。

Receivablesでは、自動会計を使用してトランザクションのデフォルト会計を導出し、補助元帳会計で事前定義済設定を使用して、「売掛/未収金会計の作成」プログラムが自動会計が変更せずに導出したデフォルト勘定科目を受け入れるようにします。ただし、補助元帳会計設定を変更する場合は、かわりにすべての会計フレックスフィールド・セグメントの定数値を選択できます。

次の2つのシナリオは、定義した自動会計構成を使用して、Receivablesが会計フレックスフィールドのデフォルトを決定する方法を示しています。

4つの定義を持つフレックスフィールド

4セグメントの収益フレックスフィールド00-000-0000-000 (会社-コスト・センター-勘定科目-製品)を定義します。自動会計を定義して、各セグメントのデフォルトを導出できます。

  • 第1セグメントの会社は定数01です。

  • 第2セグメントのコスト・センターは営業担当(John Doe)から導出されます。

  • 第3セグメントの勘定科目はトランザクション・タイプ(標準請求書)から導出されます。

  • 第4セグメントの製品は標準明細(20 Megabyte Hard Disk)から導出されます。

営業担当John Doeは、20 Megabyte Hard Driveに対する1つの明細の標準タイプの請求書を入力します。

次の図は、自動会計が各セグメントの個別の定義に基づいて収益フレックスフィールドを導出する方法を示しています。
この図は、各セグメントの個別の定義から作成される 収益フレックスフィールドを示しています

2つの定義を持つフレックスフィールド

自動会計がセグメント1と2のトランザクション・タイプ(標準請求書)、およびセグメント3と4の標準明細(コンサルティング・サービス)の情報のみを使用するように、構成を再定義します。

次の図は、自動会計がセグメント1と2およびセグメント3と4の同じ定義に基づいて収益フレックスフィールドを導出する方法を示しています。
この図は、セグメント1と2の同じ定義、
およびセグメント3と4の同じ定義を使用して作成される
収益フレックスフィールドを示しています