サポート参照割当の考慮事項

勘定残高および財務結果は、異なるトランザクション属性別に分析できます。ただし、営業担当、顧客、サプライヤなどのトランザクション情報は通常、作成されるGL残高の量により、一般会計には格納されません。

したがって、トランザクション属性別に分類された総勘定元帳データは分析できません。

このタイプのレポートおよび分析は、補助元帳トランザクションのサポート参照情報を使用して実行できます。この機能により、通常は総勘定元帳の勘定体系にセグメントとして保存されないトランザクション属性に基づいて残高を作成できます。

たとえば、担当者、顧客、信用リスク・カテゴリ、項目、またはその他任意のトランザクション属性の組合せで売掛金残高のレポートを作成できます。

サポート参照は次のような場合に使用できます。

  • 補助元帳仕訳明細に関する追加情報の提供。

  • 特定のサポート参照値についての補助元帳残高の確立。

  • 勘定残高の消込の補助。

  • 財務マネージャ分析の詳細情報の追加提供。

サポート参照は、補助元帳仕訳明細レベルで割り当てられます。

サポート参照の割当てに関するヒント

  • サポート参照割当を追加または削除できるのは、ユーザー定義仕訳ルール・セットに対してのみです。

  • 「サポート参照の管理」ページには、最大1000件の割当のみを表示できます。特に割当を追加または削除する必要がある場合は、追加の検索基準を指定して検索結果を絞り込みます。

補助元帳仕訳明細でのサポート参照の割当て

補助元帳仕訳明細にサポート参照を割り当てると、サポート参照値によって総勘定元帳勘定の詳細な残高を保守できます。