自動または手動の仕訳転記

仕訳バッチは手動および自動で転記できます。

手動

作成プロセス中または後で、仕訳ページから「転記」ボタンをクリックします。この方法は、手動で作成された仕訳、および頻度が低くスケジュール解除済の他のタイプの仕訳の場合に使用します。最初の転記(手動または自動のいずれか)で仕訳の転記が失敗した場合は、エラー訂正の後に手動転記を使用します。

Oracle General Ledgerのすべてのジョブ・ロール(財務アナリストを除く)には、仕訳を入力して転記するための機能セキュリティ権限が事前定義されています。必要に応じて、仕訳承認を使用して転記用のセキュリティのレイヤーを設定します。たとえば、転記が許可される前に、マネージャに仕訳の承認を要求するように承認ルールを作成します。

自動

スプレッドシート作成の使用時、配賦および再評価プロセスの定義時、残高の転送時、またはセカンダリ元帳への仕訳の反映時に仕訳を自動的に転記するようにオプションを選択します。

仕訳を自動的に転記するには、事前に自動転記基準セットを作成します。これらの転記基準セットでは、期間、ソースおよびカテゴリを使用して、転記する仕訳を選択します。自動転記によって仕訳インポート・データの編集を防ぐことができるため、自動転記は仕訳インポートで特に重要です。このようなデータを編集すると、補助元帳と総勘定元帳間で永続的な残高不一致の状況が発生します。効率を高めるために、仕訳インポート・プロセスの後に自動転記プロセスをスケジュールします。