予算のロード
収益や費用など、企業全体の予算を分析およびレポートのために一般会計にロードできます。
予算管理を実装する場合は、支出を予算に対して検証するために、経費予算も予算管理にロードする必要があります。予算は、アクセス権がある予算セグメント値の任意の組合せに対してロードできます。予算勘定科目の組合せは、トランザクションで使用される勘定科目組合せと異なり、様々な検証の対象となる場合があります。
予算を予算管理にロードする方法は、管理予算のソース予算タイプによって異なる場合があります。特定の管理予算にロードされた予算は、一般会計の予算と同期できるため、一般会計に別途ロードする必要はありません。
予算残高ソース
この表では、予算を予算管理にロードする方法と、ソース予算タイプおよび処理タイプに基づいて一般会計と同期されるかどうかを説明します。
ソース予算タイプ |
管理予算処理タイプ |
予算残高のロード方法 |
予算から一般会計への予算残高の同期 |
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EPM Financialsモジュール EPMから予算をロードするためのFinancials Cloudの設定を参照。 |
調達-支払 |
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Hyperion Planning EPM Financialsモジュールに組替可能 EPMから予算をロードするためのOracle Fusion Financialsの設定を参照 |
調達-支払 |
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プロジェクト・ポートフォリオ管理 |
調達-支払 |
プロジェクト・ポートフォリオ管理の予算入力および予算ベースライン時の予算のロード |
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その他 EPM Financialsモジュールに組替可能 |
調達-支払 |
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その他 | 現金 |
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いいえ |
管理予算 このタイプの管理予算は要約管理予算と呼ばれ、前述のいずれかのソース予算タイプの管理予算にリンク済 |
調達-支払 |
予算残高がソース詳細管理予算にインポートされると、要約管理予算内で自動更新。 |
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予算なし 予算金額に対する支出ではなく、トランザクション支出を追跡するために使用 |
調達-支払 |
予算はロード不可 |
該当なし |
予算残高分類
予算管理では、初期予算と予算調整を分離して、予算残高を保守してレポートできます。この表は、予算残高をロードする方法と、「スプレッドシートを使用した初期または調整予算残高の予算入力分類」または「予算転送」機能が有効かどうかに基づいて、これらの2つの予算残高分類がどのように決定されるかを説明しています。
予算残高のロード方法 |
有効でない機能 |
有効な機能 |
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ファイル・ベース・データ・インタフェース(FBDI)による予算のロード |
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「スプレッドシートへの予算の入力」タスクを使用した予算の入力 |
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「予算管理残高のレビュー」ページの「予算転送」フォームを使用した予算転送の入力 |
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Planningを使用したEPMの予算入力およびデータ交換を使用したロード |
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予算改訂を使用したEPMの予算改訂および残余予算引当処理を使用したロード |
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プロジェクト・ポートフォリオ管理の予算入力および予算ベースライン時の予算のロード |
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売掛/未収金入金 |
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