補助元帳会計のセキュリティ

Oracle Fusion Subledger Accountingの機能には、機能およびデータの両方のセキュリティ権限が必要です。

概要

補助元帳会計のセキュリティには、次のものが含まれます。

設定タスクのセキュリティ
- 会計基準を構成して、トランザクションに対する会計処理を定義するためのセキュリティ。
トランザクション・タスクのセキュリティ
- 補助元帳仕訳(手動の補助元帳仕訳、または「会計の作成」プロセスまたはオンライン会計で生成される補助元帳仕訳)を作成するためのセキュリティ。
- 補助元帳仕訳および明細のレポートをレビューおよび生成するためのセキュリティ。

「設定および保守」作業領域の「補助元帳会計基準の定義」タスクを使用して、補助元帳会計基準を構成します。

補助元帳会計基準を構成するには、補助元帳会計管理職務ロールを含むロールを設定ユーザーにプロビジョニングする必要があります。

セキュリティ・リファレンス実装では、「財務アプリケーション管理者」ジョブ・ロール階層に「補助元帳会計管理職務」ロールが含まれています。このロールは、会計基準を構成するためのアクセス権を提供します。
使用可能な設定ジョブ・ロール、職務ロールおよび権限の詳細は、Oracle Financialセキュリティ・リファレンス・マニュアルを参照してください。

補助元帳仕訳を作成および表示するには、関連する補助元帳作業領域のタスクを実行するために必要なアクセス権が必要です。事前定義済の補助元帳ジョブ・ロールには、アクセスが許可されている補助元帳トランザクションの補助元帳仕訳を作成および表示する権限が含まれています。