この章の内容は次のとおりです。
ソーシャル・ネットワーキングを利用することで、アプリケーションの1つの側面を、職務の遂行に関わる全員と即座に共有できます。また、人から人へと次々に転送されていくため誰が何の責任を負うのかわからなくなる長いEメール・スレッドを開始する必要もありません。
営業商談や購買オーダーなどのビジネス・オブジェクトをソーシャル・ネットワークで共有すると、ソーシャル・オブジェクトを作成することになります。その後、主要な利害関係者を1箇所に集めてコラボレーションを開始し、起きたことをすべて記録することで、新たなメンバーが簡単に参入して追いつけるようにできます。
ソーシャル・ネットワーキングは、もはや単なる社交の場ではありません。
Oracle Social Networkをビジネス・アプリケーションで使用する主な理由は次のとおりです。
ビジネス・オブジェクトで、その場で会話を開き、詳細についてそれを見ながら議論できます。2つのデータ・セットの同期について心配する必要はありません。ソーシャル・ネットワークで表示される詳細は、ビジネス・アプリケーションで表示される詳細と同じです。
すべての通信がビジネス・オブジェクトによって自動的に編成されるため、ファイリングやEメールの検索のために時間を無駄にせずに済みます。
問題への対処や問題解決に必要なリソースをすばやく配備できます。会話に招待された新しいメンバーが、それまでの完全な履歴を簡単に把握できます。
プレゼンテーションや他のドキュメントを共有し、他のチーム・メンバーから入力を得られます。Web会議は不要です。Eメール応答をやり取りする必要もありません。
重要な会話の更新に関するリアルタイム通知を得られます。
専門ネットワークの開発と拡張ができます。
業界、製品特化または地理を同じくする他の人々とつながりを作り、関わることができます。
まず、アプリケーション内のビジネス・オブジェクトをソーシャル・ネットワークで共有します。共有すると、そのビジネス・オブジェクトのデータの一部をソーシャル・ネットワークで使用できるようになります。ソーシャル・ネットワークで共有されたビジネス・オブジェクトはソーシャル・オブジェクトと呼ばれます。ソーシャル・オブジェクトは、会話や簡単なドキュメント・コラボレーションなど、すべての種類のソーシャル・ネットワーキング機能にアクセスできます。ビジネス・オブジェクトを共有するには、ビジネス・オブジェクトの詳細領域で「ソーシャル」リンクをクリックし、スライドパネルで「共有」をクリックします。簡易UIの場合は、ビジネス・オブジェクトの詳細に移動して「会話」 アイコンをクリックし、「共有」をクリックします。
同僚の1人がすでにそのビジネス・オブジェクトを共有している可能性もあります。その場合は、「共有」ボタンのかわりに「参加」ボタンが表示されます。「参加」をクリックするとメンバーになります。ソーシャル・オブジェクトの共有または参加により、そのオブジェクトに対するソーシャル・アクティビティに参加できます。たとえば、そのオブジェクトの詳細を見ながら他のメンバーとオブジェクトについてオンライン会話できます。アプリケーションの上部にある「ソーシャル」アイコンをクリックすると、使用可能なすべてのソーシャル・オブジェクト、会話およびウォールが表示されます。
「ソーシャル」パネルを開くには、次に示すいくつかの方法があります。
ランディング・ページの表示中に、「ソーシャル」アイコンをクリックします。
「ナビゲータ」で、「ソーシャル」をクリックします。
「ソーシャル」パネルが開き、自分が使用できるすべてのソーシャル・オブジェクト、会話およびウォールが表示されます。
または、特定のビジネス・オブジェクトの詳細を開き、「ソーシャル」リンクまたはアイコンをクリックすると、そのビジネス・オブジェクトに関連するソーシャル・アクティビティが表示されます。
自分がメンバーになっているすべての会話には、ソーシャル・ネットワークにログインできる人なら誰でも招待してコラボレーションできます。会社で拡張コラボレーションが有効になっている場合は、その個人がビジネス・アプリケーションへのアクセス権を持っている必要さえありません。たとえば、一般的なOracle Sales Cloudを使用している場合は、Oracle Sales Cloudへのアクセス権を持っていない個人も、商談ソーシャル・オブジェクトに関する会話に招待できます。ビジネスの効率的な実施を支援するためにソーシャル・ネットワーク機能が存在する一方で、多くのビジネスには交際が伴います。ソーシャル・ネットワークには、ソーシャル・アクティビティをサポートする機能もあります。たとえば、自分自身を表現する独自のアバターを追加する、他の人のウォールに書き込む、ソーシャル・ネットワークで他の人のアクティビティをフォローする、他の人の投稿内容をお気に入りに登録するなどのことができます。
全員がアバター(ピクチャ)を持ちます。ピクチャによって、個人の外見、または個人が自分自身をどのように表現しようとしているかを知ることができます。色付けされた境界線がピクチャの周囲に表示され、その個人のプレゼンス、つまりその人がオンライン(緑の全円)、オンラインであるが非アクティブ(黄色の4分の3の円)、またはオフライン(グレーの半円)であることを示します。連絡先のプレゼンスは常に表示されます。また、その時点の会話やウォールにも、他のアクティブな人のプレゼンスが表示されます。
ソーシャル・ネットワークのすべてのメンバーには独自のプロファイルがあり、(外部ユーザー以外は)投稿できるウォールがあります。個人のプロファイルに移動するには、ソーシャル・ネットワーク全体でその人が投稿したなんらかのものに付けられた、リンクされた名前またはピクチャをクリックします。
他の人をフォローすると、ソーシャル・ネットワークでのその人のアクティビティを追跡したり、自分の連絡先リストにその人を追加したり、その個人のウォールに投稿できます。
ソーシャル・ネットワークの全体表示では、単一の会話だけでなく、ソーシャル・ネットワーク全体に参加するよう同僚を招待することもできます。招待メールを送信するには、「ユーザーおよびグループ」ページの「ユーザーの招待」ボタンを使用します。会社が拡張コラボレーションを有効にしている場合は、新しい個人を自分のソーシャル・ネットワークに参加するよう招待することもできます。個人のEメール・ドメイン、および管理者によるユーザー・アクセスの構成方法に応じて、ユーザーは、Oracle Social Network全体にアクセスできる場合と、アクセスが制限される場合があります。
アクセスが制限されたユーザーは、外部ユーザーと呼ばれます。ソーシャル・ネットワーク全体で、外部ユーザーおよびそのプレゼンスを示すインジケータがあります。たとえば、すべての外部ユーザーは、特別なアバター(外部ユーザー・アバター)を持ち、名前が紫のテキストで示されるため、それらのユーザーを認識し、それらのユーザーが属する会話に機密情報を含めないようにすることができます。外部ユーザーとの会話では、外部ユーザーに表示されることを示すバナーが会話の上部に表示され、関連付けられたメッセージ・ダイアログも表示されます。外部ユーザーが含まれる会話に機密情報を投稿しないよう注意してください。
ソーシャル・ネットワーク・プロファイルで個人情報またはピクチャを編集する手順は次のとおりです。
「ソーシャル」パネルで自分の名前またはピクチャを検索し、クリックします。
自分のプロファイルで、「プロファイルの編集」をクリックします。
個人情報を編集します。実行内容に関する簡単な情報を「基本情報」の下の「説明」ボックスに追加し、連絡先情報を「連絡先情報」の下のボックスに入力することを忘れないでください。
プロファイル・ピクチャを変更するには、そのピクチャをクリックしてから「写真のアップロード」を選択します。.gif、.pngまたは.jpgファイルを選択します。ピクチャを選択したら、切取りツールを使用して、ピクチャのサイズを変更できます。写真は150x150ピクセルの正方形にスケール調整されます。
ソーシャル・オブジェクトを共有するかソーシャル・オブジェクトに参加すると、そのビジネス・オブジェクトに対する更新をソーシャル・ネットワークの任意のビュー(ブラウザ、モバイル機器、Microsoft Outlookアプリケーションなど)から即座に確認できるようになります。
次のことも可能です。
ソーシャル・オブジェクトに関連する会話を表示してナビゲートする。
ソーシャル・オブジェクトの全メンバーが見られるメッセージやファイルを投稿する。
会話リストまたは会話からWeb会議に参加する。
ソーシャル・オブジェクトの他のメンバーを表示し、その人と会話する。
会話およびウォールのメンバーシップを管理する。
オブジェクトの詳細を表示しながら関連する会話に参加する。
まず共通点を知っておくことが有用でしょう。これらはすべてページであり、そこにメッセージや他のタイプのコンテンツを投稿でき、他のメンバーが投稿を読んだり投稿に返信することができます。どの場合もこの情報は保存されるため、いつでもどこでも再アクセスできます。
会話は、通常は特定のトピックに関するオンライン・ディスカッションです。会話のメンバーシップは制限することも、ソーシャル・ネットワークにログインできるすべての人に公開することもできます。
ウォールは、そこに関連付けられているビジネス・オブジェクトにコンテンツを直接投稿できるページです。オブジェクトのメンバー全員が、ウォールに投稿したり、他のメンバーの投稿を読むことができます。システムが生成したビジネス・オブジェクトに対する更新も、ウォールに投稿されます。
ウォールはお知らせに適しており、会話はディスカッションに適しています。したがって、ウォールでは最新の情報を見やすくするためにコンテンツを一番上に投稿し、会話ではディスカッションを続けるために一番下に投稿します。
関連する会話は、ウォールの「関連」タブにあるリストに追加された会話です。関連する会話は、それが関連付けられているビジネス・オブジェクトの特定の側面に重点を置きます。
ソーシャル・オブジェクトとして共有されているビジネス・オブジェクトでは、ビジネス・オブジェクト・ページのグローバル領域と詳細領域のどちらにも「ソーシャル」があります(グローバル領域ではアイコン、詳細領域ではリンク)。これらをクリックするとスライドイン・パネルが開き、新規会話の作成が開始されます。
アプリケーションで次の手順を実行します。
ビジネス・オブジェクトに関連付けない会話を作成する場合は、グローバル領域で「ソーシャル」アイコンをクリックし、「新規会話」をクリックします。
特定のビジネス・オブジェクトに関連付けた会話を作成する場合は、まずそのビジネス・オブジェクトを開きます。詳細領域で「ソーシャル」リンクをクリックしてスライドイン・パネルを開き、「新規会話」をクリックします。
この関連する会話へのリンクが、ソーシャル・オブジェクトのウォールの「関連」タブに表示されるようになります。
ソーシャル・オブジェクトのメンバーとコミュニケーションをとるには、そのソーシャル・オブジェクトのウォールに投稿します。
ソーシャル・オブジェクトのウォールに投稿する手順
アプリケーションでビジネス・オブジェクトを開き、詳細領域で「ソーシャル」リンクをクリックして、ウォールを開きます。
ウォールの上部にあるテキスト・フィールドにメッセージを入力します。
「投稿」をクリックします。
会話のメンバーシップ・メッセージを表示または非表示にする手順は次のとおりです。
会話中に、「詳細」をクリックします。
次を選択します。
The Conversation is now accessible to: John Doeのようなメッセージを非表示にする場合は、「メンバーシップ・メッセージの非表示」。
会話のストリームでメッセージを表示する場合は、「メンバーシップ・メッセージの表示」。
会話をお気に入りとしてマークする手順は次のとおりです。
お気に入りとしてマークするウォールまたは会話にナビゲートします。
ウォールまたは会話の名前の隣にある「お気に入りの追加」ボタンをクリックします。
お気に入りを表示するには、ウォールまたは会話にナビゲートし、「全体表示で開く」アイコンをクリックして、ソーシャル・ネットワークの全体表示でウォールまたは会話を開き、「お気に入り」アイコンをクリックします。
ドキュメントをソーシャル・オブジェクトのウォールに投稿すれば、すべてのメンバーがその投稿を見てドキュメントをプレビューできます。
ドキュメントを共有する手順
アプリケーションでビジネス・オブジェクトを開きます。
ビジネス・オブジェクトの詳細領域で、「ソーシャル」リンクをクリックしてそのオブジェクトのウォールを開きます。
メッセージ・フィールドの下にある「ドキュメントの追加」アイコン(ペーパークリップ)をクリックし、ドキュメントを選択します。
オプションで、ドキュメントと一緒に投稿するメッセージをテキスト・ボックスに入力します。
「アップロードの開始」をクリックします。
ドキュメント(追加した場合はメッセージも)がウォールまたは会話に投稿されます。
メッセージにフラグを割り当てることができます。
メッセージの右にあるフラグ・アイコンを使用して、フラグを自分自身や他の人に割り当てます。アイコンをクリックして、「フラグの管理」ダイアログを開きます。フラグを設定するそれぞれの名前の左にあるメニューを開いて、次のフラグ・タイプを選択します。
フラグ設定なし
参考情報(iが付いたフラグ): 任意での確認を求めます。
返信希望(黒い矢印の付いたフラグ): 確認と返信を求めます。
返信希望 - 緊急(赤い矢印の付いたフラグ): 早急に確認と返信を求めます。(「返信希望 - 緊急」フラグがある場合、常にEメール通知が送信されます。)
人を検索する場合は、検索ボックスに、名前の入力を開始します。入力中に結果が表示されます。結果に表示された個人の隣にあるメニューを使用して、フラグの割当、変更またはクリアを実行します。メッセージの緊急性の高さが変化した場合は、そのメッセージに戻って、いつでもフラグ・タイプを変更できます。フラグ付きメッセージの隣のフラグ・アイコンにより、フラグがいつ設定されたかを知ることができます。フラグが空の場合、誰にもフラグが設定されていません。フラグが赤の場合、フラグは自分に割り当てられています。フラグが青の場合、フラグは他の人に割り当てられています。2つのフラグは、複数の個人にフラグが設定されていることを示します。マウスをフラグの上に置くと、フラグを割り当てた人と、フラグが割り当てられている人が表示されます。
フラグを表示する手順は次のとおりです。
ランディング・ページまたは「ナビゲータ」メニューから「ソーシャル」パネルを開きます。
「メニュー」をクリックし、「フラグ」を選択します。
フラグをフィルタまたはソートして、表示を変更できます。
自分自身や他の人に割り当てたフラグを表示するには、「自分が割り当てたフラグ」をクリックします。自分に割り当てられたフラグに戻るには、「あなたに対するフラグ」をクリックします。
タイプ別にフラグをフィルタするには、「表示オプション」をクリックしてから、「すべて」、「参考情報」、「返信希望」、「返信希望 - 緊急」のいずれかのオプションを選択します。
フラグをソートするには、現在のソート・オプション(「フラグの日付」または「メッセージの日付」)をクリックしてから、ソート基準およびソート順序(「昇順」または「降順」)を選択します。
重要な用語やデータに注意を向けるために、メッセージでハッシュタグを使用でき、その用語やトピックに関連するすべてのコンテンツを簡単に検索できるようになります。たとえば、グループで人気のあるトピックとして割引があるが、割引はディーラ・インセンティブ、キャッシュバック取引、季節割引など、様々な形式で表される可能性があります。どうすれば、これらのすべてのことについての各個人の発言を検索できるでしょうか。ハッシュタグを使用します。自分または同僚がなんらかの形の割引について発言するたびに、ハッシュタグ#discounts
を付けます。その後、 #discounts
を検索し、ハッシュタグが付けられ、そうでなければ関連付けられない、会話とウォールのすべてのメッセージのリストを取得します。
ハッシュタグの追加
単に用語の前に#を入力することで、1つ以上のハッシュタグを任意のメッセージ(コメント、返信、注釈およびドキュメント・メッセージ)に追加できます。#と1文字以上を入力してハッシュタグの入力を開始すると、既存のハッシュタグ(前に使用されたハッシュタグ)が選択肢として表示されます。
ハッシュタグには、AからZ、aからz、0から9、および_の文字を含めることができます。
ハッシュタグには(#を除き)最大25文字を使用できます。
誰かとチャットするには、まずその人のプロファイル・ウォールにアクセスする必要があります。
メッセージに関連付けられたプロファイル・ピクチャまたは名前をクリックし、その人のプロファイル・ウォールを開きます。
ウオールで「1対1」をクリックします。
メッセージを入力します。
その人が現在チャットできない状態の場合は、その人がソーシャル・ネットワークで次にアクティブになったときに、そのメッセージを見ることになります。
グループを表示する手順は次のとおりです。
ランディング・ページまたは「ナビゲータ」メニューから「ソーシャル」パネルを開きます。
「メニュー」をクリックし、「グループ」を選択します。
「表示オプション」で、ビューを調整するために次のフィルタを選択します。
自分に関連: 自分がメンバーであるグループ
お気に入り: お気に入りとしてマークしたグループ
ミュート済: ミュートしたグループ
リストされたグループをクリックして、そのウォールを開きます。
会話に複数の個人を同時に追加するには、グループを使用します。
会話に複数の個人を同時に追加する手順
アプリケーションでビジネス・オブジェクトを開きます。
ビジネス・オブジェクトの詳細領域で、「ソーシャル」リンクをクリックしてそのオブジェクトのウォールを開きます。
「会話メンバーの表示」アイコンをクリックして、現在のメンバーのリストを開きます。
リストの最上部で「管理」ボタンをクリックし、「メンバーの管理」ダイアログを開きます。
「グループと連絡先」リストからグループを選択し、「追加」をクリックしてそのグループを「現在のメンバー」リストに追加します。
「保存」をクリックします。
グループのメンバーを追加または削除する手順は次のとおりです。
グループ・ウォールで「メンバー」アイコンをクリックし、「管理」をクリックします。
「メンバーの管理」ダイアログで、追加する場合は右の列、削除する場合は左の列に、グループと個人を移動します。[Ctrl]を押しながらクリックして、複数の個人またはグループを選択します。
個人またはグループの名前の一部を入力して検索し、ポップアップ表示されるリストから選択することもできます。
管理者がユーザーの招待を許可するようにシステムを構成している場合は、Oracle Social Networkユーザー以外のユーザーを追加できます。個人の電子メール・アドレスを検索ボックスに入力し、「"%EMAIL_ADDRESS%"を招待」をクリックします。招待を送信するかどうかを尋ねられたら、「OK」をクリックします。変更内容を保存すると、Oracle Social Networkへの参加を招待する電子メールがその個人に送信されます。
デフォルトでは、連絡先のリストが表示されます。タブをクリックして、次のようにビューを変更します。
連絡先: 連絡先のリストを表示します。
グループ: グループのリストを表示します。
グループの名前、説明またはピクチャを編集する手順は次のとおりです。
グループを開きます。
「詳細な会話オプション」アイコンをクリックし、「プロファイルの編集」をクリックします。
必要に応じて、グループの名前または説明を編集します。
グループのピクチャを変更するには、そのピクチャをクリックしてから「写真のアップロード」を選択します。.gif、.pngまたは.jpgファイルを選択します。写真は150x150ピクセルにスケール調整されます。
グループのピクチャを削除し、デフォルトのアバターのみを使用する場合は、ピクチャをクリックし、「写真の削除」を選択します。
自分が属するグループは、自分が作成していなくても非アクティブ化できます。グループを非アクティブ化することで、他の会話に追加されることがなくなり、そのウォールへの新しい投稿が無効化され、グループは「グループ」パネルの「非アクティブ」リストに移動されます。非アクティブ・グループは、すでに属している会話から削除されることはありません。
グループを非アクティブ化するには、グループを開き、「詳細な会話オプション」アイコンをクリックし、「グループの非アクティブ化」を選択します。非アクティブ・グループを表示するには、フィルタ・リストで「非アクティブ」を選択します。
グループを再アクティブ化するには、非アクティブ・グループを開き、「詳細な会話オプション」アイコンをクリックし、「グループのアクティブ化」を選択します。
「会話」、「ソーシャル・オブジェクト」、コレクションまたはグループのリストの表示中に、項目名の隣にある「会議」アイコンをクリックします。項目が開き、その会議に直接移動します。
または、「会話」やウォールの表示中に、バナーの「参加」をクリックするか、「詳細な会話オプション」アイコンをクリックしてから、Web会議に参加を選択します。
会議に再度参加するには、「会話」またはウォールに戻り、バナーの「再度参加」をクリックするか、「詳細な会話オプション」アイコンをクリックしてから、会議へ再度参加 を選択します。
コレクションを使用して、関連する複数の会話およびウォールを簡単にアクセスできるリストにまとめることができます。同じ問題について論じているか、同じビジネス・オブジェクトに関連しているか、自分が最もよく訪問している会話やウォールを、グループにまとめる必要が生じることがあります。
特に追跡するべき会話が多い場合に、コレクションを利用して会話を整理できます。各コレクションにはそれぞれ専用のウォールがあり、コレクションの所有者も他のメンバーも、コレクションに関連のあるメッセージやドキュメントをそのウォールに投稿できます。コレクションは、自分専用にしておくことも、他のメンバーを追加することもできます。最初にコレクションを作成してから、会話およびウォールをそのコレクションに追加します。
会話をグループにまとめる手順
アプリケーションの上部で「ソーシャル」アイコンをクリックして「メニュー」をクリックし、「コレクション」を選択します。
「コレクション」ページで、「新規コレクション」をクリックします。
コレクションの名前を入力して「OK」をクリックします。
コレクションで「新規会話」をクリックして、コレクションの「関連」リストに新しい会話を追加します。
会話の名前を入力し、「OK」をクリックして新規会話を保存して開きます。
メッセージやドキュメントを投稿したり、他の会話関連のタスクを実行できます。新規会話の追加を続ける場合は、「戻る」ボタンをクリックしてコレクションのリスト表示に戻ります。
関連アイテムとは、表示しているソーシャル・オブジェクトまたはコレクションに追加されているアイテムです。会話、個人のウォール、グループのウォール、その他のソーシャル・オブジェクトまたはコレクションが含まれます。
ランディング・ページまたは「ナビゲータ」メニューから「ソーシャル」パネルを開きます。
「メニュー」をクリックし、「コレクション」またはソーシャル・オブジェクト・タイプを選択します。
コレクションまたはソーシャル・オブジェクトを開き、「関連」タブをクリックします。
「追加」をクリックし、次のいずれかのオプションを選択して、現在のソーシャル・オブジェクトまたはコレクションに追加します。
新規会話: 名前の入力、可視性の設定およびメンバーの追加によって、新しい会話を作成します。
既存のアイテム: 次のオプションを使用して、既存のアイテムを選択します。
アイテムに関して検索する検索語を入力します。
「最近」をクリックして、最近アクセスしたアイテムから選択します。
「お気に入り」をクリックして、お気に入りとしてマークしたアイテムから選択します。
会話をパブリックにします。「会話」リストに「使用可能」フィルタを適用すると(会話の「関連」タブにある「表示オプション」メニューから)、パブリックな会話が表示されます。そのソーシャル・ネットワークにログインできる人は誰でも、パブリックな会話の中のメッセージを読めます。パブリックな会話のメンバーになるには、その会話に参加する必要があります。
会話をあらゆる人にとって使用可能にする手順
アプリケーションの上部にあるソーシャル」アイコンをクリックします。
「メニュー」をクリックし、タイプとして「会話」または「コレクション」を選択します。
リストされた会話またはコレクションをクリックします。
「詳細な会話オプション」メニューから「会話の公開」または「コレクションの公開」を選択します。
確認ダイアログで「OK」をクリックします。
会話またはコレクションを会話メンバーのみが見られるように制限できます。
アプリケーションの上部にあるソーシャル」アイコンをクリックします。
「メニュー」をクリックし、タイプとして「会話」または「コレクション」を選択します。
リストされた会話またはコレクションをクリックします。
会話またはコレクションのウォールで、「会話メンバーの表示」をクリックします。
メンバーのリストの最上部で、「管理」ボタンをクリックします。
「メンバーの管理」ダイアログで、「メンバーにのみ表示」を選択します。
メンバーにしたくない個人またはグループがある場合は、「現在のメンバー」リストからその個人またはグループを選択して「グループと連絡先」リストに移動します。
「保存」をクリックします。
会話からの個人の削除は追加と同じ方法、つまり「メンバーの管理」ダイアログを使用して行えます。
会話から個人を削除する手順
アプリケーションの上部にある「ソーシャル」アイコンをクリックして「メニュー」をクリックし、表示する対象としてすべてまたは会話、コレクションまたは特定のタイプのソーシャル・オブジェクトを選択します。
リスト内の会話、コレクションまたはソーシャル・オブジェクトをクリックして開きます。
コレクションとソーシャル・オブジェクトの場合は、「関連」タブをクリックしてリスト内の会話をクリックするという方法もあります。
「会話メンバーの表示」アイコンをクリックして、現在のメンバーのリストを開きます。
リストの最上部で「管理」ボタンをクリックし、「メンバーの管理」ダイアログを開きます。
個人またはグループを選択して「現在のメンバー」列から「グループと連絡先」に移動します。
「保存」をクリックします。
オブジェクト・リストに、表示しないアイテム(自分に適用されない会話など)が含まれていたり、最近のアクティビティや電子メールのダイジェストに、関心がないアイテムについての更新が表示される場合、これらのアイテムをミュートできます。アイテムをミュートすると、そのアイテムおよびそのアクティビティはビューに表示されなくなります。表示されなくなるのみで、引き続き存在します。(唯一の例外はミュートされたアイテムのメッセージにフラグを設定している場合で、その場合は通知設定に基づいて電子メールで引き続きアラートされます。)
アイテムをミュートする手順は次のとおりです。
ランディング・ページまたは「ナビゲータ」メニューから「ソーシャル」パネルを開きます。
「メニュー」をクリックし、「会話」、「コレクション」、「グループ」またはソーシャル・オブジェクト・タイプのいずれかのタイプを選択します。
アイテムをクリックして開きます。
「詳細な会話オプション」アイコンをクリックし、「ミュート」を選択します。
バナーが最上部に表示され、そのアイテムがミュートされていることを示します。
アイテムをミュート解除する手順は次のとおりです。
ランディング・ページまたは「ナビゲータ」メニューから「ソーシャル」パネルを開きます。
「メニュー」をクリックし、「会話」、「コレクション」、「グループ」またはソーシャル・オブジェクト・タイプのいずれかのタイプを選択します。
「表示オプション」をクリックし、「ミュート」を選択します。
アイテムをクリックして開きます。
アイテムがミュートされていることを示すバナーで、「ミュート解除」をクリックします。
バナーを終了している場合は、「詳細な会話オプション」アイコンをクリックし、「ミュート解除」を選択します。
会話およびウォールを閉じて、それらに誰もメッセージを投稿できないようにすることができます。
完了した会話を終了する手順
アプリケーションの上部で、ソーシャル」アイコンをクリックします。
このビューの上部で「メニュー」をクリックし、タイプとして「会話」、「コレクション」または「ソーシャル・オブジェクト」を選択します。
リストされた会話、コレクションまたはソーシャル・オブジェクトをクリックし、その詳細ビューを開きます。
「詳細な会話オプション」メニューから、現在のオブジェクト・タイプに適したアクションを選択します。
会話 - 会話のクローズ
コレクション - コレクションのクローズ
ソーシャル・オブジェクト - <Social Object name>
のクローズ
オプションで、要約を入力します。
「クローズ」をクリックします。
オフラインでの表示や、特定の時点のレコードの保持など、ある時点で、ウォールまたは会話のアーカイブをダウンロートする必要がある場合があります。アーカイブは、.zipファイル形式です(ウォールまたは会話にちなんだ名前が付けられています)。HTMLファイル(デフォルトでindex.htmlという名前が付けられています)内のメンバー、メッセージおよび返信のリスト、およびウォールまたは会話に追加されたすべてのドキュメントが含まれます。
ウォールまたは会話のアーカイブをダウンロードする手順は次のとおりです。
ウォールまたは会話を開きます。
「詳細な会話オプション」アイコンをクリックし、「ダウンロード」を選択し、ファイルを保存します。
アーカイブを使用する手順は次のとおりです。
ファイルをコンピュータに解凍します。
index.htmlを開きます。
ドキュメント・リンクをクリックすると、.zipファイルに含まれるドキュメントのコピーが開きます。index.html内のその他のすべてのリンク(ユーザー名、お気に入り、返信など)からは、完全バージョンのOracle Social Networkがブラウザで開きます。
アイテムの名前を変更する手順は次のとおりです。
ランディング・ページまたは「ナビゲータ」メニューから「ソーシャル」パネルを開きます。
「メニュー」をクリックし、タイプとして「会話」、「コレクション」または「グループ」を選択します。
アイテムをクリックして開きます。
「詳細な会話オプション」アイコンをクリックし、現在のオブジェクト・タイプに適したアクションをクリックします。
会話: 会話の名前変更
コレクション: コレクションの名前変更
グループ: グループの名前変更
新しい名前を入力し、「OK」をクリックします。
アプリケーションの上部にある「ソーシャル」アイコンをクリックし、「全体表示で開く」アイコンをクリックして、現在のページをソーシャル・ネットワークの拡張表示で開きます。
あるいは、会話、コレクションまたはウォールで「詳細な会話オプション」メニューを開き、「全体表示で開く」を選択します。
ソーシャル・ネットワークには独自のキーボード・ショートカットがあり、キーボード・ナビゲーションがサポートされています。これらが機能するためには、アプリケーション内のソーシャル・ネットワーク領域にフォーカスがある必要があります。ショートカットのリストを見るには、キーボードの[?]キーを押します。
キーボード・ショートカットは次のタイプのアクションで使用できます。
アプリケーション: これらのショートカットは、アプリケーション内で適用可能なすべての場所で使用できます。 たとえば、[ESC]はメニュー内またはダイアログ内以外では機能しません。また、リスト以外の場所で[j]または[k]を押しても機能しません。
ジャンプ: これらのショートカットはアプリケーション内のどこでも使用できます。別のビューへ移動したり、現在のビュー内でナビゲートすることができます。
リスト・アクション: これらのショートカットは、現在フォーカスがあるリスト項目に対して使用します。
会話/ウォール・アクション: これらのショートカットは、会話内およびウォールに対して使用します。
一部のショートカットは現在のフォーカスとは関係なく機能します([t]、[b]、[o]、[u]など)。
一部のショートカットは、現在のフォーカスによってその機能が異なります([m]や[v]など)。
会話内では、これらのショートカットはそれぞれ、すべてのメッセージを既読としてマークし、会話をお気に入りとしてマーク/マーク解除します。
フォーカスがメッセージにある場合、これらのショートカットはそれぞれ、当該メッセージを既読としてマークし、当該メッセージをお気に入りとしてマーク/マーク解除します。
一部のショートカットは会話に対して機能しますがウォールに対しては機能しません。また、一部のショートカットはその逆です。
メッセージ・アクション: これらのショートカットは、現在フォーカスがあるメッセージに対して使用します。
投稿および返信入力アクション: これらのショートカットは、投稿領域および返信入力領域で使用します。
役立つ情報を次に示します。
ソーシャル・オブジェクトの詳細ページからウォールを開いた場合は「メニュー」ボタンが表示されませんが、他の場所から開いた場合はウォールに「メニュー」ボタンが表示されます。
[↑]キーと[↓]キーを使用して、リスト項目とメッセージの間を移動できます。
[Shift] + [Enter]を押すと、会話メッセージの場合と同様に、リスト項目の要素へナビゲートできます。
アクセシビリティ機能につていは、次のような既知の問題があります。
「メンバーの管理」ダイアログで、スクリーン・リーダーが検索結果内でのナビゲーションを認識できないことがあります。たとえば、[↓]キーを使用して検索結果リスト内の誰かへナビゲートしても、スクリーン・リーダーがリスト内のその名前を読み上げない場合があります。さらに、検索結果から誰かを現行ユーザー・リストに追加しても、スクリーン・リーダーがそのできごとを検出できない場合があります。
スクリーン・リーダーは会話内またはウォール上の注釈メッセージを読み上げますが、そのメッセージがドキュメント・プレビュー内のどこにあるかを説明することはできません。注釈付きのドキュメント・プレビューは、基本的にはマーク付きのドキュメントのピクチャであり、スクリーン・リーダーはピクチャを読み取れないためです。
ソーシャル・ネットワークを提供するOracle Social Networkアプリケーションは、他の環境でも使用できます。これには、ブラウザ、電話、デスクトップおよびMicrosoft Outlookアプリケーションが含まれます。モバイル・バージョンは、アプリケーション・ストア(iPhone/iPadの場合はApple、Androidの場合はGoogle Play)からダウンロードできます。デスクトップおよびOutlook向けのバージョンは、ソーシャル・ネットワークの全体表示を開いたときに表示される「ダウンロード」ページからダウンロードできます。
会話、ウォールまたはリストの上の方にある疑問符のアイコンをクリックします。ヘルプ・センターが開き、ソーシャル・ネットワーク内で可能なあらゆる操作の実行方法を調べられます。