就業者アサイメントの値セットでのフレックスフィールド・パラメータの構成
フレックスフィールド・セグメントの値セットを作成するときに、アサイメントまたは雇用関係属性を入力パラメータとして使用します。パラメータを使用すると、アサイメントまたは雇用関係属性に基づいて、アサイメント付加フレックスフィールド(DFF)の値リストを柔軟に制御できます。次のユース・ケースについて考えてみます。
Vision India社は、就業者のアサイメントでジョブおよびジョブ専門を取得し、選択されたジョブに基づいてジョブ専門の値をフィルタしようとしています。これを実現するために、同社は次のことを行います。
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ジョブ拡張可能フレックスフィールド(EFF)を使用してジョブ専門を定義し、ジョブとジョブ専門の間に1対多の関係を提供します。
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ユーザーが就業者のアサイメントでジョブ専門のリストから選択できるようにします。ジョブ専門は、選択したアサイメント・ジョブのジョブEFFを使用して定義されます。
タスクの概要
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ジョブEFFを設定します。
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アサイメントDFFを設定します。
ジョブEFFの設定
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次の値を使用して、複数行EFFをジョブ・レベルで定義します。
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名前: ジョブ専門
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タイプ: 複数行EFF
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データ型: 文字
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表の列: JEI_INFORMATION1 (使用可能な任意の列を使用できます)
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EFFを定義したら、それぞれのジョブについて必要な値を移入します。
アサイメントDFFの設定
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ジョブをパラメータとして使用して、アサイメントDFFで使用する値セットを作成します。
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タスク「値セットの管理」に移動します。
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「値セットの作成」ページで、次の値を入力します。
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値セット・コード: ジョブ専門
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モジュール: 「雇用」を検索して選択します
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検証タイプ: 表
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値データ型: 文字
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「FROM句」フィールドに、次の構文を入力します。
PER_JOB_EXTRA_INFO_F
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「値列名」フィールドに、JEI_INFORMATION1 (またはジョブEFFの作成中に定義した列)を入力します。
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「WHERE句」フィールドに、次の構文を入力します。
Job_ID = :{PARAMETER.JOB_ID} AND JEI_INFORMATION_CATEGORY = 'Job Speciality' and INFORMATION_TYPE = 'EIT'
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前のステップで定義した値セットを使用して、アサイメントDFFを作成します。
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「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
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機能領域: ワークフォース情報
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タスク: 雇用付加フレックスフィールドの管理
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「雇用付加フレックスフィールドの管理」ページで、PER_ASG_DF行を選択し、「処理」メニューの「編集」をクリックします。
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「アサイメント属性」行を選択し、「処理」メニューの「編集」をクリックします。
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「グローバル・セグメント」領域で「作成」(+)アイコンをクリックし、次の値を入力してセグメントを作成します。
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名前: ジョブ専門
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データ型: 文字
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前のステップで定義した値セットを使用します。
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フレックスフィールドをデプロイします。
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雇用フローのアサイメント・セクションで、新しく定義したフレックスフィールドの値が、選択したジョブと、ジョブ設定で定義したジョブ専門の値に基づいてフィルタされていることを確認します。