アサイメント・ステータスの設定方法
各アサイメントには、アサイメント・ステータスが含まれています。アサイメント・ステータスには、HRステータス、給与ステータスおよびオプションのユーザー・ステータスが含まれます。HRステータスおよび給与ステータスの値はアサイメント・ステータスにリンクされており、アサイメント・ステータスが変更されると自動的に設定されます。
次の表に、3つのステータスの値をまとめます。
アサイメント・ステータス |
HRステータス |
給与ステータス |
---|---|---|
アクティブ - 給与適格 |
アクティブ |
処理 |
アクティブ - 給与なし |
アクティブ |
対象外 |
アクティブ - 支給時処理 |
アクティブ |
支給時処理 |
アクティブ - 変動処理エレメント・エントリの処理 |
アクティブ |
変動処理エレメント・エントリの処理 |
休止 - 給与適格 |
休止 |
処理 |
休止 - 給与なし |
休止 |
対象外 |
休止 - 支給時処理 |
休止 |
支給時処理 |
休止 - 変動処理エレメント・エントリの処理 |
休止 |
変動処理エレメント・エントリの処理 |
非アクティブ - 給与適格 |
非アクティブ |
処理 |
非アクティブ - 給与なし |
非アクティブ |
対象外 |
非アクティブ - 支給時処理 |
非アクティブ |
支給時処理 |
非アクティブ - 変動処理エレメント・エントリの処理 |
非アクティブ |
変動処理エレメント・エントリの処理 |
アサイメント・ステータス
アサイメントを作成または編集するときに、変更を分類し、次のステップを決定する処理を選択します。一部の処理では、アサイメント・ステータスが自動的に変更されます。たとえば、アサイメントを作成すると、そのステータスは自動的に「アクティブ - 給与適格」に設定されます。同じ処理により、HRステータスが「アクティブ」に設定され、給与ステータスが「処理」に設定されます。それ以外の場合、アサイメント・ステータスを直接設定する必要があります。
独自のアサイメント・ステータスを作成するには、ホーム・ページの「自分のクライアント・グループ」→「ワークフォース・ストラクチャ」の下にある「アサイメント・ステータス」クイック処理を使用します。
雇用関連処理のデフォルト・アサイメント・ステータスを設定できます。これを行うには、アサイメント・ステータスに関連付けられているすべての国が、処理タイプに関連付けられている国と一致することを確認します。構成後、選択した処理タイプのアサイメント・ステータスが雇用ページにデフォルト設定されます。
アサイメント・ステータスは、報酬、ワークフォース・ストラクチャ、採用などの処理タイプではなく、雇用に関連する処理タイプにのみ適用可能です。
グローバル異動、グローバル臨時アサイメント、臨時アサイメントの場合、宛先アサイメントにデフォルトのアサイメント・ステータスが適用されます。
給与ステータス
「支給時処理」給与ステータスは、支給項目がある給与期間中にのみ給与が処理されることを示します。「支給時処理」ステータスは通常、支払が発行されない場合に税の払戻を停止するために、累計課税処理基準を使用する国で使用されます。「変動処理エレメント・エントリの処理」ステータスは、変動処理エレメントのアクティブなエレメント・エントリのみが処理されることを示します。「変動処理エレメント・エントリの処理」ステータスは通常、退職従業員に対する1回払いのために使用されます。
ユーザー・ステータス
「設定および保守」作業領域の「アサイメント・ステータスの管理」タスクを使用して、各アサイメント・ステータス値に1つ以上のユーザー名を定義できます。1つのHRステータスに対して複数のユーザー・ステータスが存在する場合は、そのHRステータスに対応するデフォルト・ステータスとして、1つのユーザー・ステータスを指定する必要があります。デフォルトのユーザー・ステータスを指定しない場合は、デフォルトのアサイメント・ステータスがアサイメントに添付されます。たとえば、アサイメントを作成すると、そのステータスは自動的にHRステータス「アクティブ」に対応するデフォルト・アサイメント・ステータスに設定されます。