ワークフロー・タスクを再割当または委任する対象の制限
ユーザーが特定のワークフロー・タスクを再割当または委任すると、デフォルトで任意のユーザーを選択できます。これは、不在の場合に割当済のタスクがどうなるかを制御する休暇ルールを定義している場合でも適用されます。プロファイル・オプションを作成して設定し、ユーザーが同じ雇用主の他の個人に対してのみ、または特定の雇用主からのみ、タスクを再割当または委任できるようにします。
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このデータ制限は、Oracle HCM Cloudで従業員として定義されているユーザーにのみ適用されます。
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この設定は、ユーザーが特定のワークフロー・タスクに関する詳細情報を要求するUIや、承認グループの作成時などにワークフロー構成の一部としてユーザーを選択するUIには適用されません。
開始する前に
セキュリティ管理者が、セキュリティ・プロファイルを定義し、カスタム・ジョブ・ロールに割り当てることで、従業員データ全般の可用性をすでに制限していることを確認します。
プロファイル・オプションの作成
以下を実行します。
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「設定および保守」作業領域で、オファリングの「アプリケーション拡張」機能領域の「アプリケーション・コア・プロファイル・オプションの管理」タスクに移動します。
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「アプリケーション・コア・プロファイル・オプションの管理」ページで、「新規」アイコンをクリックします。
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「プロファイル・オプションの作成」ページで、プロファイル・オプション・コードとしてBPM_RESTRICT_WORKFLOW_USERS_BY_SECURITY_POLICYと入力します。
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後でプロファイル・オプションの検索に役立つ、覚えやすい表示名を入力します。
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「アプリケーション」リストから、「共通作業設定」を選択します。
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「モジュール」リストから「アプリケーション共通」を選択します。
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開始日を指定します。
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「保存してクローズ」をクリックします。
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「アプリケーション・コア・プロファイル・オプションの管理」ページの「検索結果: プロファイル・オプション」サブセクションで、新しいプロファイル・オプションが選択されていることを確認します。
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「<プロファイル・オプション>: プロファイル・オプション・レベル」サブセクションで、サイト・レベルの「使用可能」チェック・ボックスと「更新可能」チェック・ボックスを選択します。
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作業内容を保存します。
プロファイル・オプションの設定
「設定および保守」作業領域で、「アプリケーション拡張」機能領域の「アプリケーション・コア管理者プロファイル値の管理」タスクに移動します。プロファイル・オプションをサイト・レベルで設定し、プロファイル値としてYを指定します。