ワークフォース・ストラクチャの企業レベル構成

ワークフォース・ストラクチャの様々な構成オプション、および企業レベルのワークフォース・ストラクチャごとの最小検索文字構成を見てみましょう。

ワークフォース・ストラクチャの構成オプション

ワークフォース・ストラクチャ関連オプションは、「設定および保守」作業領域の「企業HCM情報の管理」タスクを使用して、企業レベルで構成できます。この表は、各オプションの説明とデフォルト値を示しています。

オプション 摘要 デフォルト値
デフォルト事業所国

事業所の国は、企業レベルでデフォルト設定できます。これにより、「事業所詳細」(「追加」)クイック処理から、国フィールド(「メイン住所」)で選択した国がデフォルト設定されます。

国の値が企業の設定でデフォルト設定されていない場合、デフォルトの国は米国です

なし
デフォルト評価方式 企業レベルでデフォルト評価方式を設定でき、これによって、指定した評価方式がジョブとポジションの両方にデフォルト設定されます なし
ガイド付きフロー: 先日付のレコード検証

このオプションを使用して、セルフサービス・ワーク・ストラクチャ関連ページを使用して、ユーザーが先日付のレコードがあるワーク・ストラクチャを更新できるかどうかを制御できます。次の値から選択できます。

  • なし: 検証は表示されません。
  • エラー: ワーク・ストラクチャに先日付のレコードがあり、ユーザーがワーク・ストラクチャを更新できないことを示すエラー・メッセージが表示されます。
  • 警告: ワーク・ストラクチャに先日付のレコードがあることを示す警告メッセージが表示されます。ユーザーは、メッセージを無視してトランザクションを続行することを選択できます。
なし
初期ポジション・コード

コードを自動生成する場合は、企業の初期ポジションを指定できます。

アプリケーションでは、自動ポジション・コード設定を使用して作成する最初のレコードにこの番号が使用され、後続のレコードには、番号が1ずつ増加されます。デフォルトでは、初期コードは1です。

1
初期ジョブ・コード

コードを自動生成する場合は、企業の初期ジョブを指定できます。

アプリケーションでは、自動ジョブ・コード設定を使用して作成する最初のレコードにこの番号が使用され、後続のレコードには、番号が1ずつ増加されます。デフォルトでは、初期コードは1です。

1
ジョブ・コード生成方法

ジョブのワークフォース・ストラクチャのコードを生成できます。「ワークフォース・ストラクチャ」作業領域の「企業HCM情報の管理」タスクを使用して、企業のジョブのコード生成方法を構成します。

ジョブ・コードは、次の3つの方法のいずれかで作成できます。

  • 手動で
  • 送信前に自動的に
  • 最終保存時に自動的に
なし
ポジション・コード生成方法

ポジションのワークフォース・ストラクチャのコードを生成できます。「ワークフォース・ストラクチャ」作業領域の「企業HCM情報の管理」タスクを使用して、企業のポジションのコード生成方法を構成します。

ポジション・コードは、次の3つの方法のいずれかで作成できます。

  • 手動で
  • 送信前に自動的に
  • 最終保存時に自動的に
なし

最小検索文字

「設定および保守」作業領域で「企業HCM情報の管理」タスクを使用して、ワークフォース・ストラクチャ・オブジェクトの最小検索文字数を定義できます。

最小検索文字数は名前およびコードを検索する際に使用され、各検索ページではオブジェクトに指定した数に応じて検索されます。パフォーマンス上の理由から、最小値は1です。

ノート: 組織に多数の部門があり、詳細な部門ストラクチャが構成されている場合、部門の検索には3文字使用することをお薦めします。ただし、部門数が少ない場合は、値を1文字に設定すると検索が容易になります。
ワークフォース・ストラクチャ 推奨される最小検索文字 デフォルト値
等級 1 なし
等級ラダー 1 なし
等級レート 1 なし
ジョブ 2 なし
ジョブ・ファミリ 1 なし
事業所 1 なし
組織 3 なし
ポジション 2 なし