アップロードのすぐ後にワークフロー通知に変更を適用
構成可能なワークフロー通知は、ユーザーがより高いパフォーマンスを得られるように24時間ごとにリフレッシュされます。ただし、レポート、サブテンプレートまたはデータ・モデルを変更した場合は、変更内容をテストできるように、すぐに適用できます。プロファイル・オプションを作成して、通知をBIカタログにアップロードした後に通知に変更が反映されるタイミングを制御します。通知の構成が完了したら、同じプロファイル・オプションを使用してリフレッシュを24時間ごとに戻し、パフォーマンスを最適化します。ただし、そうしない場合でも、プロファイル・オプションを設定してから8時間を経過すると、リフレッシュは自動的に24時間にリセットされます。
リフレッシュを制御するプロファイル・オプションの作成
プロファイル・オプションは、すべてのワークフロー・タスク、製品ファミリまたは製品に適用できます。必要なスコープに基づいて、プロファイル・オプションに特定の形式に従ったプロファイル・オプション・コードがあることが必要です。
スコープ |
プロファイル・オプション・コード |
例 |
---|---|---|
グローバル |
BIP_CLIENT_REFRESH_TIME |
BIP_CLIENT_REFRESH_TIME |
製品ファミリ |
BIP_CLIENT_REFRESH_TIME_<FAMILY> |
|
製品 |
BIP_CLIENT_REFRESH_TIME_<FAMILY>_<PRODUCT> |
|
スコープが小さいプロファイル・オプションが優先されます。たとえば、グローバル・スコープを持つプロファイル・オプションAと、製品スコープを持つプロファイル・オプションBがあります。特定の製品の通知を現在構成している場合は、プロファイル・オプションBを使用して、その製品についてのみリフレッシュ時間を調整します。ただし、プロファイル・オプションAに基づき、他のすべての製品の構成可能なその他すべての通知ではリフレッシュは24時間のままです。プロファイル・オプションBは、その1つの製品についてのみプロファイル・オプションAよりも優先されます。
これで、プロファイル・オプションを作成する準備ができました。
-
「設定および保守」作業領域で、オファリングの「アプリケーション拡張」機能領域の「アプリケーション・コア・プロファイル・オプションの管理」タスクに移動します。
-
「アプリケーション・コア・プロファイル・オプションの管理」ページで、「新規」アイコンをクリックします。
-
「プロファイル・オプションの作成」ページで、必要なスコープに対応する形式でプロファイル・オプション・コードを入力します。
-
後でプロファイル・オプションの検索に役立つ、簡単に覚えられる表示名を入力します。
-
「アプリケーション」リストから、「Oracle Middleware Extensions for Applications」を選択します。
-
「モジュール」リストから「アプリケーション・コア」を選択します。
-
開始日を指定します。
-
「保存してクローズ」をクリックします。
-
「アプリケーション・コア・プロファイル・オプションの管理」ページの「検索結果: プロファイル・オプション」サブセクションで、新規プロファイル・オプションが選択されていることを確認します。
-
<プロファイル・オプション>: 「プロファイル・オプション・レベル」サブセクションで、サイト・レベルの「使用可能」チェック・ボックスと「更新可能」チェック・ボックスを選択します。
-
作業内容を保存します。
リフレッシュ間隔の設定
「設定および保守」作業領域で、「アプリケーション拡張」機能領域の「アプリケーション・コア管理者プロファイル値の管理」タスクに移動します。サイト・レベルでプロファイル・オプションを設定し、リフレッシュ間隔に分単位で15以上を入力します。たとえば、15と入力した場合、変更はBIカタログにアップロードしてから15分後に通知に適用されます。
変更の実行とテストが完了したら、プロファイル・オプションを1440 (24時間に相当する分数)に戻します。それを忘れてプロファイル・オプションを8時間を超えてそのままにしてしまった場合でも心配の必要はありません。その時点で、プロファイル・オプションは1440分にリセットされます。