文書レコードのディープ・リンク
ディープ・リンクを使用して、メニュー構造をナビゲートせずにページを開くことができます。ビジネス・インテリジェンス・レポートまたは会社のWebサイトにディープ・リンクを追加すると、ユーザーはそれらのリンクを単にクリックするのみで、追加のクリックやナビゲーションなしで、使用する必要があるアプリケーション・ページに直接移動できます。使用可能なすべてのディープ・リンクを「ディープ・リンク」作業領域で確認できます。NONEアクションが割り当てられたものなど、一部のディープ・リンクはそのまますぐに使用できます。VIEWアクションが割り当てられたディープ・リンクなど、他のディープ・リンクを使用するには、リンクの詳細を編集する必要があります。
文書レコードのディープ・リンクでは、次のパラメータを使用できます。
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個人ID
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個人番号
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文書タイプID
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システム文書タイプ
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モード - 「文書レコード」ページのモード。Create、ViewまたはListのいずれかを指定できます
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文書タイプ読取り専用 - pModeをCREATEとして渡す場合、渡す必要があります。YまたはNのいずれかを指定できます。
- ディープ・リンク・ページで直接パラメータを必要とするディープ・リンクをクリックしないでください。
- アクセス権がないまたは文書タイプが非アクティブであるディープ・リンクで文書タイプにアクセスしようとすると、例外が発生します。
この表は、「ディープ・リンク」作業領域で使用可能な文書レコード・ディープ・リンクを示しています。
ディープ・リンク |
目的 |
ObjKeyが必要ですか。(Y/N) |
ObjKeyパラメータの名前と説明 |
ObjKeyパラメータ値 |
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文書レコード(DOCUMENT_RECORDS_ANY,NONE) |
個人検索がない、個人の「文書レコード」ページを開きます ノート: これは、HR担当者とマネージャの両方で同じです。
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Y |
pPersonId: 個人の一意識別子。 pPersonNumber: 個人を一意に識別する番号。 ノート: pPersonIdまたはpPersonNumberのいずれかが必要です。
pDocumentTypeId: 特定の文書レコードの文書タイプの一意識別子。 pSystemDocType: 特定の文書レコードのシステム文書タイプの一意識別子 ノート: pDocumentTypeIdまたはpSystemDocTypeパラメータを渡すことができます。いずれのパラメータも渡さない場合、すべての文書タイプが「文書レコード」ページに表示されます。
pMode: 「文書レコード」ページのモード 3つの値を指定できます。 CREATE: 文書レコードの追加ページを開きます VIEW: 指定したタイプの文書レコードが存在する場合は、それを開きます。それ以外の場合はリスト・ビューを開きます。 LIST: 「文書レコード」リスト・ページを開きます ノート: pModeを渡さない場合は、LISTがデフォルト・モードとして渡されます。
pDocTypeReadOnly: pModeをCREATEとして渡す場合、渡す必要があります。YまたはNの2つの値を指定でき、Nがデフォルト値です。 Yの場合、文書レコードの追加ページで「文書タイプ」フィールドが読取り専用になります。それ以外の場合は編集可能です。 |
pPersonId: PER_PERSONS表またはPER_ALL_PEOPLE_F表のPERSON_ID列 pPersonNumber: PERSON_NUMBER PER_ALL_PEOPLE_F表 pDocumentTypeId: HR_DOCUMENT_TYPES_VLのDOCUMENT_TYPE_ID列 pSystemDocType: HR_DOCUMENT_TYPES_VLのSYSTEM_DOCUMENT_TYPE列 |
文書レコード(MANAGER_DOCUMENT_RECORDS,NONE) |
このディープ・リンクはマネージャ用です。これは、マネージャが直属の部下を検索し、「文書レコード」ページを開くことができる個人検索ページを表示します。 |
Y |
pDocumentTypeId: 特定の文書レコードの文書タイプの一意識別子。 pSystemDocType: 特定の文書レコードのシステム文書タイプの一意識別子 ノート: pDocumentTypeIdまたはpSystemDocTypeパラメータを渡すことができます。いずれのパラメータも渡さない場合、すべての文書タイプが「文書レコード」ページに表示されます。
pMode: 「文書レコード」ページのモード。 次の3つの値を指定できます。 CREATE: 文書レコードの追加ページを開きます VIEW: 指定したタイプの文書レコードが存在する場合は、それを開きます。それ以外の場合はリスト・ビューを開きます LIST: 「文書レコード」リスト・ページを開きます ノート: pModeを渡さない場合は、LISTがデフォルト・モードとして渡されます。
pDocTypeReadOnly: pModeをCREATEとして渡す場合、渡す必要があります。YまたはNの2つの値を指定でき、Nがデフォルト値です。 Yの場合、文書レコードの追加ページで「文書タイプ」フィールドが読取り専用になります。それ以外の場合は編集可能です。 |
pDocumentTypeId: HR_DOCUMENT_TYPES_VLのDOCUMENT_TYPE_ID列 pSystemDocType: HR_DOCUMENT_TYPES_VLのSYSTEM_DOCUMENT_TYPE列 |
文書レコード(HR_DOCUMENT_RECORDS,NONE) |
このディープ・リンクはHR担当者用です。これは、HR担当者が自分の組織を検索し、「文書レコード」ページを開くことができる個人検索ページを表示します。 |
Y |
pDocumentTypeId: 特定の文書レコードの文書タイプの一意識別子。 pSystemDocType: 特定の文書レコードのシステム文書タイプの一意識別子 ノート: pDocumentTypeIdまたはpSystemDocTypeパラメータを渡すことができます。いずれのパラメータも渡さない場合、すべての文書タイプが「文書レコード」ページに表示されます。
pMode: 「文書レコード」ページのモード。 次の3つの値を指定できます。 CREATE: 文書レコードの追加ページを開きます VIEW: 指定したタイプの文書レコードが存在する場合は、それを開きます。それ以外の場合はリスト・ビューを開きます LIST: 「文書レコード」リスト・ページを開きます ノート: pModeを渡さない場合は、LISTがデフォルト・モードとして渡されます。
pDocTypeReadOnly: pModeをCREATEとして渡す場合、渡す必要があります。YまたはNの2つの値を指定でき、Nがデフォルト値です。 Yの場合、文書レコードの追加ページで「文書タイプ」フィールドが読取り専用になります。それ以外の場合は編集可能です。 |
pDocumentTypeId: HR_DOCUMENT_TYPES_VLのDOCUMENT_TYPE_ID列 pSystemDocType: HR_DOCUMENT_TYPES_VLのSYSTEM_DOCUMENT_TYPE列 |
文書レコード(DOCUMENT_RECORDS,NONE) |
サインインしたユーザーの「文書レコード」ページを開きます。 |
Y |
該当なし |
該当なし |
文書レコードの作成(EMP_CREATE_DOCUMENT_RECORDS,NONE) |
サインインしたユーザーの「文書レコードの作成」ページを表示します。 |
N |
該当なし |
該当なし |
文書提供プリファレンス(EMP_DOC_DELIVERY_PREF,NONE) |
サインインしたユーザーの「文書レコード」ページを開きます。 |
N |
該当なし |
該当なし |
文書提供プリファレンス(MGR_DOC_DELIVERY_PREF,NONE) |
このディープ・リンクはマネージャ用です。これは、マネージャが直属の部下を検索し、「文書提供プリファレンス」ページを開くことができる個人検索ページを表示します。 |
N |
該当なし |
該当なし |
文書提供プリファレンス(HR_DOC_DELIVERY_PREF,NONE) |
これはHR担当者用です。これは、HR担当者が自分の組織を検索し、「文書提供プリファレンス」ページを開くことができる個人検索ページを表示します。 |
N |
該当なし |
該当なし |
この表は、様々な文書レコード・ディープ・リンクのターゲット・オーディエンスおよびセキュリティ要件を示しています。
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pod.oraclecloud.comのインスタンスをポッド名に置き換えます。
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PersonNumberおよびPersonIDを実際の個人番号およびIDに置き換えます。この例では、これらをサンプル値で示しています。
ディープ・リンク |
対象者 |
セキュリティ要件 |
例 |
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文書レコード(DOCUMENT_RECORDS_ANY,NONE) |
従業員、マネージャ、HR |
機能セキュリティ:
データ・セキュリティ:
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個人番号を使用したリスト・モード
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文書レコード(MANAGER_DOCUMENT_RECORDS,NONE) |
マネージャ |
機能セキュリティ:
データ・セキュリティ:
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パラメータを使用しない場合
パラメータを使用する場合
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文書レコード(HR_DOCUMENT_RECORDS,NONE) |
HR |
機能セキュリティ:
データ・セキュリティ:
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パラメータを使用しない場合
パラメータを使用する場合
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文書レコード(DOCUMENT_RECORDS,NONE) |
従業員、マネージャ、HR |
機能セキュリティ:
データ・セキュリティ:
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文書レコードの作成(EMP_CREATE_DOCUMENT_RECORDS,NONE) |
従業員、マネージャ、HR |
機能セキュリティ:
データ・セキュリティ:
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文書提供プリファレンス(EMP_DOC_DELIVERY_PREF,NONE) |
従業員、マネージャ、HR |
機能セキュリティ:
データ・セキュリティ:
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文書提供プリファレンス(MGR_DOC_DELIVERY_PREF,NONE) |
マネージャ、HR |
機能セキュリティ:
データ・セキュリティ:
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文書提供プリファレンス(HR_DOC_DELIVERY_PREF,NONE) |
従業員、マネージャ、HR |
機能セキュリティ:
データ・セキュリティ:
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