コンシューマ・アプリケーションへの個人およびアサイメントの変更の通信方法

個人およびアサイメントの詳細を変更し、それらの情報をOracle Fusion Global Human Resourcesと同期するときに、他のOracle Fusionアプリケーションに通知する必要がある場合があります。

個人およびアサイメントの詳細に対する変更をコンシューマ・アプリケーションと共有するには、「個人レコードの同期化」プロセスを実行する必要があります。このプロセスにより、コンシューマ・アプリケーションがリスニングするHCMイベントのChangedPersonDetailsが生成されます。プロセスの開始時に、開始日と終了日を指定できます。プロセスでは、指定された開始日と終了日の間に行われた変更に対するイベントが生成されます。日付を指定しない場合、プロセスはシステム日付に実行され、その日付に行われた変更に対してイベントを生成します。

個人レコードを毎日変更する場合は、(開始日と終了日を指定せずに)毎日1回1日の終わりに実行するように「個人レコードの同期化」をスケジュールすることをお薦めします。このプロセスを1日に複数回実行する必要はありません。

ノート: 「HCMの共存」環境では、個人レコードをOracle Fusionに初めてアップロードした後で、「個人レコードの同期化」を実行できます。このプロセスを実行するときには、開始日(最も古い個人レコードの開始日)および終了日(システム日付)を指定します。それ以降、個人レコードをロードするときには、(開始日と終了日を指定せずに)システム日付で「個人レコードの同期化」を実行します。毎日実行されるようにプロセスをスケジュールしないでください。

コンシューマ・アプリケーションに通知される変更

「個人レコードの同期化」を実行すると、次の個人およびアサイメントの詳細を変更したときにChangedPersonDetailsイベントが生成されます。

  • 個人詳細:

    • 名前

    • 勤務先Eメール

    • 電話番号

    • イメージ

    • 勤務日

  • アサイメント詳細:

    • ジョブ

    • ポジション

    • 部門

    • 就業事業所

    • 就業事業所住所

    • マネージャ

    • 作業タイプ

ノート:
  • 次の既存の個人詳細を変更した場合は、ChangedPersonDetailsイベントは生成されません。

    • ジョブ

    • ポジション

    • 部門

    • 就業事業所

    • 就業事業所住所

  • このイベントは、従業員データまたは派遣就業者データが変更された場合にのみ生成されます。次のような場合のデータ変更に対しては生成されません。

    • 応募日(現在の日付)の時点での前従業員レコードおよび前派遣就業者レコードに対する変更。

    • 将来の採用日または開始日を持つ従業員レコードに対する変更。