配信オプションの設定

アラートは、アラートの定義時に指定された通知方法に基づいて受信者に配信されます。Eメールの式が指定されている場合、通知はEメールで配信されます。ユーザー名の式が指定されている場合、通知はEメールとワークリストの両方で配信されます。

実行時には、受信者のユーザー言語プリファレンスに基づいてワークリスト通知が送信されます。対応する言語テンプレートが見つからない場合、アラート・コンポーザではデフォルト言語でテンプレートが使用されます。

カスタムの送信元アドレスでのDKIMおよびDMARCのサポート

スパム・フィルタが会社にかわってOracle HCM Cloudによって送信されたEメール通知をブロックしないように、次のインターネット標準を使用して、受信Eメール通知が信頼できるソースから送信されていることを確認します。

  • Sender Policy Framework (SPF): ドメインのEメールを送信できるサーバーを指定します。
  • DomainKeys Identified Mail (DKIM): メッセージ・コンテンツが信頼できるものであり、変更されていないことを確認します。
  • Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance (DMARC): ドメインで疑わしい受信Eメールを処理する方法を指定します。

Oracle HCM Cloudから送信されたデフォルトのEメールの送信元アドレス(podname@workflow.mail.xyz.oraclecloud.comなど)を会社固有の送信元アドレスに変更する必要がある場合は、My Oracle SupportのOCI上のFusion CloudでのDKIMのサポート(ドキュメントID 2702234.1)のドキュメントで指定されている必要なSRプロセスのステップに従う必要があります。

この取込みでは、会社固有の送信元アドレスに必要なDKIM機能およびDMARC機能をサポートする新しいクラウド通知構造(CNS)を活用するために、ポッドがOracle Cloud Infrastructure (OCI)に存在する必要があります。

現在のサポートは、アウトバウンドEメール通知を送信する様々なアプリケーションで、単一のカスタムの送信元アドレスのみを対象としています。