等級による給与変更の承認レベルの決定

給与承認は、ChangeSalaryApprovalTaskワークフローを使用して制御します。デフォルト・ワークフローを構成して、様々な必須承認レベルを設定する方法を次に示します。この例では、必須レベルは等級によって異なります。依頼者の等級がXの場合は、1レベルの承認のみが必要です。依頼者の等級がYの場合は、2レベルの承認が必要です。

シナリオ

「設定および保守」作業領域の「人材管理のタスク構成の管理」タスクを使用して、承認ワークフローを編集します。「割当先」タブで次のステップを完了します。

  1. 依頼者の等級がXの場合のルールを作成します。

    1. 次のIF式を作成します。

      Task.payload.Requestor's Assignment.result.grade.toUpperCase() is "X"
    2. 「THEN」フィールドに、次のように値を入力します。

      「THEN」フィールド

      リスト・ビルダー

      スーパーバイザ

      レスポンス・タイプ

      必須

      このレスポンス・タイプは、通知を情報のみではなく、処理可能にします。

      レベル数

      1

      開始参加者

      HierarchyBuilder.getManager("supervisory",Task.payload.transactionApprovalRequest.Requestor,-1,null,null)

      最上位の参加者

      HierarchyBuilder.getManager("supervisory",Task.payload.transactionApprovalRequest.Requestor,-1,null,null)

      自動処理の有効化

      False

      自動処理

      null

      ルール名

      1LevelforGradeX
  2. 依頼者の等級がYの場合のルールを作成します。

    1. 次のIF式を作成します。

      Task.payload.Requestor's Assignment.result.grade.toUpperCase() is "Y"
    2. 「THEN」フィールドに、次のように値を入力します。

      「THEN」フィールド

      リスト・ビルダー

      スーパーバイザ

      レスポンス・タイプ

      必須

      このレスポンス・タイプは、通知を情報のみではなく、処理可能にします。

      レベル数

      2

      開始参加者

      HierarchyBuilder.getManager("supervisory",Task.payload.transactionApprovalRequest.Requestor,-1,null,null)

      最上位の参加者

      HierarchyBuilder.getManagerOfHierarchyPrincipal("supervisory",HierarchyBuilder.getManager  ("supervisory",Task.payload.transactionApprovalRequest.Requestor,-1,null,null))

      自動処理の有効化

      False

      自動処理

      null

      ルール名

      2LevelsforGradeY