拡張可能フレックスフィールドの概要

拡張可能フレックスフィールド(EFF)ビジネス・オブジェクトを使用して、拡張可能フレックスフィールドに対するオートコンプリートの検証ルールを作成できます。拡張可能フレックスフィールドは、追加情報で指定されたコンテキストおよび属性で指定されたセグメントを構成するために使用できる、構成可能な拡張スペースを提供します。現時点では、追加アサイメント情報のみをオートコンプリートで使用できます。

通常これらのコンテキストは、アサイメント値に基づいて保持等級セグメントなどのセグメント値を検証するために使用されます。フレックスフィールドの検証とオートコンプリートの検証を同じコンテキストに対し、同時に有効にしないことをお薦めします。

拡張可能フレックスフィールドに対してオートコンプリートのルールを作成する場合、最初にビジネス・オブジェクトのリストから拡張可能フレックスフィールドを選択し、次にフレックスフィールド名、最後にコンテキスト・コードを選択する必要があります。コンテキスト・コードは、ご使用の環境で作成およびデプロイされるコンテキストのリストに対応しています。

オートコンプリートでEFFを使用し始める前に、拡張可能フレックスフィールドを更新してオフラインでデプロイする必要があります。これにより、オートコンプリートのルールですべてのコンテキストおよびセグメントが使用できるようになります。この操作は、EFFのオートコンプリートのルールの作成を開始する前に1回実行する必要があります。コンテキストを作成または更新すると、ユーザーが新規または更新されたコンテキストをデプロイしたときに、オートコンプリートのルールが新しい値で更新されます。