米国の退職(定年他)従業員レポート情報カードのロードに関するガイドライン

退職(定年他)従業員のレポート情報カードの退職(定年他)従業員レポート情報コンポーネントは、Forms 1099-R関連のオプション情報を提供します。

Form 1099-Rのデータを保守する退職(定年他)従業員ごとに計算カード・レコードを作成します。既存の計算カードを更新する際、計算カード自体を更新しない場合でも、ファイル内の他の関連データをグループ化するために計算カード・レコードを含めてください。

レポート情報計算カード属性

退職(定年他)従業員のレポート情報計算カードでは、次の属性が使用されます:

HCMデータ・ローダー属性 代替ユーザー・キー属性 機能説明
SourceSystemId CardSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName レポート情報計算カードの一意の識別子。新しい計算カードの場合は、ソース・キー属性を指定します。ユーザー・キー属性を使用して計算カードを識別することもできます。
SourceSystemOwner 該当なし ソース・システムIDの生成に使用するソース・システム所有者の名前。
LegislativeDataGroupName 該当なし 計算カードの国別仕様データ・グループの名前。
DirCardDefinitionName 該当なし カード定義の名前。「レポート情報」を指定します
CardSeqeunce 該当なし 従業員のカード定義に複数の計算カードが存在する場合に、このカードを一意に識別する番号。ソース・キーを使用する場合は不要です。
AssignmentId(SourceSystemId) AssignmentNumber ソース・システムIDを指定するか、この計算カードの対象の従業員アサイメントを特定するアサイメント番号を指定します。
EffectiveStartDate 該当なし 計算カードの開始日。

これらの属性はCalculationCardファイル弁別子に対して指定されます。

レポート情報のカード・コンポーネント属性

退職(定年他)従業員レポート情報カード・コンポーネントでは、次の属性が使用されます:

HCMデータ・ローダー属性 代替ユーザー・キー属性 機能説明
SourceSystemId CardSequence、ComponentSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName、DirCardCompDefName RetireeReporting情報カード・コンポーネントの一意の識別子。新しいカード・コンポーネントの場合は、ソース・キー属性を指定します。ユーザー・キー属性を使用してカード・コンポーネントを識別することもできます。
SourceSystemOwner 該当なし ソース・システムIDの生成に使用するソース・システム所有者の名前。
LegislativeDataGroupName 該当なし カード・コンポーネント定義の国別仕様データ・グループの名前。
DirCardId(SourceSystemId) CardSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName

親のレポート情報計算カードは、計算カードの識別に使用されるキー・タイプと同じキー・タイプを使用して識別する必要があります。

ソース・キーを使用する場合は、この属性に計算カードのSourceSystemId属性に指定された値を指定します。または、ユーザー・キー属性に親の計算カードと同じ値を指定します。
EffectiveStartDate 該当なし

退職(定年他)従業員レポート情報カード・コンポーネントの開始日。通常は従業員の開始日。レポート情報計算カード上のEffectiveStartDateと同じである必要があります。

既存の退職(定年他)従業員レポート情報カード・コンポーネントを更新する場合、有効開始日はコンポーネントの元の開始日である必要があります。

EffectiveEndDate 該当なし カード・コンポーネントの終了日はオプションです。
DirCardCompDefName 該当なし コンポーネント定義名。退職(定年他)従業員レポート情報を指定します。
ComponentSequence 該当なし 同一のDirCardCompDefNameを持つカード・コンポーネントが複数存在する場合に、このカード・コンポーネントを一意に識別する番号。ソース・キーを使用する場合は不要です。
Context1 該当なし 退職(定年他)従業員の税レポート・ユニットのサロゲートID。指定した国別仕様の税レポートユニットをサロゲートID値とともに抽出するレポートについては、Cloud Customer Connectのトピック「テンプレート: BI Publisherレポート: 国別仕様別の税レポート・ユニット」を参照してください。

これらの属性はCardComponentファイル弁別子に対して指定されます。また、親のレポート情報カードのCalculationCardレコードも一緒に指定する必要があります。

退職(定年他)従業員レポート情報の値定義

この表には、退職(定年他)従業員レポート情報カード・コンポーネントに適用される値定義が記載されています。

値定義名 機能説明
口座番号 受取人の支払者勘定科目。元の受取人1099-R上で一意の識別子として使用できる番号を入力します。
年金パーセント 年金契約が複数受取人一括分配の一部である場合は、パーセントを入力します。値を数値で指定します(10%の場合は10など)。
FATCA申告要件 FATCA申告要件は、銀行が1099-INTフォームを発行する場合です。YまたはNを指定します。
指定Roth拠出の初年 指定のRoth拠出を行った最初の年。2018など、4桁の年を指定します。
判別不可の課税対象金額 従業員分配の課税対象金額を支払者が判別できませんでした。YまたはNを指定します。
合計分配 合計分配。YまたはNを指定します。
合計分配パーセント 複数名で分割する場合の合計分配のパーセント。値を数値で指定します(10%の場合は10など)。
従来、SEPまたはSIMPLE IRA 従業員が従来型、SEPまたはSIMPLE IRAから定期支給を受けています。YまたはNを指定します。

計算値定義属性

計算値定義レコード・タイプでは、値を上書きする値定義の名前を指定します。計算値定義レコード・タイプでは、次の属性が使用されます:

HCMデータ・ローダー属性 代替ユーザー・キー属性 機能説明
SourceSystemId CardSequence、ComponentSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName、DirCardCompDefName 計算値定義レコードの一意の識別子。新しいレコードの場合は、ソース・キー属性を指定します。ユーザー・キー属性を使用して計算値定義レコードを識別することもできます。
SourceSystemOwner 該当なし ソース・システムIDの生成に使用するソース・システム所有者の名前。
LegislativeDataGroupName 該当なし カード・コンポーネント定義の国別仕様データ・グループの名前。
SourceId(SourceSystemId) CardSequence、ComponentSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName、DirCardCompDefName

親の退職(定年他)従業員レポート情報カード・コンポーネントは、カード・コンポーネントの識別に使用されるキー・タイプと同じキー・タイプを使用して参照する必要があります。ソース・キーを使用する場合は、この属性にカード・コンポーネントのSourceSystemId属性に指定された値を指定します。または、ユーザー・キー属性に親のカード・コンポーネントと同じ値を指定します。

EffectiveStartDate 該当なし 親の退職(定年他)従業員レポート情報カード・コンポーネントの開始日、または計算値定義が開始する日付(遅い場合)。
DirCardCompDefName 該当なし 親の退職(定年他)従業員レポート情報カード・コンポーネントの定義名。
ValueDefinitionName 該当なし 上書きされる値の名前。このカード・コンポーネントで使用できる値定義は前述のとおりです。

これらの属性はCalculationValueDefinitionファイル弁別子に対して指定されます。また、親の地方税情報カード・コンポーネントのCardComponentレコードと、これを所有するレポート情報カードのCalculationCardレコードも一緒に指定する必要があります。

地方税情報の入力可能計算値属性

入力可能計算値は値定義の上書き値を指定します。これは、上書き対象の値定義が定義されている計算値定義レコードを参照します。

入力可能計算値レコード・タイプでは、次の属性が使用されます:

HCMデータ・ローダー属性 代替ユーザー・キー属性 機能説明
SourceSystemId CardSequence、ComponentSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName、DirCardCompDefName 入力可能計算値レコードの一意の識別子。新しいレコードの場合は、ソース・キー属性を指定します。ユーザー・キー属性を使用して計算値定義レコードを識別することもできます。
SourceSystemOwner 該当なし ソース・システムIDの生成に使用するソース・システム所有者の名前。
LegislativeDataGroupName 該当なし 上書き値の国別仕様データ・グループの名前。
ValueDefnIdSourceSystemId) CardSequence、ComponentSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName、DirCardCompDefName、ValueDefinitionName

親の計算値定義レコードを、計算値定義の識別に使用するキー・タイプと同じキー・タイプを使用して識別します。

ソース・キーを使用する場合は、この属性に計算値定義のSourceSystemId属性に指定された値を指定します。または、ユーザー・キー属性に親のレコードと同じ値を指定します。
EffectiveStartDate 該当なし 親の計算値定義レコードの有効開始日、または有効日履歴を指定する場合は上書き値の更新の開始日。
EffectiveEndDate AssignmentNumber 上書き値のオプションの終了日、または有効日履歴を指定する場合は有効日変更の最終日。
Value1 該当なし 親の計算値定義レコードによって識別される値定義の値。

レポート情報カード関連付け属性

カード関連付けレコードは、関連付け対象のレポート情報カードの計算カード・レコードとともに指定する必要があります。

カード関連付けでは、次の属性が使用されます:

HCMデータ・ローダー属性 代替ユーザー・キー属性 機能説明
SourceSystemId CardSequence、TaxReportingUnitName、LegislativeDataGroupName、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName レポート情報カード関連付けの一意の識別子。新しいカード関連付けの場合は、ソース・キー属性を指定します。ユーザー・キー属性を使用してカード・コンポーネントを識別することもできます。
SourceSystemOwner 該当なし ソース・システムIDの生成に使用するソース・システム所有者の名前。
DirCardId(SourceSystemId) CardSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName

親のレポート情報計算カードは、計算カードの識別に使用されるキー・タイプと同じキー・タイプを使用して識別する必要があります。

ソース・キーを使用する場合は、この属性に計算カードのSourceSystemId属性に指定された値を指定します。または、ユーザー・キー属性に親の計算カードと同じ値を指定します
EffectiveStartDate 該当なし カード関連付けの開始日または、有効日履歴を指定する場合はカード関連付けの更新の開始日。これは、レポート情報計算カードに指定されたEffectiveStartDate以降である必要があります。
LegislativeDataGroupName 該当なし カード定義の国別仕様データ・グループの名前。カード関連付けの識別にソース・キーを使用する場合でも、LegislativeDataGroupName属性を指定して税レポート・ユニットを識別する必要があります。
TaxReportingUnitName 該当なし 源泉徴収税計算カードに関連付ける税レポート・ユニットの名前。

これらの属性はCardAssociation弁別子に対して指定されます。

カード関連付け詳細

カード関連付け詳細レコードは、退職(定年他)従業員レポート情報カード・コンポーネントを退職(定年他)従業員のアサイメントに関連付けます。

退職(定年他)従業員に複数の給与アサイメントがある場合は、各給与アサイメントに対してカード関連付け詳細レコードを指定します。

カード関連付け詳細レコード・タイプでは、次の属性が使用されます:

HCMデータ・ローダー属性 代替ユーザー・キー属性 機能説明
SourceSystemId CardSequence、TaxReportingUnitName、LegislativeDataGroupName、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName カード関連付け詳細レコードの一意の識別子。新しいカード関連付けの場合は、ソース・キー属性を指定します。ユーザー・キー属性を使用してカード・コンポーネントを識別することもできます。
SourceSystemOwner 該当なし ソース・システムIDの生成に使用するソース・システム所有者の名前。
LegislativeDataGroupName 該当なし カード定義の国別仕様データ・グループの名前。
DirCardId(SourceSystemId) CardSequence、TaxReportingUnitName、LegislativeDataGroupName、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName

親のカード関連付けレコードは、カード関連付けに指定したキー・タイプと同じキー・タイプを使用して識別する必要があります。

ソース・キーを使用する場合は、この属性にカードの関連付けSourceSystemId属性に指定された値を指定します。または、ユーザー・キー属性に親のカード関連付けと同じ値を指定します。
EffectiveStartDate 該当なし カード関連付けの有効開始日。
EffectiveEndDate 該当なし カード関連付けの有効終了日。
DirCardCompId(SourceSystemId) CardSequence、ComponentSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName、DirCardCompDefName 退職(定年他)従業員レポート情報カード・コンポーネントを識別します。
AssociationAssignmentId(SourceSystemId) AssociationAssignmentNumber カード・コンポーネントに関連付ける従業員のアサイメントを識別します。

これらの属性はCardAssociationDetail弁別子に対して指定されます。