州所得税カード・コンポーネントのロードに関するガイドライン

州所得税カード・コンポーネントを使用して、従業員の州所得税計算に影響する情報を取り込みます。

州所得税カード・コンポーネント階層

州所得税カード・コンポーネントでは、州所得税組織情報フレックスフィールド・コンテキストが使用されます。このデータは、コンポーネント詳細レコード・タイプを使用してロードされます。ペンシルベニア州の場合、PA外勤務地のPA住民税の計算値定義の上書きも指定できます。これは、計算値定義および入力可能計算値レコード・タイプを使用してロードされます。

これらの各レコード・タイプに指定する属性は、税レポートおよび給与法定ユニットの計算ルール・カードのロードに関するガイドラインのトピックを参照してください。

カード・コンポーネント

カード・コンポーネントを定義するときに、カード・コンポーネントおよびコンポーネント詳細レコードのDirCardCompDefName属性に州所得税の値を指定します。

共通のカード・コンポーネント属性に加えて、州の情報を指定する必要があります:

HCMデータ・ローダー属性 機能説明
Context1 米国の州を識別するジオコード番号。Cloud Customer Connectのトピック「レポート: 米国州、郡および市区町村地理コード」を参照してください。

コンポーネント詳細属性

コンポーネント詳細レコードの共通属性に加えて、次のフレックスフィールド・コンテキストに必要なフレックスフィールド・セグメント属性値を含めます:

  • 州所得税組織情報(HRX_US_ORG_STATE_INCOME_TAX)

このフレックスフィールド・コンテキストのフレックスフィールド・セグメント属性名は、「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクを使用して確認できます。

州所得税値定義

州所得税カード・コンポーネントでは、値定義を使用して上書き値を指定します。

値定義名 機能説明
PA外勤務地のPA住民税の計算 ペンシルベニア外で勤務するペンシルベニア州住民の地方税を優遇措置として源泉徴収するには、この値をYに設定します。