米国標準控除項目のカード・コンポーネントのロード
このトピックでは、標準控除項目のカード・コンポーネントの作成方法に関する一般的なガイダンスを示します。
すべての標準控除項目は、同一の標準控除項目カード上の個別のカード・コンポーネントとして作成されます。各従業員に対して標準控除項目カードが1つのみ用意されます。
このトピックでは、標準控除項目のカード・コンポーネントの作成方法に関する一般的なガイダンスを示します。ロードする特定の標準控除項目タイプに関するトピックも参照してください。
一般的なカード・コンポーネント階層: 標準
控除項目:
値定義が計算値定義および入力可能計算値のレコード・タイプを使用して指定されるのと同じように、カード・コンポーネント名はエレメント構成によって定義されます。
ロードするフレックスフィールド・コンテキストは、標準控除項目タイプおよびエレメント構成によって異なります。
カード・コンポーネント属性
HCMデータ・ローダー属性 | 代替ユーザー・キー属性 | 機能説明 |
---|---|---|
SourceSystemOwner | 該当なし | ソース・システムIDの生成に使用するソース・システム所有者の名前。 |
SourceSystemId | CardSequence、ComponentSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName、DirCardCompDefName | 標準控除項目カード・コンポーネントの一意の識別子。新しいカード・コンポーネントの場合は、ソース・キー属性を指定します。ユーザー・キー属性を使用してカード・コンポーネントを識別することもできます。 |
LegislativeDataGroupName | 該当なし | カード・コンポーネント定義の国別仕様データ・グループの名前。 |
DirCardId(SourceSystemId) | CardSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName | 親の標準控除項目計算カードは、計算カードの識別に使用されるキー・タイプと同じキー・タイプを使用して識別する必要があります。 ソース・キーを使用する場合は、この属性に計算カードのSourceSystemId属性に指定された値を指定します。または、ユーザー・キー属性に親の計算カードと同じ値を指定します |
EffectiveStartDate | 該当なし | カード・コンポーネントの開始日。通常は従業員の開始日。標準控除項目計算カード上のEffectiveStartDateと同じである必要があります。 既存の標準控除項目カード・コンポーネントを更新する場合、有効開始日はコンポーネントの元の開始日である必要があります。 |
EffectiveEndDate | 該当なし | カード・コンポーネントの終了日はオプションです |
DirCardCompDefName | 該当なし | コンポーネント定義名。エレメント・テンプレートによって生成されたエレメントの名前を指定します。 |
ComponentSequence | 該当なし | 同一のDirCardCompDefNameを持つカード・コンポーネントが複数存在する場合に、このカード・コンポーネントを一意に識別する番号。ソース・キーを使用する場合は不要です。 |
Context1 | 該当なし | 指定する値は、標準控除項目のタイプによって異なります。ロード対象の関連する標準控除項目タイプの例のトピックを参照してください。 |
Context2 | 該当なし | 指定する値は、標準控除項目のタイプによって異なります。ロード対象の関連する標準控除項目タイプの例のトピックを参照してください。 |
Subpriority | 該当なし | 生成されたデフォルト優先度を上書きするオプションの値。 |
コンポーネント詳細属性
コンポーネント詳細レコード・タイプを使用して、フレックスフィールド・セグメントにデータをアップロードできます。
ここで定義する属性に加えて、標準控除項目タイプ固有フレックスフィールド・コンテキストに必要なフレックスフィールド・セグメント属性値を含めます。
HCMデータ・ローダー属性 | 代替ユーザー・キー属性 | 機能説明 |
---|---|---|
SourceSystemOwner | 該当なし | ソース・システムIDの生成に使用するソース・システム所有者の名前。 |
SourceSystemId | CardSequence、ComponentSequence、DirInformationCategory、LegislativeDataGroupName、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、DirCardCompDefName | コンポーネント詳細の一意の識別子。新しいコンポーネント詳細レコードの場合は、ソース・キー属性を指定します。ユーザー・キー属性を使用してカード・コンポーネントを識別することもできます。 |
LegislativeDataGroupName | 該当なし | カード・コンポーネント定義の国別仕様データ・グループの名前。 |
DirCardCompId(SourceSystemId) | CardSequence、ComponentSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName、DirCardCompDefName | 親の標準控除項目カード・コンポーネントを、親レコードの識別に使用するキー・タイプと同じキー・タイプを使用して参照する必要があります。 ソース・キーを使用する場合は、この属性にカード・コンポーネントのSourceSystemId属性に指定された値を指定します。または、ユーザー・キー属性に親のカード・コンポーネントと同じ値を指定します。 |
EffectiveStartDate | 該当なし | コンポーネント詳細の開始日または、有効日履歴を指定する場合はコンポーネント詳細の更新の開始日。これは、標準控除項目カード・コンポーネントに指定されたEffectiveStartDate以降である必要があります。 |
EffectiveEndDate | 該当なし | コンポーネント詳細のオプションの終了日、または有効日履歴を指定する場合は有効日変更の最終日。 |
DirCardCompDefName | 該当なし | この詳細の対象のカード・コンポーネントの名前。これはフレックスフィールド・コンテキストの識別に使用されるもので、ソース・キーを使用して親カード・コンポーネントを識別する場合でも指定する必要があります。 |
DirInformationCategory | 該当なし | フレックスフィールド・コンテキストのコード(例: INVLN_DEDN_PAYEE_DETAILS)。フレックスフィールド・コンテキスト・コードは、「ビジネス・オブジェクトの表示」タスクの「フレックスフィールド属性」タブに表示されます。 |
FLEX:Deduction DeveloperDF | 該当なし | DirInformationCategory属性と同じ値を指定します。 |
標準控除項目コンポーネント詳細フレックスフィールド・コンテキスト
次の4つのフレックスフィールドは、すべての標準控除項目タイプに適用されます:
-
標準控除項目支払詳細(INVLN_DEDN_PAYEE_DETAILS)
-
標準控除項目ルール(INVLN_DEDN_SUPPORT_DATA)
-
米国標準控除項目データ(HRX_US_INV_DEDN_DATA)
-
米国標準控除項目連絡先情報(HRX_US_INV_DEDN_CONTACT_INFO_DATA)
- 米国標準控除項目子データ(HRX_US_INV_DEDN_CHILD_DATA)
- 計算カード・ビジネス・オブジェクトを検索し、オブジェクト名をクリックします。
- オブジェクト階層の「コンポーネント詳細」をクリックします。
- 「フレックスフィールド属性」タブを選択します。
- 各フレックスフィールド・コンテキストを検索し、リスト属性名および属性検証に使用する検証セットを確認します。
フレックスフィールド・セグメント参照検証属性
FLEX:Deduction DeveloperDF | 属性名 | 参照タイプ |
---|---|---|
HRX_US_INV_DEDN_DATA | _Filing_Status | ORA_HRX_US_INVOL_FILING_STATUS |
HRX_US_INV_DEDN_DATA | involDedEarnType | ORA_HRX_US_INVOL_EARN_TYPE |
INVLN_DEDN_SUPPORT_DATA | frequency | PAY_PROC_PERIOD_TYPE |
これらの属性に参照コード値を指定します。
計算値定義属性
標準控除項目カード・コンポーネントでは、値定義を使用して上書き値を指定します。
指定する値定義は、カード・コンポーネントで使用されるエレメントによって決まります。Cloud Customer Connectのトピックテンプレート: BI Publisherレポート: 米国 - 標準控除項目値定義を参照してください。
計算値定義レコード・タイプでは、値を上書きする値定義の名前を指定します。HCMデータ・ローダー属性 | 代替ユーザー・キー属性 | 機能説明 |
---|---|---|
SourceSystemOwner | 該当なし | ソース・システムIDの生成に使用するソース・システム所有者の名前。 |
SourceSystemId | CardSequence、ComponentSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName、DirCardCompDefName | 計算値定義レコードの一意の識別子。新しいレコードの場合は、ソース・キー属性を指定します。ユーザー・キー属性を使用して計算値定義レコードを識別することもできます。 |
LegislativeDataGroupName | 該当なし | カード・コンポーネント定義の国別仕様データ・グループの名前。 |
SourceId(SourceSystemId) | CardSequence、ComponentSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName、DirCardCompDefName | 親の標準控除項目カード・コンポーネントは、カード・コンポーネントの識別に使用されるキー・タイプと同じキー・タイプを使用して参照する必要があります。ソース・キーを使用する場合は、この属性にカード・コンポーネントのSourceSystemId属性に指定された値を指定します。または、ユーザー・キー属性に親のカード・コンポーネントと同じ値を指定します。 |
EffectiveStartDate | 該当なし | 親の標準控除項目カード・コンポーネントの開始日。または、計算値定義が開始する日付(遅い場合)。 |
DirCardCompDefName | 該当なし | 親の標準控除項目カード・コンポーネントの定義名。 |
ValueDefinitionName | 該当なし | 上書きされる値の名前。このカード・コンポーネントに適用される値定義のリストは、Cloud Customer Connectのトピックテンプレート: BI Publisherレポート: 米国 - 標準控除項目値定義に記載されています。 |
ValueType | 該当なし | レートまたは合計金額など、値定義のオプション・タイプ。参照タイプPAY_DED_OVERRIDE_TYPEからのコードを指定します。 |
これらの属性はCalculationValueDefinitionファイル弁別子に対して指定されます。また、親の標準控除項目カード・コンポーネントのCardComponentレコードと、これを所有する標準控除項目カードのCalculationCardレコードも一緒に指定する必要があります。
入力可能計算値属性
入力可能計算値は値定義の上書き値を指定します。これは、上書き対象の値定義が定義されている計算値定義レコードを参照します。
HCMデータ・ローダー属性 | 代替ユーザー・キー属性 | 機能説明 |
---|---|---|
SourceSystemId | CardSequence、ComponentSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName、DirCardCompDefName | 入力可能計算値レコードの一意の識別子。新しいレコードの場合は、ソース・キー属性を指定します。ユーザー・キー属性を使用して計算値定義レコードを識別することもできます。 |
SourceSystemOwner | 該当なし | ソース・システムIDの生成に使用するソース・システム所有者の名前。 |
LegislativeDataGroupName | 該当なし | 上書き値の国別仕様データ・グループの名前。 |
ValueDefnIdSourceSystemId) | CardSequence、ComponentSequence、AssignmentNumber、DirCardDefinitionName、LegislativeDataGroupName、DirCardCompDefName、ValueDefinitionName | 親の計算値定義レコードを、計算値定義の識別に使用するキー・タイプと同じキー・タイプを使用して識別します。ソース・キーを使用する場合は、この属性に計算値定義のSourceSystemId属性に指定された値を指定します。または、ユーザー・キー属性に親のレコードと同じ値を指定します。 |
EffectiveStartDate | 該当なし | 親の計算値定義レコードの有効開始日、または有効日履歴を指定する場合は上書き値の更新の開始日。 |
EffectiveEndDate | 該当なし | 上書き値のオプションの終了日、または有効日履歴を指定する場合は有効日変更の最終日 |
Value1 | 該当なし | 親の計算値定義レコードによって識別される値定義の値。 |
これらの属性はEnterableValueDefinitionファイル弁別子に対して指定されます。指定した各CalculationValueDefinitionレコードにEnterableValueDefinitionレコードを指定する必要があります。