パフォーマンス文書に含まれる目標の削除方法

パフォーマンス文書にパフォーマンス目標や育成目標を追加した担当者のロール、および目標を追加した場所によって、目標を削除できる対象者、および目標を削除できる場所が決まります。

パフォーマンス文書から目標を削除できるのは、マネージャおよび就業者だけです。その場合は、パフォーマンス文書から直接、手作業で目標を削除する必要があります。目標管理ビジネス・プロセスやキャリア開発ビジネス・プロセスで文書または就業者の目標を更新するときに、パフォーマンス文書から自動的に目標を削除するプロセスは存在しません。

次の表に、パフォーマンス目標や育成目標がパフォーマンス文書に追加されるシナリオ、およびその目標をパフォーマンス文書、目標管理ビジネス・プロセスおよびキャリア開発ビジネス・プロセスから削除できる対象者を示します。

シナリオ

説明(目標を削除できる人物)

マネージャは就業者のパフォーマンス文書で目標に対して就業者を評点付けします。

就業者はパフォーマンス文書から目標を削除できません。

就業者はパフォーマンス文書に目標を追加したか、目標管理ビジネス・プロセスまたはキャリア開発ビジネス・プロセスのどちらかで自分の目標リストに目標を追加しました。

就業者は、パフォーマンス文書から目標を削除でき、目標管理ビジネス・プロセスおよびキャリア開発ビジネス・プロセスで就業者の目標リストからも目標を削除できます。パフォーマンス文書から目標を削除しても、その目標は就業者の目標リストからは自動的に削除されません。

マネージャは、パフォーマンス文書から目標を削除できますが、目標管理ビジネス・プロセスまたはキャリア開発ビジネス・プロセスで就業者の目標リストから目標を削除することはできません。

就業者のマネージャはパフォーマンス文書に目標を追加したか、目標管理ビジネス・プロセスまたはキャリア開発ビジネス・プロセスで就業者の目標リストに目標を追加しました。

就業者はパフォーマンス文書から目標を削除できません。

マネージャは、パフォーマンス文書から目標を削除でき、目標管理ビジネス・プロセスまたはキャリア開発ビジネス・プロセスでも就業者の目標リストから目標を削除できます。パフォーマンス文書から目標を削除しても、その目標は就業者の目標リストからは自動的に削除されません。

HR担当者は、目標を特定のコンテンツ項目としてパフォーマンス・テンプレートに追加しましたが、その目標をパフォーマンス・テンプレートの必須項目としてはマークしていません。

就業者はパフォーマンス文書から目標を削除できません。

マネージャは、パフォーマンス文書から目標を削除でき、目標管理ビジネス・プロセスまたはキャリア開発ビジネス・プロセスでも就業者の目標リストから目標を削除できます。パフォーマンス文書から目標を削除しても、その目標は就業者の目標リストからは自動的に削除されません。

HR担当者は、目標を特定のコンテンツ項目としてパフォーマンス・テンプレートに追加し、その目標をパフォーマンス・テンプレートの必須項目としてマークしました。

就業者とマネージャのどちらも、パフォーマンス文書から目標を削除できません。

就業者のマネージャ以外の誰かが目標管理ビジネス・プロセスまたはキャリア開発ビジネス・プロセスで就業者の目標リストに目標を追加し、パフォーマンス・テンプレートの設定に基づいて就業者のパフォーマンス文書にもその目標を追加しました。

就業者とマネージャのどちらも、パフォーマンス文書から目標を削除できません。