パフォーマンス文書タイプの概要
パフォーマンス文書を作成するには、パフォーマンス文書タイプを作成し、パフォーマンス・テンプレートと関連付ける必要があります。就業者の評価に使用するパフォーマンス・テンプレートを区別するには、この文書タイプを使用します。
また、パフォーマンス文書タイプは、以下の決定にも使用できます。
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後続のパフォーマンス文書で、暫定評点を提供するパフォーマンス文書
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パフォーマンス文書に追加されたパフォーマンス目標の追加先目標プラン
この項では、パフォーマンス文書タイプの属性と、パフォーマンス・テンプレートとパフォーマンス目標プランで文書タイプがどのように使用されるかについて説明します。「設定および保守」作業領域の「パフォーマンス文書タイプ」タスクを使用します。
属性
名前と説明(省略可)のほか、以下の属性を構成できます。
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日付: 自、日付: 至: テンプレートで文書タイプを有効にするには、次のようにします。
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「日付: 自」は、パフォーマンス・テンプレートの「日付: 自」と同じか、それ以前にする必要があります。
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「日付: 至」は、パフォーマンス・テンプレートの「日付: 至」と同じか、それ以降にする必要があります。
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ステータス: パフォーマンス・テンプレートおよびパフォーマンス目標プランで利用できるようにするには、ステータスを「アクティブ」に設定します。いったん、テンプレートまたは目標プランで使用されると、「非アクティブ」には設定できなくなります。
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文書作成時の就業者によるマネージャの選択可能: 選択した場合、就業者は「パフォーマンス文書の作成」ダイアログ・ボックスで、直属のマネージャ以外のマネージャを検索し、選択できます。選択されたマネージャは、このパフォーマンス文書のマネージャになります。ただし、この設定よりも、この文書タイプを使用するパフォーマンス・テンプレートの「処理」タブにある「文書作成時の就業者によるマネージャの選択可能」チェック・ボックスの設定の方が優先されます。
パフォーマンス・テンプレートについて
すべてのパフォーマンス・テンプレートで、それに含めるパフォーマンス文書タイプを選択する必要があります。文書タイプはパフォーマンス・テンプレートの「一般」タブで選択します。
また、暫定評価で使用するパフォーマンス・テンプレートを構成する場合は、文書期間に関連付ける文書タイプを少なくとも1つ選択する必要があります。後続のパフォーマンス文書にどの暫定評点とコメントが表示されるかは、「文書期間」タブで選択した文書タイプとレビュー期間により決まります。これらの文書タイプに関連付けられたパフォーマンス文書の評点、コメント、またはこの両方(構成に応じて変わる)が、この文書に表示されます。
暫定パフォーマンス文書と最終的なパフォーマンス文書で同じ文書タイプを使うこともできますし、それぞれに独自のタイプを作成することもできます。
目標プランについて
パフォーマンス文書で目標プランを使用できるようにするには、目標プランを作成する際に目標プランに関連付ける文書タイプを選択する必要があります。この文書タイプと選択されたレビュー期間により、パフォーマンス文書に追加されたパフォーマンス目標の追加先となる目標プランが決まります。
たとえば:
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目標プランAはパフォーマンス文書タイプBに関連付けられている。
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パフォーマンス・テンプレートCの「一般」タブでは、パフォーマンス文書タイプBが文書タイプとして選択されている。
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パフォーマンス文書Dは、パフォーマンス・テンプレートCを使って作成されている。
就業者またはマネージャが、パフォーマンス文書Dにパフォーマンス目標を追加すると、目標が自動的に目標プランAへ追加されます。