「新規ユーザー・エクスペリエンスによるプロジェクト・プランニングの迅速化」機能のオプトインに関する考慮事項

プロジェクト・アプリケーション管理者が「新規ユーザー・エクスペリエンスによるプロジェクト・プランニングの迅速化」機能をオプトインした後は、プロジェクト・マネージャがプロジェクト・プランを簡単にスケジュールおよび管理できます。この機能がオプトインされたときに、プロジェクト・マネージャが使用できる拡張機能のリストを次に示します。

ノート: この機能をオプトインすると、「作業項目の管理」ページからイノベーション管理オブジェクト、コンセプト、提案および要件仕様にアクセスできます。
  • 依存関係および制約

    • 依存関係および制約を要約タスクに追加します。

    • すべてのタイプの依存関係および制約をマイルストンおよびゲートに追加します。

  • スケジューリング

    • プロジェクトを編集するにつれて、リアルタイムにスケジューリングされます。

    • タスクのリソース数に関係なく、リソース・カレンダを使用してタスクをスケジュールします。

    • 部分日スケジューリングは、最後の稼働日の一部の期間のみをタスクが占有する場合に発生し、その後続タスクが同じ日に開始されて、その日の残りの部分が使用されます。

  • リソース・プランニング

    • リソース割当の配賦を個別に指定します。

    • リソースをタスクに割り当てるときに、プロジェクト割当日、プロジェクト・ロール、コスト・レート、割当ステータスなどのリソース情報を表示します。

  • 主要なプロジェクト・プラン情報の追跡

    • クリティカル・パスを表示します。

    • 進捗ラインを表示します。

    • タイムラインを表示します。

    • 「プロジェクト・プランの管理」ページから実績財務工数およびコストを表示します。つまり、「財務実績工数」「財務プロジェクト通貨での実績総コスト」および「財務プロジェクト元帳通貨での実績総コスト」列を追加できます。

  • 成果物

    • 「タスク詳細」ダイアログ・ボックスでタスクの成果物を管理します。

    • 作業項目を使用して、タスク完了イベントを成果物に割り当てます。

  • 作業項目

    • 「タスク詳細」ダイアログ・ボックスで、成果物、ソーシング・ネゴシエーション、製品変更オーダー、品目および作業項目を管理します。

  • ナビゲーション

    • プロジェクト・プランの作業項目および成果物に表示される列が、「タスク詳細」ページに表示されるようになりました。

ただし、新しいプロジェクト・プランニング・エクスペリエンスを使用する場合は、いくつかの制限事項があります。現在、次のことはできません。

  • イノベーション管理作業項目の作業項目の管理。「作業項目の管理」ページを使用する必要があります。

  • 「プロジェクト・プランの管理」ページからOracle Social Networkへのアクセス。

  • 最初にプロジェクトに追加していないプロジェクト・エンタープライズ・リソースのタスクへの直接割当。

  • ページ・コンポーザを使用した、ページまたはダイアログ・ボックスの変更。

  • 値リスト・タイプ・フィールドとして付加フレックスフィールドを作成する場合の、検索ボックスや値リスト・ダイアログ・ボックスの作成。単純な値リスト・フィールドのみを作成できます。また、値リストには25個の値のみがフェッチされます。