タスク日と割当日の連携

プロジェクト・アプリケーション管理者は、プロジェクト・プランニング・オプションを定義するときに、タスク計画日とタスク割当日のオプションを指定できます。これらの設定により、タスクの計画日およびトランザクション日の設定方法と、タスク割当日の設定方法が決まります。

設定を表示するには、「設定および保守」作業領域で、「プロジェクト財務管理」オファリングの「プロジェクト・プラン・タイプの管理」ページを開きます。様々な設定を選択または選択解除した場合に発生する処理について説明します。

タスク計画日をタスク割当日として使用

このオプションを選択すると、タスク期間全体にわたってタスク割当が存続します。プロジェクト・マネージャが1月1日から5月31日までのタスク期間を設定し、タスク割当は2月1日から3月1日までであるとします。この場合、タスク割当は1月1日から5月31日まで存続します。

このオプションを選択しない場合、プロジェクト・マネージャはプロジェクト内でタスク割当日を設定し、個々のタスク日付を編集できます。

タスク計画日の自動積上

このオプションを選択すると、最下位レベルのタスクの計画日がタスク階層に沿って積み上げられます。この場合、次のようになります。

  • プロジェクト・マネージャは、最下位レベルのタスクの計画日のみを編集できます。

  • 要約レベルおよびプロジェクト・レベルの計画日は、最低レベルのタスクの最早開始日および最終終了日と等しくなります。

このオプションを選択しない場合、プロジェクト・マネージャはプロジェクト内でプロジェクト、要約および最下位レベルのタスク日付を編集できます。

タスク・トランザクション日と計画日の同期

このオプションを選択すると、計画日とタスク・トランザクション日が同期化されます。トランザクション日は常にタスクの計画日と一致し、日付修正バッファとして指定した日数が加算または減算されます。

バッファ値

意味

プラス

トランザクションをタスクに賦課できる、計画開始日の前の日数または計画終了日の後の日数。

マイナス

トランザクションをタスクに賦課できる、計画開始日の後の日数または計画終了日の前の日数。

ノート: マイナス・バッファの場合、トランザクション日は常に計画日の範囲内になります。

日付を同期しない場合、プロジェクト・マネージャはプロジェクト内でプロジェクト、要約および最下位レベルのトランザクション日を編集できます。この表は、各タスク・レベルで使用できるオプションを示しています。

タスク・レベル

使用する日付

最下位レベル

デフォルトのトランザクション日として要約レベルのタスク日付

サブタスク

日付は要約タスクのトランザクション日の範囲内

トランザクション

プロジェクト日付の範囲内

タスクに対しトランザクションが作成されるまでは、日付同期オプションを変更できます。オプションを変更した場合の影響を次に示します。

変更

結果

選択解除から選択

既存のトランザクション日は、タスク計画日に日付修正バッファを加算または減算して計算された日付で置き換えられます。

選択から選択解除

既存のトランザクション日が編集可能になり、プロジェクト日付の範囲外の日付は消去されます。新しいトランザクション・タスクの日付は空白になります。