ビジネス・ユニットの作成および管理

ビジネス・ユニットは、管理階層内に積み上げることができる1つ以上のビジネス機能を実行する企業のユニットです。ビジネス・ユニットは、多くの法的エンティティにかわってトランザクションを処理できます。

実装チームがOracle Human Capital Managementで次の設定を行っていることを確認します。

  • 組織

  • 組織階層

  • 組織分類

ビジネス・ユニットの作成

次のステップに従い、ビジネス・ユニットを作成します。

  1. ナビゲータ」→「設定および保守」をクリックし、「ビジネス・ユニットの管理」タスクを検索します。

  2. ビジネス・ユニットの管理」リンクをクリックします。

  3. 「ビジネス・ユニットの管理」ページで、「作成」アイコンをクリックします。

  4. 「名前」フィールドに、ビジネス・ユニットの名前を入力します。

  5. 「デフォルト・セット」フィールドで、参照データ・セット・コードを選択します。

    ノート: 新しい参照データ・セットを作成するには、リストで「作成」をクリックします。
  6. 「保存してクローズ」をクリックします。

ビジネス・ユニットへのビジネス機能の割当

次のステップに従い、ビジネス・ユニットにビジネス機能を割り当てます。

  1. ナビゲータ」→「設定および保守」をクリックし、「ビジネス・ユニットへのビジネス機能の割当」タスクを検索します。

  2. ビジネス・ユニットへのビジネス機能の割当」リンクをクリックします。

  3. 「請求/収益管理」、「顧客契約管理」、「経費管理」、「買掛/未払金請求」および「プロジェクト会計」ビジネス・ユニット機能を有効にします。

  4. 「選択して追加: ビジネス・ユニット」ページで、ビジネス・ユニットを検索して選択し、「保存」をクリックします。「ビジネス機能の割当」ページが開きます。

  5. 「財務レポート」セクションに、プライマリ元帳およびデフォルトの法的エンティティ詳細を入力します。

  6. 「請求/収益管理」、「顧客契約管理」、「経費管理」、「買掛/未払金請求」および「プロジェクト会計」ビジネス・ユニット機能を有効にします。

  7. 「保存してクローズ」をクリックします。有効にしたビジネス機能が、ビジネス・ユニットに割り当てられました。

ユーザーのビジネス・ユニット・データ・アクセスの管理

次のステップに従い、ユーザーのビジネス・ユニット・データ・アクセスを管理します。

  1. ナビゲータ」→「設定および保守」をクリックし、「ユーザーのビジネス・ユニット・データ・アクセスの管理」タスクを検索します。

  2. ユーザーのビジネス・ユニット・データ・アクセスの管理」リンクをクリックします。

  3. 「データ・アクセスがないユーザー」オプションを選択します。

  4. 「検索結果」セクションで「作成」アイコンをクリックします。ユーザー名、ロール、セキュリティ・コンテキストおよびセキュリティ・コンテキスト値を選択します。

  5. 「保存してクローズ」をクリックします。

  6. データ・アクセスがあるユーザーを検索するには、「データ・アクセスがあるユーザー」オプションを選択します。

  7. 検索リージョンでユーザー名およびロールを選択します。

  8. 「検索」をクリックします。

    ノート: 保存済検索を作成するには、「保存済検索の作成」ウィンドウで「保存...」をクリックし、検索の名前を入力します。また、「デフォルトとして設定」を有効にして保存済検索をデフォルトとして設定し、「自動的に実行」を有効にして後で検索を自動的に実行することもできます。これらの値は、後で「保存済検索」リストから取得できます。
  9. 「保存してクローズ」をクリックします。

  10. 「完了」をクリックします。

ビジネス・ユニット・セット割当の管理

次のステップに従い、ビジネス・ユニット・セット割当を管理します。

  1. ナビゲータ」→「設定および保守」をクリックし、「ビジネス・ユニット・セット割当の管理」タスクを検索します。

  2. ビジネス・ユニット・セット割当の管理」リンクをクリックします。

  3. 「セット割当の管理」ページで、必要に応じて各オブジェクトの割当を変更します。

    ノート: ビジネス・ユニットのデフォルト・セットは、各参照データ・オブジェクトに割り当てられます。「ビジネス・ユニット・セット割当の管理」タスクを実行する必要があります。割り当てられたセットを変更しない場合でも、レコードが保存されるまで割当は完了しません。
  4. 「保存してクローズ」をクリックします。