4 データ収集の実行

この章の内容は次のとおりです。

プランニング・データの収集: 解説

「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域のいずれかでプランを実行するには、データをプランニング・データ・リポジトリに集めておく必要があります。オーダー納期処理およびオーダー管理のプロセスでも、オーダーの納期処理と管理にプランニング・データ・リポジトリが使用されます。

次のタスクを実行して、プランニング・データ・リポジトリにデータを集めることができます。

  • プランニング・データの収集: Oracle Fusionソース・システムからデータを収集する場合に、このタスクを使用します。

  • ファイルからのプランニング・データのロード: 完全に外部にあるソース・システムからデータを収集する場合に、このタスクを使用します。

与えられたセキュリティ権限によって、「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域のいずれかでこうしたタスクを実行することもできれば、設定および保守作業領域、Supply Chain Planning製品、「バリュー・チェーン・プランニング構成」機能領域に移動することもできます。

次の図に、プランニング・データ・リポジトリへのデータ入力に使用できる収集プロセスを示します。

この収集プロセスのフローでは、データ収集をOracle Fusionソース・システムから開始する場合、データはOracle Fusionシステム・ソースからステージング表へと引き出されます。同様に、データ収集をファイルから開始する場合、データはファイルからステージング表へ向けて送り出されます。その後、予定済プロセスを使用して、データはステージング表からプランニング・リポジトリへロードされます。

プランニング・データの収集

データ収集プロセスには2つのステップがあります。プランニング・データの収集プロセスでは、まず、データがOracle Fusionソース・システムからステージング表に引き出されます。その後、このプロセスでは、データがステージング表からプランニング・データ・リポジトリにロードされます。

「プランニング・データの収集」ページで次のタブを使用して、収集する対象のデータを選択します。

  • 参照データ

  • 需要プランニング・データ

  • 供給プランニング・データ

参照データのほとんどは、グローバル・エンティティです。グローバル・エンティティは、すべてのソース・システムに共通です。たとえば、計量単位(UOM)は、すべてのソース・システムに共通です。供給プランニングと需要プランニングのデータは、トランザクション・データです。トランザクション・データのほとんどは、ローカル・エンティティです。ローカル・エンティティは、ソース・システムごとに決まっています。たとえば、手持ち数量はソース・システムによって異なります。

収集フィルタを選択して、収集する対象のデータをさらに絞り込むこともできます。選択内容は、収集テンプレートに保存できます。

プランニング・データのファイルからのロード

CSVファイルを使用してプランニング・データ・リポジトリへの入力を行うには、このオプションを使用します。

ファイルからプランニング・データをロードするには、次のステップに従います。

  1. CSVファイルを作成します。CSVファイルの作成には、インポート・テンプレートとして事前定義されたMicrosoft Excelのファイル集が利用できます。

  2. CSVファイルをインポートします。ナビゲータでファイルのインポートとエクスポートをクリックして、新規インポートを作成します。アカウントに対し、scm/planningDataLoader/Importを指定します。

  3. 「ファイルからプランニング・データのロード」を発行します。プロセスが発行されると、プロセスによりデータがCSVファイルからステージング表へ送り出されます。その後、データはステージング表からプランニング・データ・リポジトリにロードされます。

ネット・チェンジ収集タイプとターゲット収集タイプ: 解説

プランニング・データを収集する際、「プランニング・データの収集」ページで指定するパラメータの1つに収集タイプ・パラメータがあります。このパラメータには、ネット・チェンジまたはターゲットのいずれかの収集タイプを指定できます。

前回の正常な収集サイクル以降に変更されたデータと新規レコードを収集する場合は、ネット・チェンジ収集タイプを選択します。大規模な量のソース・システム・データを収集する場合には、ターゲット収集タイプを選択します。ターゲット収集タイプは、トランザクション・データのバルク・アップロード、インスタンスのアップグレード、収集フィルタの変更のようなシナリオで使用します。

ネット・チェンジ

ネット・チェンジ収集タイプを使用すると、データは差分で収集されます。ネット・チェンジ収集タイプでは、変更されたデータまたは新規のデータのみが収集されます。一般に、ターゲット収集タイプよりもネット・チェンジ収集タイプを使用したデータ収集の方が高速です。これまでにターゲット収集を実行したことがあり、実行システム・データを使用してプランニング・データを最新の状態に保っておきたい場合には、通常、ネット・チェンジ収集タイプを使用します。収集タイプがネット・チェンジの場合には、需要プランニング・データを選択できません。

ターゲット

データ・リポジトリのデータを完全にリフレッシュする場合には、ターゲット収集タイプを使用します。このモードでは、選択されたエンティティに対する既存データが、データ・リポジトリから削除されます。その後、ソースから引続きデータが収集された場合には、削除されたデータが、選択されたエンティティのデータで置き換えられます。

注意: データ収集エンティティが、品目原価、リソース可用性、会計カレンダ、および出荷と記帳の履歴データの場合には、ターゲット収集タイプのみが使用できます。

データ収集、オーダー・オーケストレーションおよびオーダー納期処理: 相互関係

データ収集を実行して、プランニング・データ・リポジトリにデータを入力します。収集されたデータは、サプライ・チェーン・プランニングのプロセスで使用されるだけでなく、Oracle Fusion Order Managementのオーダー・オーケストレーション・プロセスや、Oracle Fusion Global Order Promisingのプロセスでも使用されます。

データ収集

「オーダー・オーケストレーションとプランニング・データ・リポジトリ」とも呼ばれるプランニング・データ・リポジトリに、Oracle Fusionソース・システムまたは完全に外部に存在するソース・システムからデータを入力するには、データ収集を実行する必要があります。外部のソース・システムからデータをロードするには、データを、XLSMファイルを使用して必要なフォーマットに整えた後、CSVファイルに変換します。その後、CSVファイルをプランニング・データ・リポジトリにアップロードできます。

オーダー・オーケストレーション

オーダー・オーケストレーション・プロセスでは、プランニング・データ・リポジトリから、参照データがいくつか直接使用されます。「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域を使用していない場合でも、オーダー・オーケストレーションの参照エンティティを対象として、データ収集を実行する必要があります。

注意: Oracle Fusionソース・システムからデータを収集する前に、そのソース・システムに対し少なくとも1つの組織を定義する必要があります。組織を1つ以上設定した後、「プランニング・ソース・システムの管理」ページで組織リストを更新してから、少なくとも1つの組織を収集に対して有効にします。どの組織も有効化しないと、収集プロセスはエラーで終了します。

オーダー納期処理

Global Order Promisingプロセスでは、プランニング・データ・リポジトリからコピーされたインメモリのデータが使用されます。スケジューリング・リクエストまたは有効数量をチェックするリクエストが、オーダー・オーケストレーション・プロセスによってOracle Fusion Global Order Promisingへ送られると、メイン・メモリーに格納されたデータがオーダー納期処理プロセスで使用されて、オーダー・オーケストレーション・プロセスへ返される応答が決まります。メイン・メモリーが常に最新の状態になるよう、Global Order Promisingのデータ・ストアーをリフレッシュする必要があります。

Oracle Fusionソース・システムからのデータ収集

Oracle Fusionソース・システムからの参照、供給および需要データの収集: 解説

データの収集では、データは参照データ、需要データおよび供給データの3つのカテゴリから収集されます。「プランニング・データの収集」ページには、これらの各カテゴリに対応するタブがあります。

収集されたデータは、プランニング・データ・リポジトリに格納されます。

次の図は、Oracle Fusionソース・システムからプランニング・データ・リポジトリに集められるデータについて、この3つのカテゴリを示したものです。

プランニング・データ・リポジトリに集められるデータのタイプ。

図中の番号に関する説明

  1. 参照データは、基本的にOracle Fusion SCM Cloudをソースとします。

  2. 需要データは、Oracle Order Management CloudサービスおよびOracle Materials Management Cloudサービスから収集されます。

  3. 供給データは、Oracle Inventory Management Cloudサービス、Oracle Manufacturing CloudサービスおよびOracle Purchasing Cloudサービスをソースとします。

参照データ

収集プロセスは、参照データから始まります。参照データは、基本的にOracle Fusion SCM Cloudをソースとします。ここでは基本品目、リソース、組織、顧客とサプライヤ、カレンダのデータのようなデータ収集エンティティが収集されます。

注意: Oracle Fusion Sales and Operations Planningでは、リソース構成表エンティティにより、関連するコンポーネントおよびリソース所要量と製造品目が結び付けられます。外部ソース・システムからリソース構成表の収集を行う詳細は、「ファイルからのプランニング・データのロード」を参照してください。

次の項目を収集する際にも、Oracle Supply Chain Planning Cloudを使用します。

  • 品目構成: コンポーネントの需要と供給に対する品目レベルの需要からの探索。

  • 作業定義: 製造品目に対するコンポーネントおよびリソース所要量の割当て。

  • 計量単位: 1つの単位から他の単位へのプラン・データの調整とプランの変換。

  • 原価: 財務面でのプランのレビューおよびプランニングの決定が財務に与える影響の評価。

需要データ

需要データは、次の2つをソースとして収集することが可能です。

  • Oracle Order Management Cloudサービスで発生する販売オーダー: これを需要予測の基礎として使用できます。同時に、現行オーダーには短期予測タイム・バケットの需要で対応できます。

  • Oracle Materials Management Cloudサービスで発生する出荷履歴: これを使用して出荷予測を生成できます。

供給データ

供給データは次に示す3つのソースから収集します。

  • Oracle Inventory Management Cloudサービス: 手持在庫、予約、資材転送、移動中供給および受入に関するデータを提供します。

  • Oracle Manufacturing Cloudサービス: 仕掛品ステータスとあらゆる製造作業オーダーを提供します。

  • Oracle Purchasing Cloudサービス: 購買依頼と購買オーダーを提供します。

収集フィルタと収集テンプレートの使用: 解説

収集フィルタと収集テンプレートは、「プランニング・データの収集」ページで使用します。「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域のいずれかで「プランニング・データの収集」ページを開くこともできれば、設定および保守作業領域、Supply Chain Planning製品、「バリュー・チェーン・プランニング構成」機能領域に移動することもできます。

収集フィルタ

収集フィルタを使用して、収集パフォーマンスと効率を向上させると同時に、関係のないデータがプランニング・データ・リポジトリに蓄積されるのを防ぎます。収集の実行時に、カタログ、オーダー・タイプ、価格表の利用などによって複数のフィルタ基準を使用できます。また、出荷および記帳の履歴情報に対して、日付を基準とするフィルタを使用することもできます。

収集テンプレート

収集テンプレートを、「プランニング・データの収集」ページから使用します。収集テンプレートの使用は、次のことに有効です。

  • 収集リクエストの作成と発行に必要な時間を短縮すること。

  • まとめて収集可能なデータ収集エンティティからなる特定の集合に対し、収集テンプレートを必要に応じて保存すること。

    たとえば、手持ち、購買オーダー、購買依頼のような特定の供給プランニング・トランザクション・データ収集エンティティを頻繁に収集する場合には、その選択を収集テンプレートとして保存します。そうすることで、その後は、目的とするデータ要素に対してこのページから収集サイクルを開始する場合に、同じ選択を作成するというオーバーヘッドが減少します。

アップロード・プロセスの実行中にテンプレート・ファイルで何らかのエラーが発生した場合、ログ・ファイルで問題を特定し修正してから、テンプレート・ファイルを再度アップロードします。

プランニングの収集ページを使用してデータ収集エンティティの選択を作成し、将来使用するためにそのテンプレートを保存することで、収集テンプレートを作成できます。

ターゲット収集タイプを使用したOracle Fusionソースからの収集: 手順

ターゲット収集の実行、またはそのプロセスを後で実行するためのスケジューリングによって、Oracle Fusionソース・システムからデータを収集できます。最初の収集以降は、ネット・チェンジ収集を実行できます。

ターゲット収集タイプを使用して参照データ、需要プランニング・データおよび供給プランニング・データを収集するには、次の手順を実行します。

  1. 「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域のうち1つか、設定および保守作業領域をクリックします。

  2. 設定および保守をクリックした場合には、設定および保守作業領域で該当する製品をクリックします。「サプライ・チェーン・プランニングの設定」ページで、「バリュー・チェーン・プランニング構成」機能領域をクリックして、「プランニング・データの収集」タスクをクリックします。

  3. 「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域のうち1つをクリックした場合には、「タスク」パネル・タブをクリックします。タスク・パネル・ドロワーで、「プランニング・データの収集」タスクをクリックします。

  4. プランニング・データの収集プロセスに対して、次のパラメータを設定します。

    1. 目的のソース・システムを選択します。

    2. 収集タイプについて「ターゲット」を選択します。

    3. 収集フィルタを選択します。

    4. 「参照データ」タブで、必要な参照エンティティを「選択したエンティティ」領域に移動します。

    5. 「需要プランニング・データ」タブで、「収集時間枠オプション」を選択します。履歴から金額のデータを収集するには、「履歴に関する金額データの収集」チェック・ボックスを選択します。過去の転送オーダーを収集するには、「履歴転送オーダーの収集」チェック・ボックスを選択します。「含めるオーダー・タイプ」を選択します。価格表を含めるには、「価格表を含む」チェック・ボックスを選択します。

    6. 供給プランニング・データタブで、必要な供給エンティティを「選択したエンティティ」領域に移動します。

      注意: 予定済プロセスの「リソース可用性ジョブの更新」が、リソース可用性の収集前に正常終了している必要があります。
  5. (オプション)「スケジュール」タブをクリックして、収集が可能なかぎり早く実行されるよう設定するか、後から実行されるようにスケジュールします。

  6. 「送信」をクリックして収集プロセスを開始します。

  7. 「予定済プロセス」ページを使用して収集ステータスをモニターします。

  8. 収集されたデータを「プラン入力」作業領域でレビューします。

ネット・チェンジ・タイプを使用したOracle Fusionソースからの収集: 手順

ネット・チェンジ収集の実行、またはそのプロセスを後で実行するためのスケジューリングによって、Oracle Fusionソース・システムからデータを収集できます。ネット・チェンジ収集を実行する前に、選択したエンティティに対しターゲット収集を実行する必要があります。最初のターゲット収集以降は、ネット・チェンジ収集を実行できます。

ネット・チェンジ収集タイプを使用して参照データ、需要プランニング・データおよび供給プランニング・データを収集するには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲータで、「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域のうち1つか、設定および保守作業領域をクリックします。

  2. 設定および保守をクリックした場合には、設定および保守作業領域で該当する製品をクリックします。「サプライ・チェーン・プランニングの設定」ページで、「バリュー・チェーン・プランニング構成」機能領域をクリックして、「プランニング・データの収集」タスクをクリックします。

  3. 「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域のうち1つをクリックした場合には、「タスク」パネル・タブをクリックします。タスク・パネル・ドロワーで、「プランニング・データの収集」タスクをクリックします。

  4. プランニング・データの収集プロセスに対して、次のパラメータを設定します。

    1. 目的のソース・システムを選択します。

    2. 収集タイプで「ネット・チェンジ」を選択します。

      注意: ネット・チェンジ収集タイプでは、フィルタの基準および需要プランニング・データに変更を加えることはできません。
    3. 「参照データ」タブで、必要な参照エンティティを「選択したエンティティ」領域に移動します。

    4. 「供給プランニング・データ」タブで、必要な供給エンティティを「選択したエンティティ」領域に移動します。

  5. (オプション)「スケジュール」タブをクリックして、収集が可能なかぎり早く実行されるよう設定するか、後から実行されるようにスケジュールします。

  6. 「送信」をクリックして収集プロセスを開始します。

  7. 「予定済プロセス」ページを使用して収集ステータスをモニターします。

  8. 収集されたデータを「プラン入力」作業領域でレビューします。

プランニング・データのファイルからのロード

プランニング・データのファイルからのロード: 概要

ターゲットまたはネット・チェンジの各方法を用いて、具体的なビジネス・オブジェクトにCSVファイルを介してデータをアップロードします。

注意: このCSVファイルの作成には、この目的のために用意されたMicrosoft Excelテンプレート・ファイルを使用することができます。このテンプレートは、Oracleヘルプ・センターの、SCM Cloudに対するファイル・ベースのデータ・インポート・ガイドからダウンロードできます。

選択したエンティティに対するデータのリフレッシュを、プランニング・データ・リポジトリで実行する場合には、ターゲット・モードを使用します。データを差分で収集するには、ネット・チェンジ・モードを使用します。ネット・チェンジ収集モードでは、変更されたデータまたは新規のデータのみが収集されます。ネット・チェンジ・モードを使用したデータ収集は、ターゲット・モードの収集に比較して高速です。ネット・チェンジ・モードは、プランニング・データを、実行システムのデータを使用して最新の状態に保つために使用されます。

次の図に、データをファイルから収集するプロセスを示します。

プランニング・データをファイルからロードするタスクのフロー・チャート。

プランニング・データをファイルからロードするには、次のステップに従います。

  1. Microsoft Excelのテンプレートを使用したCSVファイルの作成

  2. プランニング・データをファイルからロードするプロセスの実行

  3. プランニング・データのロード・プロセスに対する検証

  4. ロードされたデータのレビュー

プランニング・データのロードに使用されるCSVファイルの作成: 手順

「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域の1つで、または設定および保守作業領域で、「ファイルからプランニング・データのロード」タスクを実行するには、ロードする対象のデータを準備する必要があります。インポート用ファイルの作成に使用されるCSVファイルを作成する必要があります。ここでは、ロード用プランニング・データの準備に必要なCSVファイルの作成方法を説明します。

  1. Oracle Supply Chain Management Cloudに対するファイル・ベースのデータ・インポート・ガイドで、該当するファイル・インポート・テンプレート(XLSMファイル)を見つけます。ローカルの場所にテンプレートを抽出します。

    CSVファイルの作成とインポートに関するその他の情報は、Oracle SCM CloudでのOracle SCM Cloud共通機能の実装ガイドで、外部統合に関する章の、Oracle Cloudの外部データ統合サービスに関する項を参照してください。

  2. 準備をしているエンティティに対するテンプレート・ファイルを開き、ファイル・インポート・テンプレート・ワークシートを記入します。

    CSVファイルを生成する前に、テンプレート・ファイル内のマクロを有効にする必要があります。

    警告: 日付が入力されているセルについては、データ型に適合した形式になっていることを確認してください。日付は、たとえばYYYY/MM/DDの形式になっている必要があります。
  3. ワークシートでのデータ準備の終了後、CSVファイルを生成します。CSVファイルを生成するボタンは、手引きおよびワークブックのCSV生成ワークシートにあります。

  4. 生成したCSVファイルを保存する際には、エンティティがわかるような名前を使用する必要があります。ファイル名にはアンダースコアおよびその他の文字を追加できます。たとえば、CSVファイルにShipmentHistory_abc.csvという名前を付けて、ファイルにLoadingCSV.zipという名前を付けることができます。

  5. 圧縮ユーティリティを使用して、CSVファイルをZIP形式のファイルに圧縮します。ZIP形式のファイルには、任意の名前を付けることができます。

    注意:1つのソース・システムに対する単一の圧縮ファイルに、複数のCSVファイルを含めることができます。ファイルはロード・プロセスで順番にアップロードされます。CSVファイルを選択して、直接それらを圧縮します。ファイルが保存されている親フォルダは圧縮しないでください。

    これで、プランニング・データを収集するためにアップロードするファイルの準備が終了します。

CSVファイルを作成するインポート・テンプレートの使用: 解説

サポート対象になっている収集エンティティに対しては、Microsoft Excelのテンプレート(XLSMファイル)を使用してデータを準備できます。Oracle Supply Chain Management Cloudに対するファイル・ベースのデータ・インポート・ガイドに、テンプレートのリストがあります。ローカル・ドライブにテンプレートを抽出し、テンプレート内の説明に従って適切なデータを入力してから、CSVファイルを生成します。ファイルのインポートおよびエクスポート・ユーティリティを使用してCSVファイルをZIP形式に圧縮し、.zipファイルをUniversal Content Managerにアップロードします。続いて、データはUniversal Content Managerからプランニング・データ・リポジトリにロードされます。

Oracle Fusionソースのデータ収集

次の表に、Oracle Fusionソースからプランニング・データ・リポジトリにロードできる収集エンティティをリストで示します。「収集エンティティ」列は、データ収集が可能なエンティティの名前です。「XLSMファイル名」列は、各収集エンティティ対してダウンロードするテンプレートの名前です。XLSMテンプレートを、Oracle Supply Chain Management Cloudに対するファイル・ベースのデータ・インポート・ガイド(FBDIガイド)からダウンロードします。「データ・インポート・ガイドのリンク」列は、テンプレートのダウンロード元であるFBDIガイド内の項目名です。たとえば、品目原価収集エンティティに対するデータを収集するには、FBDIガイド内にある品目原価のインポートに関する項を参照します。

収集エンティティ データ・インポート・ガイドでのリンク XLSMファイル名

品目原価

サプライ・チェーン・プランニング品目原価

ScpItemCostImportTemplate.xlsm

顧客ごとの品目関係性

サプライ・チェーン・プランニング品目代替

ScpItemSubstituteImportTemplate.xlsm

プランナ

サプライ・チェーン・プランニング・プランナ

ScpPlannersImportTemplate.xlsm

品目サプライヤ

サプライ・チェーン・プランニング承認済サプライヤ・リスト

ScpApprovedSupplierListImportTemplate.xlsm

需要区分

サプライ・チェーン・プランニング需要区分

ScpDemandClassImportTemplate.xlsm

割付け割当てと割付けルール

サプライ・チェーン・プランニング割付ルール

ScpPlanningAllocationRulesImportTemplate.xlsm

ATP割当てとATPルール

サプライ・チェーン・プランニング有効在庫数量ルール

ScpATPRulesImportTemplate.xlsm

供給更新ルール

サプライ・チェーン・プランニング・リアル・タイム供給更新

ScpRealTimeSupplyUpdatesImportTemplate.xlsm

記帳履歴

サプライ・チェーン・プランニング記帳履歴

ScpBookingHistoryImportTemplate.xlsm

オプション記帳履歴

サプライ・チェーン・プランニング・オプション記帳履歴

ScpOptionBookingHistoryImportTemplate.xlsm

出荷履歴

サプライ・チェーン・プランニング出荷履歴

ScpShipmentHistoryImportTemplate.xlsm

オプション出荷履歴

サプライ・チェーン・プランニング・オプション出荷履歴

ScpOptionShipmentHistoryImportTemplate.xlsm

価格表

サプライ・チェーン・プランニング価格表

ScpPriceListImportTemplate.xlsm

原因ファクタ

サプライ・チェーン・プランニング原因ファクタ

ScpCausalFactorsImportTemplate.xlsm

予測メジャー

サプライ・チェーン・プランニング予測メジャー

ScpForecastMeasureImportTemplate.xlsm

予測

サプライ・チェーン・プランニング外部予測

ScpExternalForecastImportTemplate.xlsm

安全在庫レベル

サプライ・チェーン・プランニング安全在庫レベル

ScpSafetyStockLevelImportTemplate.xlsm

サプライヤ生産能力

サプライ・チェーン・プランニング承認済サプライヤ生産能力

ScpApprovedSupplierCapacityImportTemplate.xlsm

計画オーダー供給

サプライ・チェーン・プランニング計画オーダー供給

ScpPlannedOrderSupplyImportTemplate.xlsm

ソース・ルールと割当て

サプライ・チェーン・プランニング・ソース・ルール

ScpSourcingImportTemplate.xlsm

相互参照マッピング情報

サプライ・チェーン・プランニング相互参照データ

ScpCrossReferenceDataImportTemplate.xlsm

外部ソースからのデータ収集 - バージョン「その他」

次の表に、バージョンが「その他」の外部ソースからプランニング・データ・リポジトリにロードできる収集エンティティをリストで示します。「収集エンティティ」列は、データ収集が可能なエンティティの名前です。「XLSMファイル名」列は、各収集エンティティ対してダウンロードするテンプレートの名前です。XLSMテンプレートを、Oracle Supply Chain Management Cloudに対するファイル・ベースのデータ・インポート・ガイド(FBDIガイド)からダウンロードします。「データ・インポート・ガイドのリンク」列は、テンプレートのダウンロード元であるFBDIガイド内の項目名です。たとえば、品目と品目原価の収集エンティティに対するデータを収集するには、FBDIガイド内にある品目原価のインポートに関する項を参照します。

収集エンティティ データ・インポート・ガイドでのリンク XLSMファイル名

品目原価

サプライ・チェーン・プランニング品目原価

ScpItemCostImportTemplate.xlsm

顧客ごとの品目関係性

サプライ・チェーン・プランニング品目代替

ScpItemSubstituteImportTemplate.xlsm

プランナ

サプライ・チェーン・プランニング・プランナ

ScpPlannersImportTemplate.xlsm

組織(倉庫)と組織サイト(組織サイトと内部事業所のマッピングを含む)

サプライ・チェーン・プランニング組織

ScpOrganizationImportTemplate.xlsm

保管場所

サプライ・チェーン・プランニング保管場所

ScpSubInventoryImportTemplate.xlsm

サプライヤとサプライヤ・サイト

サプライ・チェーン・プランニング・サプライヤ

ScpPlanningSupplierImportTemplate.xlsm

品目サプライヤ

サプライ・チェーン・プランニング承認済サプライヤ・リスト

ScpApprovedSupplierListImportTemplate.xlsm

事業所間の出荷ネットワーク

サプライ・チェーン・プランニング事業所間出荷方法

ScpInterLocationShipMethodsImportTemplate.xlsm

通貨、通貨換算タイプ、通貨換算レート

サプライ・チェーン・プランニング通貨

ScpCurrencyImportTemplate.xlsm

計量単位、単位換算、単位区分換算

サプライ・チェーン・プランニング計量単位

ScpUOMImportTemplate.xlsm

カレンダ、カレンダ例外、カレンダ・シフト、週開始日、期間開始日、カレンダ・シフト就業日パターン

サプライ・チェーン・プランニング・カレンダ

ScpCalendarImportTemplate.xlsm

カレンダ関連

サプライ・チェーン・プランニング・カレンダ割当て

ScpCalendarAssignmentsImportTemplate.xlsm

需要区分

サプライ・チェーン・プランニング需要区分

ScpDemandClassImportTemplate.xlsm

出荷輸送モード、出荷サービス区分、運送業者

サプライ・チェーン・プランニング運送業者

ScpCarrierImportTemplate.xlsm

割付け割当てと割付けルール

サプライ・チェーン・プランニング割付ルール

ScpPlanningAllocationRulesImportTemplate.xlsm

ATP割当てとATPルール

サプライ・チェーン・プランニング有効在庫数量ルール

ScpATPRulesImportTemplate.xlsm

供給更新ルール

サプライ・チェーン・プランニング・リアル・タイム供給更新

ScpRealTimeSupplyUpdatesImportTemplate.xlsm

運送条件、FOBポイント、請求ルールと会計基準、出荷優先度、支払条件、返品事由、税分類コード、免税事由、販売実績タイプ、アクティビティ・タイプ、文書カテゴリ、支払方法、入金方法

サプライ・チェーン・プランニング・オーダー・オーケストレーション

ScpOrderOrchestrationImportTemplate.xlsm

記帳履歴

サプライ・チェーン・プランニング記帳履歴

ScpBookingHistoryImportTemplate.xlsm

オプション記帳履歴

サプライ・チェーン・プランニング・オプション記帳履歴

ScpOptionBookingHistoryImportTemplate.xlsm

出荷履歴

サプライ・チェーン・プランニング出荷履歴

ScpShipmentHistoryImportTemplate.xlsm

オプション出荷履歴

サプライ・チェーン・プランニング・オプション出荷履歴

ScpOptionShipmentHistoryImportTemplate.xlsm

価格表

サプライ・チェーン・プランニング価格表

ScpPriceListImportTemplate.xlsm

原因ファクタ

サプライ・チェーン・プランニング原因ファクタ

ScpCausalFactorsImportTemplate.xlsm

予測メジャー

サプライ・チェーン・プランニング予測メジャー

ScpForecastMeasureImportTemplate.xlsm

会計カレンダ

サプライ・チェーン・プランニング会計カレンダ

ScpFiscalCalendarImportTemplate.xlsm

予測

サプライ・チェーン・プランニング外部予測

ScpExternalForecastImportTemplate.xlsm

カスタム階層

サプライ・チェーン・プランニング・カスタム階層

ScpCustomHierarchyImportTemplate.xlsm

安全在庫レベル

サプライ・チェーン・プランニング安全在庫レベル

ScpSafetyStockLevelImportTemplate.xlsm

販売オーダーに対する供給予約

サプライ・チェーン・プランニング予約

ScpReservationImportTemplate.xlsm

手持ち

サプライ・チェーン・プランニング手持ち供給

ScpOnhandImportTemplate.xlsm

購買オーダー、購買依頼、受入中および移動中の購買オーダー

サプライ・チェーン・プランニング購買依頼

ScpPurchaseOrderRequisitionImportTemplate.xlsm

転送オーダー

サプライ・チェーン・プランニング転送オーダー

ScpTransferOrderImportTemplate.xlsm

サプライヤ生産能力

サプライ・チェーン・プランニング承認済サプライヤ生産能力

ScpApprovedSupplierCapacityImportTemplate.xlsm

リソースとリソース・シフト

サプライ・チェーン・プランニング・リソース

ScpResourcesImportTemplate.xlsm

リソース可用性

サプライ・チェーン・プランニング・リソース可用性

ScpResourceAvailabilityImportTemplate.xlsm

作業定義(品目構成と作業定義のマッピングを含む)、作業定義工程、作業定義工程リソース

サプライ・チェーン・プランニング経路

ScpRoutingsImportTemplate.xlsm

作業オーダー供給

サプライ・チェーン・プランニング作業オーダー供給

ScpWorkOrderSuppliesImportTemplate.xlsm

作業オーダー資材所要量

サプライ・チェーン・プランニング作業オーダー・コンポーネント需要

ScpWIPComponentDemandsImportTemplate.xlsm

作業オーダー・リソース所要量

サプライ・チェーン・プランニング作業オーダー工程リソース

ScpWIPOperationResourceImportTemplate.xlsm

計画オーダー供給

サプライ・チェーン・プランニング計画オーダー供給

ScpPlannedOrderSupplyImportTemplate.xlsm

ソース・ルールと割当て

サプライ・チェーン・プランニング・ソース・ルール

ScpSourcingImportTemplate.xlsm

相互参照マッピング情報

サプライ・チェーン・プランニング相互参照データ

ScpCrossReferenceDataImportTemplate.xlsm

外部ソースからのデータ収集 - バージョン「外部」

次の表に、バージョンが「外部」の外部ソースからプランニング・データ・リポジトリにロードできる収集エンティティをリストで示します。「収集エンティティ」列は、データ収集が可能なエンティティの名前です。「XLSMファイル名」列は、各収集エンティティ対してダウンロードするテンプレートの名前です。XLSMテンプレートを、Oracle Supply Chain Management Cloudに対するファイル・ベースのデータ・インポート・ガイドからダウンロードします。「データ・インポート・ガイドのリンク」列は、テンプレートのダウンロード元であるOracle Supply Chain Management Cloudに対するファイル・ベースのデータ・インポート・ガイド(FBDIガイド)内の項目名です。たとえば、品目と品目原価の収集エンティティに対するデータを収集するには、Oracle Supply Chain Management Cloudに対するファイル・ベースのデータ・インポート・ガイド内にある品目原価のインポートに関する項を参照します。FBDIガイドでは、プランニングに関係するエンティティの名前は「サプライ・チェーン・プランニング」で始まります。

収集エンティティ FBDIガイドでのリンク XLSMファイル名

品目

サプライ・チェーン・プランニング品目

ScpItemImportTemplate.xlsm

品目原価

サプライ・チェーン・プランニング品目原価

ScpItemCostImportTemplate.xlsm

品目関係性

サプライ・チェーン・プランニング品目代替

ScpItemSubstituteImportTemplate.xlsm

カタログ、カテゴリ、品目カテゴリ

サプライ・チェーン・プランニング・カタログ

ScpCatalogImportTemplate.xlsm.xlsm

品目構成

サプライ・チェーン・プランニング品目構成

ScpBillofMaterialImportTemplate.xlsm

リソース構成表

サプライ・チェーン・プランニング・リソース構成表

ScpBillOfResourcesImportTemplate.xlsm

プランナ

サプライ・チェーン・プランニング・プランナ

ScpPlannersImportTemplate.xlsm

顧客と顧客サイト

サプライ・チェーン・プランニング顧客

ScpCustomerImportTemplate.xlsm

リージョン

サプライ・チェーン・プランニング・リージョン

ScpRegionsImportTemplate.xlsm

ゾーン

サプライ・チェーン・プランニング・ゾーン

ScpZonesImportTemplate.xlsm

リージョン・ゾーン間マッピング

サプライ・チェーン・プランニング・リージョン・ゾーン間マッピング

ScpRegionZoneMappingImportTemplate.xlsm

事業所とリージョン事業所間マッピング

サプライ・チェーン・プランニング事業所

ScpLocationsImportTemplate.xlsm

組織と組織サイト

サプライ・チェーン・プランニング組織

ScpOrganizationImportTemplate.xlsm

保管場所

サプライ・チェーン・プランニング保管場所

ScpSubInventoryImportTemplate.xlsm

サプライヤとサプライヤ・サイト

サプライ・チェーン・プランニング・サプライヤ

ScpSupplierImportTemplate.xlsm

品目サプライヤ(承認済サプライヤ・リスト)

サプライ・チェーン・プランニング承認済サプライヤ・リスト

ScpApprovedSupplierListImportTemplate.xlsm

事業所間の出荷ネットワークと移動時間

サプライ・チェーン・プランニング事業所間出荷方法

ScpInterLocationShipMethodsImportTemplate.xlsm

通貨と通貨換算

サプライ・チェーン・プランニング通貨

ScpCurrencyImportTemplate.xlsm

計量単位、単位換算、単位区分換算

サプライ・チェーン・プランニング計量単位

ScpUOMImportTemplate.xlsm

カレンダ、カレンダ例外、シフト、シフト就業日パターン、週開始日、期間開始日

サプライ・チェーン・プランニング・カレンダ

ScpCalendarImportTemplate.xlsm

カレンダ関連

サプライ・チェーン・プランニング・カレンダ割当て

ScpCalendarAssignmentsImportTemplate.xlsm

需要区分

サプライ・チェーン・プランニング需要区分

ScpDemandClassImportTemplate.xlsm

運送業者、出荷輸送モード、出荷サービス区分

サプライ・チェーン・プランニング運送業者

ScpCarrierImportTemplate.xlsm

GOP割付ルールとルール割当て

サプライ・チェーン・プランニング割付ルール

ScpPlanningAllocationRulesImportTemplate.xlsm

GOP ATPルールとルール割当て

サプライ・チェーン・プランニング有効在庫数量ルール

ScpATPRulesImportTemplate.xlsm

GOP供給更新ルール

サプライ・チェーン・プランニング・リアル・タイム供給更新

ScpRealTimeSupplyUpdatesImportTemplate.xlsm

オーダー・オーケストレーション参照オブジェクト: 運送条件、FOBポイント、請求ルールと会計基準、出荷優先度、支払条件、返品事由、税分類コード、免税事由、販売実績タイプ、アクティビティ・タイプ、文書カテゴリ、支払方法、入金方法

サプライ・チェーン・プランニング・オーダー・オーケストレーション

ScpOrderOrchestrationImportTemplate.xlsm

相互参照マッピング情報

サプライ・チェーン・プランニング相互参照データ

ScpCrossReferenceDataImportTemplate.xlsm

記帳履歴

サプライ・チェーン・プランニング記帳履歴

ScpBookingHistoryImportTemplate.xlsm

オプション記帳履歴

サプライ・チェーン・プランニング・オプション記帳履歴

ScpOptionBookingHistoryImportTemplate.xlsm

出荷履歴

サプライ・チェーン・プランニング出荷履歴

ScpShipmentHistoryImportTemplate.xlsm

オプション出荷履歴

サプライ・チェーン・プランニング・オプション出荷履歴

ScpOptionShipmentHistoryImportTemplate.xlsm

価格表

サプライ・チェーン・プランニング価格表

ScpPriceListImportTemplate.xlsm

原因ファクタ

サプライ・チェーン・プランニング原因ファクタ

ScpCausalFactorsImportTemplate.xlsm

予測メジャー

サプライ・チェーン・プランニング予測メジャー

ScpForecastMeasureImportTemplate.xlsm

会計カレンダ

サプライ・チェーン・プランニング会計カレンダ

ScpFiscalCalendarImportTemplate.xlsm

カスタム・メジャー、セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング残、在庫、生産履歴

サプライ・チェーン・プランニング・メジャー

ScpMeasuresImportTemplate.xlsm

カスタム階層

サプライ・チェーン・プランニング・カスタム階層

ScpCustomHierarchyImportTemplate.xlsm

予測

サプライ・チェーン・プランニング外部予測

ScpExternalForecastImportTemplate.xlsm

販売オーダー

サプライ・チェーン・プランニング販売オーダー

ScpSalesOrderImportTemplate.xlsm

安全在庫レベル

サプライ・チェーン・プランニング安全在庫レベル

ScpSafetyStockLevelImportTemplate.xlsm

販売オーダーに対する供給予約

サプライ・チェーン・プランニング予約

ScpReservationImportTemplate.xlsm

手持

サプライ・チェーン・プランニング手持ち供給

ScpOnhandImportTemplate.xlsm

購買オーダー、購買依頼、受入中および移動中の購買オーダー

サプライ・チェーン・プランニング購買依頼

ScpPurchaseOrderRequisitionImportTemplate.xlsm

転送オーダー(費用タイプ転送を含む)

サプライ・チェーン・プランニング転送オーダー

ScpTransferOrderImportTemplate.xlsm

サプライヤ生産能力

サプライ・チェーン・プランニング承認済サプライヤ生産能力

ScpApprovedSupplierCapacityImportTemplate.xlsm

リソース、リソース・シフト

サプライ・チェーン・プランニング・リソース

ScpResourceImportTemplate.xlsm

リソース可用性

サプライ・チェーン・プランニング・リソース可用性

ScpResourceAvailabilityImportTemplate.xlsm

作業定義(品目構成と作業定義のマッピングを含む)、作業定義工程、作業定義工程リソース

サプライ・チェーン・プランニング経路

ScpRoutingsImportTemplate.xlsm

作業オーダー供給

サプライ・チェーン・プランニング作業オーダー供給

ScpWorkOrderSuppliesImportTemplate.xlsm

作業オーダー資材所要量

サプライ・チェーン・プランニング作業オーダー・コンポーネント需要

ScpWIPComponentDemandsImportTemplate.xlsm

作業オーダー・リソース所要量

サプライ・チェーン・プランニング作業オーダー工程リソース

ScpWIPOperationResourceImportTemplate.xlsm

計画オーダー供給

サプライ・チェーン・プランニング計画オーダー供給

ScpPlannedOrderSupplyImportTemplate.xlsm

ソース・ルールと割当て

サプライ・チェーン・プランニング・ソース・ルール

ScpSourcingImportTemplate.xlsm

プランニング・データのファイルからのロード: 手順

プランニング・データをファイルからロードするには、まず、ロードする対象のデータを準備する必要があります。データを準備するには、該当するXLSMテンプレートをダウンロードし、必要とされるデータでXLSMテンプレートを更新してから、アップロードに必要なCSVファイルを作成します。ここでは、データを準備しCSVファイルを作成した後に、プランニング・データをファイルからロードする方法を説明します。

  1. 準備しておいたZIP形式に圧縮済のCSVファイルを、ナビゲータから■ファイルのインポートとエクスポート□ページを使用して、Universal Content Managerにアップロードします。ZIP形式に圧縮しておいたファイルを、scm/planningDataLoader/Importアカウントを使用してアップロードします。

    注意: Universal Content Managerサーバーへのファイルのアップロードに関する詳細は、Oracle SCM CloudでのOracle SCM Cloud共通機能の実装ガイドで、外部統合に関する章の、Oracle Cloudの外部データ統合サービスに関する項を参照してください。
  2. 「サプライ・チェーン・プランニング」作業領域の1つ、または設定および保守作業領域、Supply Chain Planning製品から「ファイルからプランニング・データのロード」タスクを選択します。

  3. 「ファイルからプランニング・データのロード」ページで、次のパラメータを設定します。

    1. ソース・システムを選択します。

    2. 収集タイプを選択します(ネット・チェンジまたはターゲット)。

    3. Universal Content Managerにインポートしておいた、.zipファイルを選択します。

  4. 「送信」をクリックします。プロセスIDをメモしておきます。プロセスのステータスを確認する際に、このプロセスIDが必要になります。

収集プロセスの確認とプランニング・データ・リポジトリに格納されたデータのレビュー

プランニング・データのロード・プロセスに対する検証: 手順

次の手順を実行して、アップロードされたファイルのプロセス・ステータスを確認し、エラーまたは警告がないかログ・ファイルをレビューします。

  1. ナビゲータで、「予定済プロセス」をクリックします。

  2. プランニング・データのロード・プロセス発行時にメモしておいたプロセスIDを、検索領域に入力します。「検索」をクリックします。

  3. プロセスをモニターして終了を確認します。

    プロセス終了時に警告が発生していた場合は、警告ステータスになっている要求を選択し、「ログの表示」をクリックして詳細をレビューします。

  4. エラーが発生した行に対して、ログ・ファイルで問題を特定し、解決してから、CSVファイルを再度アップロードします。変更された行のみをロードするには、ネット・チェンジ・オプションを使用します。

プランニング・データ・リポジトリのデータに対するレビュー: 解説

プランニング・データ・リポジトリに収集またはロードされたデータは、2つの異なるオプションを使用してレビューできます。どちらのオプションを使用するかは、レビューする対象のデータ収集エンティティによります。

プランニング・データ・リポジトリに収集またはロードされたデータをレビューするには、次に示すオプションのうち1つを使用します。

  • 「プラン入力」ページ・レイアウトを使用したデータのレビュー

  • 「供給ネットワーク・モデルの保守」ページを使用したデータのレビュー

次のエンティティをレビューするには、「供給ネットワーク・モデルの保守」ページを使用します。

  • 組織

  • 顧客

  • サプライヤ

  • 運送業者

  • 事業所間の出荷ネットワーク

供給ネットワーク・モデルの一部になっていないデータをレビューするには、「プラン入力」ページ・レイアウトを使用します。「プラン入力」ページ・レイアウトで、次のデータを表示できます。

  • 供給データ

  • 需要データ

どちらのオプションを使用しても、運送業者とサプライヤを表示できます。

「プラン入力」ページ・レイアウトを使用したデータのレビュー

ロードしたプランニング・データをレビューするには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲータで、「プラン入力」をクリックします。

  2. 「プラン」メニューで、「プラン入力」を右クリックし、「オープン」をクリックします。

    「プラン入力」メニューのスクリーン・ショット。
    ヒント: プレビュー・ペインを「フル・ペイン」に設定することで、データをフル・ペインで表示できます。「変更」をクリックして、「フル・ペイン」を選択します。
  3. 「プラン入力」ページで「オープン」をクリックしてから、「フル・ペイン」をクリックします。

  4. 「表、グラフまたはタイル・セットのオープン」ページで、表名を検索します。

  5. 検証するデータの検索条件を入力し、「検索」をクリックします。

  6. 検索結果の表でデータをレビューします。

「供給ネットワーク・モデルの保守」ページを使用したデータのレビュー

「供給ネットワーク・モデルの保守」ページを使用してプランニング・データをレビューするには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲータで、「プラン入力」をクリックします。

  2. 「タスク」メニューで、「供給ネットワーク・モデルの保守」をクリックします。

  3. 検証するデータの検索条件を入力し、「検索」をクリックします。

  4. 検索結果の表でデータをレビューします。