用語集
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A
- 実績原価
- 在庫への各受入の実績原価を追跡する原価方法。在庫を減耗する際、プロセッサは、減耗を充足するために消費される受入を論理的に識別し、関連する受入原価を減耗に割り当てます。
- 分析グループ
- 特定のレポートを作成するための分析コード分類が含まれています。たとえば、固定費分析グループや変動費分析グループなどがあります。
C
- 原価台帳
- 在庫トランザクションの原価会計のビューまたは方法。複数の原価台帳を作成し、それらを1つの原価組織に割り当てることで、様々な財務レポートや管理レポートの作成に利用できます。
- 原価要素
- 在庫および会計のライフ・サイクルを通じて原価を監視できるようにする目的で、品目に関連付けることができる原価。たとえば、品目の資材原価、間接費原価および税原価を監視できます。これらの各原価は、別個の原価要素として監視することができます。
- 原価組織
- 在庫の法律上および財務上の所有権を示し、共通の原価計算ポリシーと会計ポリシーを確立している在庫組織をグループ化したもの。
- 原価組織台帳
- 様々な原価計算やレポート作成を行うために、原価組織がどの原価台帳を使用するかを指定します。たとえば、カナダ原価組織が移動平均原価台帳とプライマリ原価台帳を使用するとします。その場合は、カナダ移動平均、およびカナダ・プライマリという2つの原価組織台帳を指定します。
- 原価プロファイル
- 品目の原価会計ポリシーを定義します(原価方法や評価体系など)。
D
- DCOGS
- 繰延売上原価の略称。売上原価のうち、損益計算書で認識されず、一致する収益が認識されたときに、将来の会計期間に繰り延べられる部分です。
E
- ERV
- 換算レート差異の略称。受入経過勘定に使用される換算レートと、経過勘定の戻し処理に使用される換算レートとの差異です。
F
- FIFO
- ファースト・イン・ファースト・アウトの略語。在庫ストックを回転させる資材管理の手法で、最早で受け取ったまたは生産した在庫ユニットが最初に使用または出荷されるユニットとなります。したがって、終了在庫は、直近に取得した商品で構成されます。
I
- 在庫組織
- 在庫トランザクションと残高を追跡したり、品目の定義を格納したり、製品を製造または配送するために使用する、企業内の論理的または物理的なエンティティ。
- IPV
- 請求書価格差異の略称。請求価格と購買オーダー価格との差異です。
L
- レイヤー在庫原価
- 間接費配賦や原価調整など、受入レイヤー原価に基づいた在庫評価。
P
- 移動平均原価
- 各受入トランザクションの後に評価の平均を継続的に求めることで導出される品目の平均原価。品目の平均原価は、在庫総勘定元帳残高の借方および貸方の合計を、手持数量で割ったものです。
- PO
- 購買オーダーの略称。
R
- 受入原価
- 購買オーダー受入またはその他受入のトランザクション原価(追加の取得原価やその他の原価調整を含む)。
- 受入レイヤー
- 在庫への品目の搬送または棚入を一意に識別するもの。
- RMA
- 返品承認(return material authorization)の略。
S
- 標準原価
- 在庫を事前設定済の標準値で評価する在庫評価方法。標準原価と実際のトランザクション原価との差異を追跡し、実績原価と一致するように標準原価を定期的に更新します。
T
- TERV
- 税換算レート差異の略称。換算レート差異(ERV)の税金コンポーネントです。
- TIPV
- 税金請求価格差異の略称。請求書価格差異(IPV)の税金コンポーネントです。
- TRV
- 税率差異の略称。購買オーダー文書と請求書文書での税率の差異です。
V
- 評価体系
- 品目の原価を計算するために使用される在庫管理属性を定義します。たとえば、品目の評価体系は、在庫組織、保管場所、ロット、等級などにすることができます。
- 評価ユニット
- 品目の原価を計算するために使用される管理属性の値セットを定義します。たとえば、評価ユニットV1は、原価組織A、品目I1およびロットL1で定義されます。