コンポーネント仕様の編集

仕様とは、コンセプト、コンセプト・コンポーネント、およびコンセプト体系内の品目リンクの属性で、ターゲットおよび実績メトリック値が含まれます。属性は「一般情報」「追加情報」のカテゴリにグループ化され、後者は「添付」「設計」および「関係」で構成されます。

ノート: フレックスフィールド属性を編集する場合は、システム管理者に連絡してください。

選択した体系要素に応じて、すべての属性が「コンセプトの編集」画面の「仕様」ペインに表示されます。

コンセプトおよびコンポーネント仕様

代替ソリューションの分析用にスパイダ・チャートを使用します。ルートコンセプトのターゲット原価、ターゲット電力および目標重量の値が存在していることを確認してください。

コンセプト・コンポーネントの仕様を使用すると、コンポーネント・スコアおよび差異を実績メトリックと見積メトリック(原価、重量および電力)で個別に測定できます。また、各コンポーネントについてリード・タイム、リスク、コンプライアンスおよびサプライヤ情報も含めることができます。

品目仕様

コンセプト体系において、Agile PLMおよびPDアプリケーションからリンクされている品目の属性は編集できません。これを実行するには、品目をコンセプト・コンポーネントに変換するか、または品目属性を元のアプリケーションで編集します。

品目仕様は、コンセプトのメトリック計算に影響を与えます。属性「数量」および「代替」では、上位レベルのコンセプト・コンポーネントにおける品目の使用方法が定義されます。

添付、設計および関係

「仕様」ペインの「追加情報」には、コンセプト設計バージョン、競合するコンセプト設計、Agile PLMオブジェクト、設計ファイルおよびURL添付へのリンクが含まれます。

コンセプト設計およびコンセプト・コンポーネントに参照をリンクできますが、Agile PLM品目はサーバーの外部に保存されているためリンクできません。

ファイルはアプリケーション・サーバーに保存されますが、参照Agile PLMオブジェクトはAgile PLMサーバーに保存されます。参照Agile PLMオブジェクトは、Oracle Innovation Managementで直接編集することはできません。参照される添付、文書および設計は、ネイティブのオーサリングまたは設計アプリケーションで表示または編集してください。

関係は、コンセプト設計およびコンセプト・コンポーネントに対して、追加の設計入力、または設計フィードバックとしてのテスト結果を提供するオブジェクトです。

Agile PLMオブジェクトをOracle PLMオブジェクトに関係として関連付けることができ、これはAgileでも表示できます。これらの関連はバージョン固有です。Oracle PLMの関係表には、新しいバージョンが使用可能かどうかに関係なく、品目のリンクされたバージョンが表示されます。

Oracle PLMでAgile PLMに対する関係を削除すると、関連はAgile PLMでも削除されます。

コンセプト・コンポーネントを変換する際、コンポーネントで参照されているAgile PLM文書、設計または添付へのリンクをすべて保持できます。変換処理時に、URL添付用にAgile PLMで作成されたURL添付を文書に保存できます。

添付は特定の文書タイプの文書に変換され、設計は設計リンクのままとなり、両方が変換された品目にリンクされます。

ほとんどの文書タイプは変換時にAgile PLM添付にマップできます。その他の文書関係は設計リンクのままにするか、またはAgile PLMアプリケーションで1つの文書に統合する必要があります。

Oracle ProjectsおよびOracle Innovation Managementでタスクおよび作業品目を処理する権限がある場合は、Oracle PLMオブジェクトと関連付けられているプロジェクト・タスクを「関係」パネルに表示できます。または、コンセプト設計作業領域からプロジェクト・タスクを検索して、それを関係としてアクティブなコンセプトまたはコンポーネントに追加できます。