製品提案のワークフロー
提案はワークフローを通して、承認者またはオブザーバにルーティングされます。
「ワークリスト」で使用可能なリンクによって、ユーザーは、承認者またはオブザーバとしての正しい権限をもつユーザーを追加するように誘導されます。使用可能な検索結果は、オブザーバか承認者かによって、正しい権限をもつユーザーにのみ返されるようフィルター処理されます。承認者には管理権限が必要であり、オブザーバにはレビューまたは管理権限が必要です。
ワークフロー・ステータスには次のものが含まれます。
-
待ち状態
-
送信済
-
承認済
ノート: コンセプトとその対応する提案はセットになりますが、同じ承認ワークフローを共有する必要はなく、それぞれ独立して承認することが可能です。
承認ステータス
提案のステータスが「送信済」から「承認済」に変わるのは、割り当てられたすべての承認者が提案について合意したときのみです。「送信済」または「承認済」ステータスの提案は編集できません。ただし、提案を却下すると、そのステータスは「ドラフト」に戻り、編集できるようになります。最新バージョンの提案が承認のために送信され、まだ承認されていない場合は、その提案を送信できません。
また、承認済の提案を削除することはできないことに注意してください。承認されると、提案は、原価、収益およびリソース理由についてのビジネス理由のレコードになります。承認されると、ユーザーは新しい改訂を生成して、元の見積または理由に対する実績原価、リソース、収益データおよびメジャーを収集します。
また、承認済の提案を保存したり、「別名保存」または「新規バージョンとして保存」機能を使用してコピーを作成し、監査用の資金のレコードとして使用できます。製品開発の資金調達要求または見積原価(「原価」タブ)を、実際に使用された資金(実績原価)とともに格納できます。
ノート: 提案とその対応するコンセプトはセットになりますが、同じ承認ワークフローを共有する必要はなく、それぞれ独立して承認することが可能です。
ノート: ワークフローがスタック状態になるになる可能性があるため、イノベーション管理オブジェクトを自己承認しないようにしてください。ワークフローがスタック状態となるのは自己承認が許可されない場合のみです。これはBPMタスクフロー設定で変更できます。