変換サービス・インタフェースでは、メッセージとネイティブ・フォーマットとの間の変換が処理されます。アダプタ・フレームワークでは、指定のWSDLバインディング操作のInteractionSpec
またはActivationSpec
をインスペクトすることによって、操作関連メッセージのネイティブ・フォーマットへの、またはネイティブ・フォーマットからの変換における要件が判別されます。
示された仕様のいずれかで、変換マーカー・インタフェースTranslationAware
が実装されると、アダプタ・フレームワークでは、WSDLのtypesセクションから対応するXSDElementが指定され、これによって入力メッセージ・タイプが定義されます。
具体的には、アダプタ・フレームワークでは、次のステップが実行されます。
jcaInteractionSpec=(InteractionSpec) Class.forName(_interactionSpecName).newInstance(); if (jcaInteractionSpec instanceof TranslationAware) { oracle.xml.parser.schema.XMLSchema nXsdSchemaRoot = getInputMessageSchemaElement(); ((TranslationAware)jcaInteractionSpec). setNXSDSchemaRoot(nXsdSchemaRoot); } jcaInteraction.execute(jcaInteractionSpec, ...