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Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareカスタム・テクノロジ・アダプタの開発
12c (12.1.3)
E57538-04
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4.3.2.2 インスタンス化

ResourceAdapterの実装は、対象のアダプタを使用する最初のコンポジット・アプリケーションの開始時にインスタンス化されます。

その後、同じアダプタを使用する他のコンポジットを開始した場合、追加のResourceAdapterインスタンスが作成されることはありませんが、最初の(シングルトン)インスタンスへのハンドルが取得されます。

ResourceAdapterインスタンスの作成直後に、次のメソッドが呼び出されます。

public void start(BootstrapContext ctx)
   throws ResourceAdapterInternalException

アダプタでは、BootstrapContextをキャッシュする必要があります。これには、インバウンド・エンドポイント相互作用の作成およびスケジューリングに必要なファシリティが含まれるためです。

BootstrapContextにも、ロギング・サービス・ハンドルが含まれます。リソース・アダプタでこのハンドルをキャッシュして、インバウンド・メッセージ・フローをサポートするすべてのクラス(つまりjavax.resource.spi.*の下に提供されるクラス)で使用する必要があります。

アウトバウンドでは、ロギング・サービス・ハンドルは、ConnectionFactoryを通して使用できます。