ResourceAdapterの実装は、対象のアダプタを使用する最初のコンポジット・アプリケーションの開始時にインスタンス化されます。
その後、同じアダプタを使用する他のコンポジットを開始した場合、追加のResourceAdapter
インスタンスが作成されることはありませんが、最初の(シングルトン)インスタンスへのハンドルが取得されます。
ResourceAdapter
インスタンスの作成直後に、次のメソッドが呼び出されます。
public void start(BootstrapContext ctx) throws ResourceAdapterInternalException
アダプタでは、BootstrapContext
をキャッシュする必要があります。これには、インバウンド・エンドポイント相互作用の作成およびスケジューリングに必要なファシリティが含まれるためです。
BootstrapContext
にも、ロギング・サービス・ハンドルが含まれます。リソース・アダプタでこのハンドルをキャッシュして、インバウンド・メッセージ・フローをサポートするすべてのクラス(つまりjavax.resource.spi.*
の下に提供されるクラス)で使用する必要があります。
アウトバウンドでは、ロギング・サービス・ハンドルは、ConnectionFactoryを通して使用できます。