アダプタによっては、CustomPropertyPage
を使用または拡張して、ユーザーがアクティブ化および相互作用の仕様プロパティを設定できるようにすることが可能です。
ただし、ほとんどの新しいアダプタには、独自のプロパティ・ページがあります。このことによって、プロパティの表示方法(たとえば、値のリスト、UIコントロールまたは検証)をアダプタでより高度に制御できるようになるためです。
カスタム・アダプタで構成ファイルの読取りに使用されるクラスCustomAdapterConfig
はpublicなので、他のアダプタで使用したり拡張したりできます。
CustomAdapterConfig
クラスでは、使用可能な仕様、プロパティおよびコネクション・ファクトリのリストが、構成ファイルcustomAdapter-config.xml
(デフォルトのカスタム・アダプタ構成ファイル)から取得されます。このクラスを拡張し、getConfigFilePath()
メソッドをオーバーライドすることによって、別の構成ファイルを使用できます。
属性displayResourceKey
およびresourceBundle
はオプションです。activation-spec、interaction-spec、またはproperty要素にdisplayResourceKey
が含まれている場合、フレームワークでは、getDisplayString()
またはtoString()
メソッドで使用可能なリソース・バンドルから表示可能なテキストを取得するキーとして、属性値が使用されます。リソース・バンドルが使用できない場合やバンドルにキーがない場合は、キー自体が表示可能なテキストとして使用されます(このため、リソース・バンドルをクラスに含める必要はありません)。
リソース・バンドルをこのクラスのコンストラクタに渡すことができますが、構成ファイル内の<connection-factory>要素のresourceBundle
属性によってリソース・バンドルをオーバーライドすることもできます。