次の各トピックでは、ADFデスクトップ統合の新機能と変更機能およびこのガイドで説明する主な変更について紹介し、追加情報へのリンクを示します。
このリリースでOracle JDeveloperおよびOracle Application Development Framework (Oracle ADF)に加えられた変更については、Oracle Technology Networkで新機能に関するページ(http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/jdev/documentation/index.htm
)を参照してください。
Oracle ADFデスクトップ統合12c(12.1.3)には、このドキュメントで説明する次の新規および変更された開発機能が含まれています。
ステータス・メッセージ用の新しいプロパティAllowCancel
。詳細は、8.2.5項「アクション・セットの実行中にステータス・メッセージを表示する方法」を参照してください。
統合Excelワークブックにイメージを追加するための新しいADFイメージ・コンポーネント。詳細は、6.7項「ADFイメージ・コンポーネントの挿入」およびA.8項「ADFイメージ・コンポーネントのプロパティ」を参照してください。
ADF表コンポーネント用の新しいプロパティ(ResizeMode
およびResizeColumnsMode
)と新しいアクション(ResizeColumns
)。詳細は、7.17項「ADF表コンポーネントの列幅の構成」を参照してください。
ワークシートおよび表のエラー・メッセージを表示するための新しいコンポーネントであるADF出力テキスト(ワークシート・エラー)およびADF出力テキスト(表エラー)。詳細は、6.8項「エラー・コンポーネントの挿入」を参照してください。
フォームタイプおよび表タイプ・コンポーネントのツールチップを表示するための新しいプロパティTooltip
。詳細は、6.9項「ADFデスクトップ統合フォーム・タイプ・コンポーネントでのツールチップの表示」および7.18項「ADFデスクトップ統合表タイプ・コンポーネントでのツールチップの表示」を参照してください。
実行時にワークブック統合メタデータをカスタマイズします。詳細は、14.6項「実行時のワークブック統合メタデータのカスタマイズ」を参照してください。
12c (12.1.3)に関するこのドキュメントは、いくつかの方法で更新され、修正情報の追加と明確化が行われています。さらに、次の各項では次のような大きな変更または追加も行われました。
11.3項「統合Excelワークブックのメタデータの整合性チェック」が更新され、カスタマイズ対応ワークブックに対しては改ざんチェックが実行されないという注記が追加されました。
7.8.2項「実行時の処理: ADF表コンポーネントによるデータのアップロード」および7.10.2項「実行時の処理: Fusion Webアプリケーション内でのADF表コンポーネントによる行の削除」が更新され、Excelフィルタが適用されたADF表に対してDeleteFlaggedRows
アクションが起動されたときに、フィルタの条件がクリアされ、非表示Excelワークシート行が表示されるという注記が追加されました。
14.3項「統合Excelワークブックの公開」が更新され、カスタマイズ対応のワークブックは、public_html
ディレクトリの下のターゲットの場所にのみ公開できるという注記が追加されました。
14.5.2項「統合Excelワークブックでパラメータのプロパティを構成する方法」が更新され、テスト・モードに入るときにテスト・パラメータ値の入力を求める「ワークブック・パラメータ」ダイアログに関する情報が追加されました。