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Oracle® Fusion Middleware Oracle Sales Cloudアダプタの使用
リリース12.1.3
E67363-01
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Oracle Sales Cloud WSDLの指定

次の表では、Oracle Sales Cloud WSDLの要件について説明します。

前提条件

WSDL要件 WSDLを取得する場所

URLはサービス・カタログ・サービスWSDLのものにしてください。サービス・カタログ・サービスは、統合に利用可能な外部サービスのリストを返すFusion Applicationサービスです。それを使用すると、クライアントは、そのインスタンスに利用可能なすべての公開Fusion Applicationサービス・エンドポイントに関する情報を取得できます。

サービス・カタログ・サービスを使用すると、クライアントは、そのインスタンスに利用可能なすべての公開Oracle Fusion Applicationサービス・エンドポイントに関する情報を取得できます。それによって返される情報は、特定のクラウド・インスタンスに固有のものであり、インスタンスに適用されるパッチで導入されている新しいサービスも反映します。このサービスは、クラウド・インスタンス上で利用可能なSOAPサービスをプログラムによって見つけ出し、必要なメタデータを取得して、ビジネス・オブジェクトを管理するSOAPサービスを呼び出します。

Oracle Sales Cloud接続を作成する開発者は、Oracle Sales Cloudサービス管理者と協力して、特定のSaaSアプリケーションにプロビジョニングされたサービス・カタログ・サービスの具体WSDL URLを取得する必要があります。手動で行われるサービス・カタログ・サービスのURLを抽出するための手順は、「Webサービスの開始」に記載されています。

この項では、トークン化されたサービス・カタログ・サービスWSDLの外部の仮想ホストとポートを抽出する方法について説明します。トポロジ登録設定タスクのトポロジ情報には、ドメインやアプリケーションの外部の仮想ホストとポートが含まれます。次に、サービス・カタログ・サービスのWSDL URL (例: http://atf_server:port/fndAppCoreServices/ServiceCatalogService)を使用して値を抽出する手順について説明します。

トポロジの確認ページにアクセスするには、ASM_REVIEW_TOPOLOGY_HIERARCHY_PRIV資格をユーザーのジョブ・ロールに付与する必要があります。資格は、ASM_APPLICATION_DEPLOYER_DUTY義務ロールに付与されます。これは、義務ロールASM_APPLICATION_DEVELOPER_DUTYおよびASM_APPLICATION_ADMIN_DUTYによって継承されます。

次の手順で説明するメニュー項目とタスクがクラウド・サービスで利用できない場合、アカウントで必要なロールが欠落しています。このような場合は、クラウド・インスタンスのセキュリティ管理者に連絡してください。

  1. クラウド・インスタンスにログインします。

  2. ウィンドウ上部のグローバル領域でナビゲータアイコンをクリックして、見出し「ツール」「セットアップとメンテナンス」を選択します。

  3. ウィンドウ左側のタスク領域のトポロジ登録セクションで、「トポロジの確認」を選択します。

  4. ウィンドウ中央の詳細タブをクリックします。

    タブには、クラウド・インスタンスで構成されているドメインのリストが表示されます。
    図GUID-A83FF1BE-84D9-49C5-8820-9F7EBB92A3FD-default.pngの説明が続きます
    図GUID-A83FF1BE-84D9-49C5-8820-9F7EBB92A3FD-default.pngの説明

  5. トポロジ・マネージャで、サービス・パス値のトークン名とドメイン名をマップします。
    サービス・パスのトークン名 ドメイン名
    atf_server CommonDomain
    crm_server CRMDomain
    fin_server FinancialDomain
    hcm_server HCMDomain
    ic_server ICDomain
    prc_server ProcurementDomain
    prj_server ProjectsDomain
    scm_server SCMDomain
  6. ドメイン名を展開し、ドメインにデプロイされるJ2EEアプリケーションの外部の仮想ホストとポートを選択します。サンプル・ウィンドウでは、この特定インスタンスの値は、それぞれfs-your-cloud-hostname443になります。
    図GUID-CB01D3AF-462B-4765-81A8-7E2BBEE1BA6F-default.pngの説明が続きます
    図GUID-CB01D3AF-462B-4765-81A8-7E2BBEE1BA6F-default.pngの説明

  7. domainName_server:PortNumberを、前の手順で特定した外部の仮想ホストとポートに置き換えます。次に例を示します。

    https://fs-your-cloud-hostname:port/fndAppCoreServices/ServiceCatalogService?wsdl