プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Managementのインストールと構成
12c (12.1.3)
E56241-03
  目次へ移動
目次

前
 
次
 

5 ドメイン構成後の次の手順

この章では、新しく作成したOracle SOA SuiteまたはOracle Business Process Managementのドメインに対して実行できる、一般的なタスクについて説明します。

この章の内容は次のとおりです。

5.1 基本的な管理タスクの実行

表5-1に、新しく作成したドメインに対して実行できる、一般的な管理タスクの一部を示します。

表5-1 新規ドメイン用の基本的な管理タスク

タスク 説明 詳細情報

Fusion Middleware管理ツールについての学習

環境の管理に使用できる様々なツールについて学習します。

『Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle Fusion Middlewareの管理ツールの概要に関する項を参照してください。

製品およびサーバーの起動と停止

Oracle Fusion Middleware(管理サーバー、管理対象サーバー、コンポーネントを含む)起動と停止の方法について学習します。

『Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle Fusion Middlewareの起動と停止に関する項を参照してください。

Secure Sockets Layer (SSL)の構成

Oracle Fusion Middlewareコンポーネント間のSSLを使用したセキュアな通信の設定方法について学習します。

『Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle Fusion MiddlewareでのSSLの構成に関する項を参照してください。

Oracle Fusion Middlewareの監視

Oracle Fusion Middlewareコンポーネントのステータスを追跡する方法を学習します。

『Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle Fusion Middlewareの監視に関する項を参照してください。

バックアップとリカバリの手順の理解

Oracle Fusion Middlewareのバックアップとリカバリの推奨手順について学習します。

『Oracle Fusion Middlewareの管理』のバックアップとリカバリの概要に関する項を参照してください。

Oracle SOAデータベースのパージについての学習

古いフロー・インスタンス、アダプタ・レポートおよびフォルト・アラート・データをデータベースから自動的に削除するパージ・ジョブのスケジュールおよび実行について学習します。

『Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteの管理』のデータベース成長の管理に関する項を参照してください。


5.2 追加ドメイン構成タスクの実行

表5-2に、新規作成ドメインで実行する可能性の高い追加タスクを示します。

表5-2 追加ドメイン構成タスク

タスク 説明 詳細情報

アプリケーションのデプロイ

アプリケーションをOracle Fusion Middlewareにデプロイする方法を学習します。

『Oracle Fusion Middlewareの管理』のアプリケーションのデプロイに関する項を参照してください。

ドメインへのWeb層のフロントエンドの追加

OracleのWeb層でWebページ(静的と動的)をホストし、組込みのクラスタ、ロード・バランシングおよびフェイルオーバーの機能とともにセキュリティと高パフォーマンスを実現します。特にWeb層にはOracle HTTP Serverが含まれます。

『Oracle HTTP Serverのインストールと構成』のOracle HTTP ServerをWebLogic Serverドメインにインストールして構成する手順に従います。

重要な情報については、『Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』で同じドメインにおける複数製品のインストールに関する項も参照してください。

トポロジに対するCoherenceのチューニングと構成

標準インストール・トポロジには、記憶域が有効な管理対象Coherenceサーバーが含まれるCoherenceクラスタがあります。この構成はCoherenceの使用には適切な出発点ですが、特定の要件によっては、本番環境でのパフォーマンスを向上させるためにCoherenceをチューニングして再構成することを検討してください。

Coherenceクラスタの詳細は、『Oracle WebLogic Serverクラスタの管理』のCoherenceクラスタの構成および管理に関する項を参照してください。

Coherenceのチューニングの詳細は、『Oracle Coherenceの管理』を参照してください。

CoherenceにおけるHTTPセッション・データの格納の詳細は、『Oracle Coherence*WebでのHTTPセッション・マネージメントの管理』のWebLogicサーバーでのCoherence*Webの使用に関する項を参照してください。

Coherenceアプリケーションの作成とデプロイの詳細は、『Oracle WebLogic Server Oracle Coherenceアプリケーションの開発 』を参照してください。


5.3 可用性の高い環境の準備

表5-3には、ご使用の標準的なインストール環境を可用性が高まるようにスケールアウトする場合に、実行するタスクの一覧が示されています。

表5-3 可用性の高い環境の準備に必要なタスク

タスク 説明 詳細情報

複数のホスト・コンピュータへのスケール・アウト

高可用性を有効にするには、他のホストコンピュータへのフェイルオーバーの機能を実現することが重要です。これにより、あるコンピュータが停止しても、環境はデプロイ済アプリケーションのコンシューマに、サービス提供を続けることができます。

『高可用性ガイド』のトポロジのスケール・アウト(マシンのスケール・アウト)に関する項を参照してください。

Web層コンポーネントの高可用性の構成

Web層フロントエンドを追加する場合は、WebLogic Serverソフトウェアと同様にWeb層を高可用性構成にする必要があります。

『高可用性ガイド』のWeb層コンポーネントの高可用性の構成に関する項を参照してください。

フロントエンドのロード・バランサの設定

ロード・バランサを使用してリクエストをより均等にサーバーに分散させることができます。

『高可用性ガイド』の高可用性環境におけるサーバーのロード・バランシングに関する項とロード・バランサの構成に関する項を参照してください。

ノード・マネージャの構成

ノード・マネージャは、リモート位置から管理サーバー・インスタンスと管理対象サーバー・インスタンスを起動、シャットダウンおよび再起動できます。このドキュメントでは、ドメイン単位のノード・マネージャの構成が完了していることを想定しています。ノード・マネージャの高度な構成オプションと機能についての情報は、ノード・マネージャのドキュメントを参照してください。

『Oracle WebLogic Serverのノード・マネージャの管理』を参照してください。