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Oracle® Fusion Middleware Oracle Data Integratorのインストールと構成
12c (12.1.3)
E59420-01
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8 Oracle Data Integratorドメインの構成後の次の手順

この章では、新規に作成したOracle Data Integratorのドメインで実行する可能性がある一般的なタスクについて説明します。

この章の内容は次のとおりです。

8.1 基本的な管理タスクの実行

表8-1に、新規に作成したドメインで実行する可能性がある一般的な管理タスクの一部を示します。

表8-1 新規ドメイン用の基本的な管理タスク

タスク 説明 詳細

Fusion Middleware管理ツールについての学習

環境の管理に使用できる様々なツールについて学習します。

『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle Fusion Middleware管理ツールの概要に関する項を参照してください。

製品およびサーバーの起動と停止

Oracle Fusion Middleware(管理サーバー、管理対象サーバー、コンポーネントを含む)起動と停止の方法について学習します。

『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle Fusion Middlewareの起動と停止に関する項を参照してください。

Secure Sockets Layer (SSL)の構成

Oracle Fusion Middlewareコンポーネント間のSSLを使用したセキュアな通信の設定方法について学習します。

Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理の安全な転送を使用するためのスタンドアロン・エージェントまたはスタンドアロン・コロケート・エージェントの構成に関する項を参照してください。

Oracle Fusion Middlewareの監視

Oracle Fusion Middlewareコンポーネントのステータスを追跡する方法を学習します。

『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle Fusion Middlewareのモニタリングに関する項を参照してください。

バックアップとリカバリの手順の理解

Oracle Fusion Middlewareのバックアップとリカバリの推奨手順について学習します。

『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理』のバックアップとリカバリの概要に関する項を参照してください。


8.2 追加ドメイン構成タスクの実行

表8-2に、新規作成ドメインで実行する可能性の高い追加タスクを示します。

表8-2 追加ドメイン構成タスク

タスク 説明 詳細

アプリケーションのデプロイ

アプリケーションをOracle Fusion Middlewareにデプロイする方法を学習します。

『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理』のアプリケーションのデプロイに関する項を参照してください。

ドメインへのWeb層のフロントエンドの追加

OracleのWeb層でWebページ(静的と動的)をホストし、組込みのクラスタ、ロード・バランシングおよびフェイルオーバーの機能とともにセキュリティと高パフォーマンスを実現します。特にWeb層にはOracle HTTP Serverが含まれます。

『Oracle Fusion Middleware Oracle HTTP Serverのインストールと構成』のOracle HTTP ServerをWebLogic Serverドメインにインストールして構成する手順に従います。

また、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』の同じドメインでの複数製品のインストールに関する項にある重要な情報を参照してください。

トポロジに対するCoherenceのチューニングと構成

標準インストール・トポロジには、記憶域が有効な管理対象Coherenceサーバーが含まれるCoherenceクラスタがあります。この構成はCoherenceの使用には適切な出発点ですが、特定の要件によっては、本番環境でのパフォーマンスを向上させるためにCoherenceをチューニングして再構成することを検討してください。

Coherenceクラスタの詳細は、『Oracle WebLogic Serverクラスタの管理』のCoherenceクラスタの構成と管理に関する項を参照してください。

Coherenceのチューニングの詳細は、『Oracle Coherenceの管理』を参照してください。

CoherenceへのHTTPセッションデータの格納の詳細は、『Oracle Coherence*WebでのHTTPセッション・マネージメントの管理』のWebLogicサーバーでのCoherence*Webの使用に関する項を参照してください。

Coherenceアプリケーションの作成とデプロイの詳細は、『Oracle WebLogic Server Oracle Coherenceアプリケーションの開発 』を参照してください。


8.3 開発用のOracle Data Integratorの準備

表8-3に、開発用のOracle Data Integratorの準備のために実行する可能性がある追加のタスクを示します。

表8-3 開発用のOracle Data Integratorの準備タスク

タスク 説明 詳細

論理エージェントの作成

異なる環境で同一の役割を持つ複数の物理エージェントは、同じ論理エージェントにグループ化できます。論理エージェントは、コンテキストによって物理エージェントに関連付けられています。実行の開始時、論理エージェントおよびコンテキストを指定します。Oracle Data Integratorはこの情報を単一の物理エージェントに変換し、物理エージェントが実行リクエストを受信します。

新しい論理エージェントを作成するには、『Oracle Data Integratorの管理』の論理エージェントの作成に関する項の手順を参照してください。

エージェントの管理

エージェントがトポロジに定義された後は、必要に応じてエージェントを起動、デプロイおよび停止できます。

『Oracle Data Integratorの管理』のエージェントの管理に関する項を参照してください。

リポジトリの管理

新しいマスターおよび作業リポジトリの作成および接続、パスワードの変更および環境のカスタマイズに役立つその他の管理タスクが使用できます

『Oracle Data Integratorの管理』の「リポジトリの管理」を参照してください。

Java EEエージェント用サーバー・テンプレートの作成

Oracle Data Integratorでは、ランタイム・エージェント用のサーバー・テンプレートの作成に役立つサーバー・テンプレート生成ウィザードが用意されています。

『Oracle Data Integratorの管理』のJava EEエージェント用のサーバー・テンプレートの作成に関する項を参照してください。


8.4 高可用性の環境の準備

高可用性のインストール環境の構成の詳細は、『Oracle Data Integratorの管理』の高可用性トポロジの設定手順に関する項を参照してください。