この項では、Identity Governance Framework (IGF)および関連する開発者向けAPIの、新機能および製品の重要な変更の要約を示します。
この項には、リリース12c (12.1.3)の新機能と変更された機能が含まれています。
このリリースには、次の新機能があります。
論理NOT演算子を指定して、単純または複雑なフィルタ条件を無効にすることができます。SearchFilter
クラスには2つの新規メソッドがあります。negate()
はNOT条件を設定するトグル・メソッドで、isNegated()
メソッドはNOT条件がすでに設定されているかどうかを確認できます。
2.4.20項「検索フィルタの論理NOT演算子」を参照してください。
アイデンティティ・ディレクトリAPIは、エンティティ属性パススルーをサポートします。属性定義およびエンティティ定義の下の属性参照に各属性をすべて含める必要はありません。追加、変更、リクエスト済属性、または検索フィルタ操作に任意の属性を含めることができます。属性がアイデンティティ・ストア・スキーマに存在しない場合、IDS APIはアイデンティティ・ストアによってスローされたエラーを返します。
2.2.1項「論理的なエンティティ構成」を参照してください。