Oracle® Fusion Middleware Oracle Enterprise Repositoryインストレーション・ガイド 12c リリース1 (12.1.3) E59446-04 |
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この章では、Oracle Enterprise Repositoryソフトウェアをインストールする方法について説明します。
この章の構成は、次のとおりです。
インストール・プログラムを起動するには、次の手順を実行します。
ターゲット・システムにログインします。
このインストーラでは、動作保証されたJDKがシステムに存在している必要があります。詳細は、「Oracle Fusion Middlewareのサポートされるシステム構成」ページで12cリリース1 (12.1.3)用の適切な動作保証ドキュメントを参照してください。
インストール・プログラムをダウンロードしたディレクトリに移動します。
次の例に示すように、システム上のJDKディレクトリからjava
実行可能ファイルを呼び出すことにより、インストール・プログラムを起動します。
UNIXオペレーティング・システムの場合:
/home/Oracle/jdk7_15/jdk1.7.0_55/bin/java -jar oer-generic.jar
Windowsオペレーティング・システムの場合:
C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_55\bin\java -jar oer_generic.jar
これらの例にあるJDKの場所は、ご使用のシステムの実際のJDKの場所に読み替えてください。
インストール・プログラムが表示されると、インストールを開始する準備ができています。インストール・プログラムの各画面の説明は、第2.2項を参照してください。
インストール・プログラムには、表2-1に示される順に一連の画面が表示されます。
インストール画面に関して詳細な情報が必要な場合は、画面名をクリックしてください。
表2-1 Oracle Enterprise Repositoryのインストール画面
画面 | 説明 |
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この画面は、UNIXオペレーティング・システムで、このホストに初めてOracle製品をインストールする場合に表示されます。中央インベントリを作成する場所を指定します。この画面で選択したオペレーティング・システム・グループ名に、中央インベントリの場所に対する書込み権限があることを確認してください。 中央インベントリの詳細は、Oracle Fusion MiddlewareのOracle Universal Installerを使用したソフトウェアのインストールに関するマニュアルのOracle中央インベントリの理解の説明を参照してください。 この画面はWindowsオペレーティング・システムでは表示されません。 |
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製品のインストーラの紹介画面です。 |
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この画面を使用してOracleホーム・ディレクトリの位置を指定します。 Oracle Fusion Middlewareディレクトリ構造の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』のインストールおよび構成のためのディレクトリの選択に関する項を参照してください。 |
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この画面を使用してインストールのタイプと、それに従ってインストールされる製品および機能を選択します。 Oracle Enterprise Repositoryはこの画面での唯一のオプションです。デフォルトで選択されます。 |
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この画面では、ご使用のシステムが最小要件を満たしていることを検証します。 |
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この画面を使用して、選択したインストール・オプションを確認します。これらのオプションをレスポンス・ファイルに保存する場合、「保存」をクリックし、レスポンス・ファイルの名前および場所を指定します。レスポンス・ファイルは、今後、サイレント・インストールを実行する場合に使用できます。 サイレント・インストールまたはコマンド行インストールの詳細は、Oracle Fusion MiddlewareのOracle Universal Installerを使用したソフトウェアのインストールに関するマニュアルのOracle Universal Installerのサイレント・モードでの使用の説明を参照してください。 |
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この画面では、インストールの進行状況を参照できます。 |
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インストールが完了すると、この画面が表示されます。この画面の情報を確認してから、「終了」をクリックしてインストーラを終了します。 |
インストールの完了後、次のタスクを正常に実行することでインストールを検証できます。
インストール・ログ・ファイルの内容を確認し、何も問題が発生していないことを確認します。ログ・ファイルおよびその場所の詳細は、『Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストール』のインストール・ログ・ファイルの理解に関する項を参照してください。
Oracleホームの内容を、viewInventory
スクリプトを使用して表示することもできます。詳細は、Oracle Fusion MiddlewareのOracle Universal Installerを使用したソフトウェアのインストールに関するマニュアルのOracleホームの内容の表示の説明を参照してください。
データベース・スキーマを作成し、WebLogicドメインを構成する前に、次のタスクを完了して、必要なRCUおよびWebLogic Serverパッチをインストールする必要があります。
OPatchユーティリティを使用して、必要なRCUパッチをインストールします。OPatchの使用に関する詳細は、「OPatchを使用したパッチ適用」を参照してください。
必要なRCUパッチをインストールするには、次の手順に従います。
パッチ18791727用のファイル(18791727_121300_Generic.zip
)をMy Oracle Supportから取得します。
パッチのREADME.txt
ファイルの指示に従ってください。
OPatchユーティリティを使用して、必要なOracle WebLogic Serverパッチをインストールします。OPatchの使用に関する詳細は、「OPatchを使用したパッチ適用」を参照してください。
必要なWebLogic Serverパッチをインストールするには、次の手順に従います。
パッチ18718889用のファイル(p18718889_121300_Generic.zip
)をMy Oracle Supportから取得します。
パッチのREADME.txt
ファイルの指示に従ってください。
第3章「Oracle Enterprise Repositoryドメインの構成」のタスクを完了して、必要なデータベース・スキーマを作成し、Oracle Enterprise Repository用にOracle WebLogic Serverドメインを構成します。
Oracle Enterprise Repositoryをクラスタ化環境にインストールしている場合、第3章はスキップし、第4章「Oracle Enterprise Repositoryのクラスタ化環境へのインストール」に記載されている手順に従います。