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Oracle® Fusion Middleware Webサービスの管理
12c (12.1.3)
E57565-02
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2 管理ツールへのアクセス

この章では、Fusion Middleware Webサービスの保護と管理に使用できる管理ツールをいくつか紹介します。この章では、セキュリティおよび管理ツールにアクセスする方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

2.1 Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlへのアクセス

Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlへアクセスする手順は次のとおりです。

  1. Oracle WebLogic Serverインスタンスを起動します。

    詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのサーバーの起動と停止に関する項を参照してください。

  2. サポートされているWebブラウザを開き、次のURLに移動します。

    http://hostname:port/em
    https://hostname:port/em
    

    hostnameはFusion Middleware ControlのDNS名またはIPアドレスを指定し、portはFusion Middleware Controlがリクエストされるポートのアドレスを指定します(デフォルト7001)。

    Secure Sockets Layer (SSL)を使用してOracle Fusion Middlewareを起動した場合には、httpsを使用します。

    サポートされているブラウザのリストについては、次の場所にあるOracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様を参照してください: http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-requirements-100147.html

    「ログイン」ページが表示されます。

  3. ユーザー名およびパスワードを入力します。

    管理者ユーザーのデフォルトのユーザー名はweblogicです。これは、初めてFusion Middleware Controlにログインするときに使用できるアカウントです。パスワードは、Oracle Fusion Middlewareのインストール時に入力したものです。

  4. 「ログイン」をクリックします。


    注意:

    Fusion Middleware ControlでWebサービスの管理に使用できるタスクや機能はロールによって異なります。詳細は、第4.1.1項「サポートされるユーザー・ロールのアクセス権限の理解」を参照してください。

詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』の「Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlの使用に関するスタート・ガイド」を参照してください。

2.2 Oracle WebLogic管理コンソールへのアクセス

Oracle WebLogic管理コンソールへアクセスする手順は次のとおりです。

  1. Oracle WebLogic Serverを起動します。

    詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのサーバーの起動と停止に関する項を参照してください。

  2. サポートされているWebブラウザを開き、次のいずれかのURLに移動します。

    http://hostname:port/console
    https://hostname:port/console
    

    hostnameにはOracle WebLogic管理サーバーのDNS名またはIPアドレスを指定し、portにはOracle WebLogic管理サーバーがリクエストをリスニングしているポートのアドレスを指定します(デフォルトでは7001)。

    Secure Sockets Layer (SSL)を使用してOracle WebLogic Serverを起動した場合には、httpsを使用します。

    サポートされているブラウザのリストについては、次の場所にあるOracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様を参照してください: http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-requirements-100147.html

    「ログイン」ページが表示されます。

  3. ユーザー名およびパスワードを入力します。

    インストール処理中にユーザー名とパスワードを指定する場合があります。これがOracle管理サーバーの起動に使用したものと同じユーザー名とパスワードの場合もあります。または、デフォルトのグローバル・セキュリティ・ロールのいずれかが付与されているユーザー名の可能性もあります。

  4. 「ログイン」をクリックします。

詳細は、Oracle WebLogic管理コンソール・オンライン・ヘルプのコンソールの起動に関する項を参照してください。

2.3 WebサービスのカスタムWLSTコマンドへのアクセス

WebサービスのWLSTコマンドにアクセスする手順は次のとおりです。

  1. インストールのために、Oracleの共通ホーム・ディレクトリ、たとえば/home/Oracle/Middleware/oracle_commonに移動します。

    Oracle共通ホームのディレクトリおよびOracle Fusion Middlewareのインストールに関する詳細は、『Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』を参照してください。

  2. oracle_common/common/binディレクトリにあるWLST.sh/cmdコマンドを使用して、WLSTを起動します。次に例を示します。

    • /home/Oracle/Middleware/oracle_common/common/bin/wlst.sh(UNIX)

    • C:\Oracle\Middleware\oracle_common\common\bin\wlst.cmd(Windows)

    これらのコマンドを実行すると、WLSTがオフライン・モードで起動されます。WebサービスのWLSTコマンドを使用するには、WLSTをオンライン・モードで使用する必要があります。

  3. Oracle WebLogic Serverを起動します。

    詳細は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのサーバーの起動と停止に関する項を参照してください。

  4. connect()コマンドを使用して、実行中のWebLogic Serverインスタンスに接続します。たとえば、次のコマンドは、ユーザー名/パスワードの資格証明weblogic/welcome1を使用して、URL myAdminServer.example.com:7001でWLSTを管理サーバーに接続します。

    connect("weblogic","welcome1","t3://myAdminServer.example.com:7001")
    

WLSTの使用に関する詳細は、『WebLogic Scripting Toolの理解』のWebLogic Scripting Toolの使用に関する項を参照してください。

WebサービスのWLSTコマンドの詳細は、インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンスのWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。