Oracle® Fusion Middleware Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理 12c (12.1.3) E59414-02 |
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第III部では、メッセージ保護、SSL、認証および認可に対してWebサービスを構成する方法について説明します。様々なハードウェア・モジュールをOracle Web Services Managerと統合することもできます。
第III部は、次の章で構成されています。
第7章「メッセージ保護の構成」では、キーストアおよび資格証明ストアの使用方法について説明します。また、アイデンティティ拡張の使用方法と、Oracle Coherenceを使用してNonceをキャッシュする方法も説明します。
第8章「個人情報の保護」では、PIIセキュリティ・ポリシーを使用して個人を識別できる情報を保護する方法を説明します。
第9章「トランスポート・レベル・セキュリティの構成(SSL)」では、SSL形式でトランスポート・レベルのセキュリティを使用する方法について説明します。WebLogic ServerおよびWebサービス・クライアントの一方向および双方向SSLの構成方法について説明します。また、Oracle HTTP ServerのSSLの構成方法についても説明します。
第10章「認証の構成」では、認証プロバイダ、ダイジェスト認証、SAML、Kerberos、ActiveDirectory、WS-Trust、アイデンティティ拡張など、OWSMで認証を構成する方法について説明します。
第11章「認可の構成」では、保護するリソースの決定、認可権限およびOPSSリソース名の設定など、OWSMで認可を構成する方法について説明します。また、OESを使用したファイングレイン認可の構成方法も説明します。
第12章「セキュア通信の構成」では、WS-SecureConversationの構成方法について説明します。
第13章「ハードウェアとOracle Web Services Managerの統合」では、Web Services Managerと様々なハードウェア・セキュリティ・モジュールとのOracle SPARC T4およびSPARC T5暗号化アクセラレーションのための統合について説明します。