この章では、Oracle HTTP Server、Apache HTTPサーバー、Microsoft IISおよびOracle iPlanet Web Serverのプラグインの構成に使用できるパラメータについて説明します。次の項で構成されます。
注意: Webサーバー・プラグインのパラメータは、Webサーバーごとに一意に名前を付けてフォーマット設定した、専用の構成ファイルにおいて指定する必要があります。Apache HTTPサーバー、Oracle HTTP Server、Microsoft IISおよびOracle iPlanet Web Server用のプラグインに固有の構成ファイルの詳細は、次の各章を参照してください。 |
表7-1に、Webサーバー・プラグインの一般パラメータを示します。パラメータでは、大文字と小文字が区別されます。
表7-1 Webサーバー・プラグインの一般パラメータ
パラメータ名 | デフォルト値 | 説明 | 適用対象 |
---|---|---|---|
( |
300 |
WebLogic Serverからのリクエストへのレスポンスに対するプラグインの待機時間を定義します。プラグインは、 最小値: 10 最大値: 2147483647 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
(WebLogic Serverの1つのクラスタ、またはクラスタ化されていない複数のサーバーにプロキシする場合は必須) |
なし |
ロード・バランシングに使用可能なWebLogic Serverのリスト。サーバーまたはクラスタのリストは、 このパラメータの値を指定するための構文は、プラグインの構成対象となるWebサーバーに応じて異なります。詳細は、次を参照してください。 プラグインとWebLogic Serverの間にSSLを使用している場合は、ポート番号をSSLリスニング・ポートに設定して、SecureProxyパラメータをONに設定します。 このプラグインは、すべての使用可能なサーバーの間の単純なラウンドロビンを実行します。このプロパティで指定したサーバー・リストが、サーバーとプラグインが保持する動的サーバー・リストの開始点となります。WebLogic Serverとこのプラグインの連携により、クラスタに発生した新規のクラスタ・メンバー、失敗したクラスタ・メンバーおよびリカバリしたクラスタ・メンバーを反映してサーバーのリストが自動的に更新されます。 動的クラスタ・リストの使用を無効にするには、DynamicServerListパラメータを このプラグインはCookie、URLエンコード済セッション、またはPOSTデータに格納されたセッションを含むHTTPリクエストを、Cookieを作成したクラスタ内のサーバーに送信します。 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
(単一のWebLogic Serverにプロキシする場合は必須) |
なし |
HTTPリクエストの転送先となるWebLogic Serverホスト(または、WebLogic Serverで定義されている仮想ホスト名)。WebLogicクラスタを使用している場合は、 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
(単一のWebLogic Serverにプロキシする場合は必須) |
なし |
WebLogic Serverホストでプラグイン(または他のサーバー)からの接続リクエストをリスニングするポート(プラグインとWebLogic Serverとの間でSSLを使用している場合は、このパラメータをSSLリスニング・ポートに設定し、 WebLogic Clusterを使用している場合は、 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
( |
JSESSIONID |
WebLogic Server WebアプリケーションのWebLogic ServerセッションCookieの名前を変更する場合は、プラグインの |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
2 |
WebLogic Serverホスト(またはクラスタ内のすべてのサーバー)への接続試行の間にプラグインがスリープする間隔(秒)。この値は 再試行しないようにするには、 エラー・レスポンスは、 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
10 |
プラグインがWebLogic Serverホストへの接続を試行する最大時間(秒)。この値は エラー・レスポンスは、 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
非推奨 |
OFF |
デバッグ操作で実行するロギングのタイプを設定します。Windows NTシステムまたはWindows 2000システムでは、デバッグ情報はc:\TEMP\wlproxy.logに書き込まれます。 この場所とファイル名をオーバーライドするには、 サーバーにログインするユーザーにTEMPディレクトリへの書込み権限が割り当てられていることを確認してください。次のいずれかのロギング・オプションを設定します(HFC、HTW、HFWおよびHTCオプションは、たとえばHFC,HTWのようにカンマ区切りにすることで組み合せて入力できます)。
非推奨パラメータを使用しないロギング設定の詳細は、第3.4項「Apache HTTPサーバーの非推奨ディレクティブ」を参照してください。 |
Microsoft IIS |
|
OFF |
特殊な問合せパラメータ__WebLogicBridgeConfigを有効にします。プラグインから構成パラメータに関する詳細を取得するために使用します。 たとえば、 このパラメータはデバッグにのみ使用するもので、出力メッセージの形式はリリースによって異なります。セキュリティのため、本番システムではこのパラメータをOFFにしてください。 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
なし |
URIが/の場合、プラグインは次の手順を実行します。
これによって、WebLogic Serverからリダイレクトされなくなります。 DefaultFileNameには、リクエストをプロキシするWebLogic Server上のWebアプリケーションのデフォルト・ウェルカム・ページを設定します。たとえば、 Apacheユーザー向けの注意: StrongholdバージョンまたはRavenバージョンを使用する場合は、このパラメータを |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
ON |
このパラメータを
|
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
なし |
WebサーバーからWebLogic Serverにリクエストを転送できなかった場合に表示される、ユーザー独自のエラー・ページを作成できます。 バックエンド・サーバーが「HTTP 503: サービスが使用できません」レスポンスを返し、フェイルオーバー用のサーバーがない場合、プラグインはエラー・ページにリダイレクトします。 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
ON |
なお、POSTデータのサイズが2048バイト以下の場合は、 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
ON |
ONに設定されている状態で、サーバーがWLIOTimeoutSecsの時間内に応答しない場合、プラグインはフェイルオーバーします(メソッドが同等の場合)。 IdempotentをONに設定してある場合も、プラグインによってフェイルオーバーされるため、サーバーから OFFに設定した場合、プラグインはフェイルオーバーしません。Apache HTTP Serverを使用している場合は、複数のURLまたはMIMEタイプに対してこのパラメータを別々に設定できます。 Idempotentが有効なのは、リクエストがWebLogic Serverに正常に送信され、プラグインがバックエンド・サーバーからのレスポンスを待機中の場合のみとなります。 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
true (Microsoft IISプラグイン) ON (Oracle HTTP ServerおよびApache HTTPサーバー) ON (Oracle iPlanet Web Server) |
プラグインとWebLogic Serverの間の接続のプールを有効化します。 Microsoft IISプラグイン用の有効な値は、trueおよびfalseです。 Apache HTTPサーバー用の有効な値は、 Oracle iPlanet Web Server用の有効な値は、 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
20 |
プラグインとWebLogic Serverとの間のアクティブでない接続が閉じられるまでの時間。このパラメータを有効にするには、 このパラメータの値は、管理コンソールの「サーバー/HTTP」タブで設定される「期間」フィールドの値以下、またはサーバーMBeanで |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
なし |
このパラメータを使用すると、既存のパラメータ値の変更や、特定の構成に対する新しいパラメータの追加が可能です。 MatchExpressionパラメータは、
このパラメータは、次のような2つのシナリオについて構成できます。 MIMEタイプによるプロキシ: 特定のMIMEタイプに対して他のパラメータを設定するには、次の形式でこのパラメータを使用します。 構文: MatchExpression <file_extension> <param=value>|<param-value>|… たとえば、次の構成では、 <IfModule weblogic_module> MatchExpression *.jsp WebLogicHost=myHost|WebLogicPort=8080 </IfModule> パスによるプロキシ: また、特定のパスに対して他のパラメータを設定するには、次の形式でこのパラメータを使用します。 構文: MatchExpression <path> <param=value>|<param-value>|… たとえば、次の構成では、 <IfModule weblogic_module> MatchExpression /weblogic WebLogicHost=myHost|WebLogicPort=9090 </IfModule> 前述のとおり、 たとえば、次のような構成では、すべてのリクエストがmy タイプ |
Oracle HTTP Server Apache HTTPサーバー |
<IfModule weblogic_module> SetHandler weblogic-handler WebLogicHost myHost WebLogicPort 8080 MatchExpression *.jpg PathPrepend=/images </IfModule> MatchExpressionの使用方法のその他の例は、第3章「Apache HTTP Server用プラグインの構成」に記載されています。 |
|||
|
0 |
POSTデータの最大許容サイズ(バイト単位)。コンテンツ長が |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
10 |
|
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
null |
RFC仕様に従うと、URLの汎用構文は次のとおりです。 [PROTOCOL]://[HOSTNAME]:{PORT}/{PATH}/{FILENAME};{PATH_PARAMS}/{QUERY_STRING}...
ファイル名を付加する必要がある場合は、 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
null |
RFC仕様に従うと、URLの汎用構文は次のとおりです。 [PROTOCOL]://[HOSTNAME]:{PORT}/{PATH}/{FILENAME};{PATH_PARAMS}/{QUERY_STRING}...
http://myWeb.server.com/weblogic/foo 解析のためにプラグインに渡され、 http://myWeb.server.com:7001/foo 既存のサード・パーティ製サーバーを新しく変更しており、プラグインを使用してWebLogic Serverにリクエストをプロキシする場合は、 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
OFF |
(request_rec *)r->the_request 問合せ文字列をWebLogic Serverに渡します。(詳細は、Apacheドキュメントを参照してください。)この動作は、Netscapeバージョン4.xブラウザで、問合せ文字列にスペースのあるリクエストを行う場合に役立ちます。
|
Oracle HTTP Server Apache HTTPサーバー |
|
0 (起動時に1回のみルックアップ) |
プロキシ構成で定義されている場合、WebLogic ServerがサーバーのDNS名とIPとの間のマッピングをリフレッシュする間隔を秒数で指定します。WebLogic Serverインスタンスを別のIPアドレスに移行する場合に使用できますが、そのサーバーのIPのDNS名は変更されません。この場合、指定したリフレッシュ間隔で、DNSとIPとの間のマッピングが更新されます。 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー |
|
なし |
このパラメータによって、プロキシ設定から一定のリクエストを除外できます。 このパラメータは、グローバルに定義することも、「場所」タグ・レベルでローカルに定義することもできます。このプロパティをローカルに定義した場合、グローバルなプロパティがオーバーライドされるのではなく、2つのパラメータの集合が定義されます。 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
False |
デフォルトで、IISプラグインは、チャンクの受信時にそれをストリーミングするのではなく、チャンク転送エンコーディングのレスポンスをバッファします。 |
Microsoft IIS |
|
OFF |
ONに設定されている場合、WLSプラグインは元のURIをクライアントからWebLogic Serverに転送します。OFF (デフォルト)に設定されている場合、WebLogic Serverに送信されたURIは、mod_rewriteまたはその他のWebサーバー・プラグイン・モジュールによって変更されることがあります。 |
Oracle HTTP Server Apache HTTPサーバー |
|
なし |
プラグインがマルチホーム・マシン上で実行されているWebLogic Serverインスタンスに接続する際の、バインド先(プラグインのシステム上)となるIPアドレスを定義します。
|
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
非推奨 |
|
非推奨パラメータを使用しないロギング設定の詳細は、第3.4項「Apache HTTPサーバーの非推奨ディレクティブ」を参照してください。 |
Microsoft IIS |
|
Windows: ThreadsPerChildの半分 Windows以外: MaxClientsの半分 |
アクティブなWebSocket接続の数をいつでも制限します。 注意: このパラメータに設定できる最大値は、ThreadsPerChildの75%(Windowsの場合)またはMaxClientsの75%(Windows以外の場合)となります。このパラメータに対して指定された値が、許容されている最大値よりも大きい場合は、自動的にその最大値以下に設定されます。 |
Oracle HTTP Server Apache HTTPサーバー |
|
OFF |
プロキシの連鎖が設定されており、プロキシ・プラグインまたは |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
OFF |
次の条件に該当する場合にプラグインとWebLogic Serverとの間のSSL通信を維持するには、このパラメータを
|
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
OFF |
Webサーバーとプラグインより前にデプロイされたロード・バランサまたはその他のソフトウェアがSSLの終端点となっており、その製品において、クライアントからの接続がSSLを介すかどうかに基づいてWL-Proxy-SSLリクエスト・ヘッダーがtrueまたはfalseに設定されている場合は、SSLの使用がOracle WebLogic Serverに渡されるよう、 プラグインが動作するWebサーバーにSSLの終端点があるか、ロード・バランサでWL-Proxy-SSLが設定されていない場合は、 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
WLRetryAfterDroppedConnection |
ALL |
WLSがステータス行を送信する前に接続が失われた場合に、Apacheプラグインに再試行するリクエストを指示します。有効な引数は次のとおりです。
|
Apache HTTPサーバー Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Microsoft IIS |
|
ON |
このパラメータをONに設定すると、ヘッダーとレスポンス本文が別々のパケットで送信されます。 注意: ヘッダーとレスポンスの本文を2つのコールで送信する必要がある場合、たとえば、他のISAPIフィルタまたは本文の前にヘッダーがあることを期待するクライアントを持つ場合、このパラメータをONに設定します。 |
Microsoft IIS |
|
ON |
これは、Oracle WebLogic Serverからの503エラー・レスポンスによって別のサーバーへのフェイルオーバーがトリガーされるかどうかを制御します。通常プラグインは、503エラー・レスポンスを受け取ると、別のサーバーへのフェイルオーバーを試行します。 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
2 (必ず0より大きい値) |
ソケットの接続時のタイムアウトを秒単位で設定します。詳細は、 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
OFF |
これは、Oracle WebLogic Serverに転送されるリクエストの識別に使用されるWLSRequest Onメカニズムのかわりに使用できます。次に例を示します。 <Location /weblogic> WLSRequest ON PathTrim /weblogic </Location>
|
Oracle HTTP Server Apache HTTPサーバー |
|
「Debug」パラメータを参照 |
Oracle HTTP Server、Apache HTTPサーバーおよびOracle iPlanet HTTP Serverの場合は、このディレクティブでPOSTデータ・ファイル用の_wl_proxyディレクトリの場所を指定します。 Microsoft IISの場合は、このディレクティブで、wlproxy.logを作成するディレクトリを指定します。場所が見つからない場合は、プラグインによってC:/tempの下にログ・ファイルが作成されます。また、POSTデータ・ファイル用の_wl_proxyディレクトリの場所も指定します。 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
FileCachingパラメータをONに設定すると、リクエストのPOSTデータのサイズが2048バイトより大きい場合に、POSTデータが、まずディスク上の一時ファイルに読み込まれ、次に8192バイトのチャンク単位でWebLogic Serverに転送されます。これにより、フェイルオーバー時もPOSTデータが保持されます。
UNIXの場合、一時POSTファイルは/tmp/_wl_proxy
の下にあります。Windowsの場合は、次の場所にあります(WLTempDir
を指定していない場合)。
環境変数TMP
環境変数TEMP
C:\Temp
/tmp/_wl_proxy
は、HTTPサーバーのユーザーが所有する固定ディレクトリです。異なるユーザーによって複数のHTTPサーバーがインストールされている場合は、一部のHTTPサーバーがこのディレクトリに書き込めない場合があります。このような状況では、エラーが発生します。
この問題を解決するには、WLTempDir
パラメータを使用して、POSTデータ・ファイル用の_wl_proxy
ディレクトリに別の場所を指定します。
注意: SCG証明書は、Oracle WebLogic Serverプロキシ・プラグインではサポートされていません。SCG以外の証明書は適切に機能するため、それらを使用することでWebLogic Serverとプラグインとの間のSSL通信が可能です。キーストア関連の初期化パラメータは、Oracle WebLogic Serverプロキシ・プラグインで使用できません。 |
表7-2に、Webサーバー・プラグインのSSLパラメータを示します。パラメータでは、大文字と小文字が区別されます。
表7-2 Webサーバー・プラグインのSSLパラメータ
パラメータ | デフォルト値 | 説明 | 適用対象 |
---|---|---|---|
|
OFF |
このパラメータをONに設定すると、プラグインとWebLogic Serverとの間のすべての通信でSSLプロトコルの使用が有効になります。このパラメータを定義する前に、対応するWebLogic Server上のポートをSSLプロトコル用に構成しておく必要があります。 このパラメータは、メイン・サーバー用構成と仮想ホスト用構成(仮想ホストを定義してある場合)という2つのレベルで設定可能です。仮想ホスト用構成において、SSL構成はメイン・サーバー用構成から継承されます(この設定がオーバーライドされない場合)。 |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |
|
プラグインとWebLogic Serverの両方でサポートされている最適なプロトコル |
プラグインとWebLogic Serverの間の通信に使用するSSLプロトコル・バージョンを選択します。この設定は、Webブラウザの 使用できる値は次のとおりです。
次にその例を示します。 WebLogicSSLVersion TLSv1_1 TLSv1_2 スペース区切りのリストを使用して、複数のプロトコルを定義できます。選択されたSSLプロトコル・バージョンは、プラグインからWebLogic Serverへのすべての接続に使用されます。したがって、このパラメータはグローバル・スコープで定義してください。 構成されていない場合、プラグインは、プラグインとWebLogic Serverの両方でサポートされている最適なプロトコルを使用します。 |
Oracle HTTP Server Apache HTTPサーバー |
|
なし |
引数として、Oracleウォレット(SSOウォレット・ファイルを含む)のパスが必要です。 例: |
Oracle HTTP Server Oracle iPlanet Web Server Apache HTTPサーバー Microsoft IIS |