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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server 12.1.3クラスタの管理
12c (12.1.3)
E56248-06
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1 概要とロードマップ

この章では、このガイド『Oracle WebLogic Server 12.1.3クラスタの管理』の内容と構成について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

ドキュメントのスコープと対象読者

このドキュメントは、1つまたは複数のクラスタでWebベース・アプリケーションを開発またはデプロイするアプリケーション開発者および管理者を対象としています。また、WebLogic Serverを評価するビジネス・アナリストや、特定のアプリケーションでWebLogic Serverクラスタの使用を考えているシステム設計者にとって便利な情報も掲載されています。

このドキュメントのトピックでは、主にWebLogic Serverクラスタを含む本番環境のプランニング、実装、およびサポートに関連する情報が提供されています。WebLogic Serverクラスタ上で実行されるアプリケーションを設計または開発するソフトウェア・エンジニア向けの主なガイドラインも記述されています。

このマニュアルは、Java EE、HTTP、HTMLコード、およびJavaプログラミング(サーブレット、JSP、またはEJBの開発)に精通している読者を対象としています。

このドキュメントの手引き

関連ドキュメント

  • 『Oracle WebLogic Server Enterprise JavaBeansバージョン2.1の開発』のEnterprise JavaBeansの理解に関する項

  • 『Oracle WebLogic Server Webアプリケーション、サーブレット、JSPの開発』のWebアプリケーションの作成と構成に関する項

このリリースでのクラスタリングの新機能と変更点

WebLogic Serverのこのリリースでは、動的クラスタおよび複合クラスタでのサーバー全体の移行のサポートが追加されました。サーバー全体の移行の動作はすべてのクラスタで同じですが、クラスタのタイプに応じて構成は異なります。詳細は、「動的クラスタおよび複合クラスタでのサーバー全体の移行」を参照してください。

グループへのサーバー・インスタンスへの割当てに使用されるアルゴリズムは、WebLogic Server 12.1.2およびそれ以前のバージョンで使用されていたアルゴリズムから変更されました。新しいアルゴリズムは、実行中のクラスタの拡張の柔軟性を向上させ、クラスタの実行中に管理対象サーバーがWebLogic Serverクラスタに追加されるユースケースのサポートを向上させるように最適化されています。詳細は、「ユニキャストを使用した1対多通信」を参照してください。

このリリースで導入された新しいWebLogic Server機能の包括的なリストは、『Oracle WebLogic Serverの新機能』を参照してください。