この章では、WebLogic Server 12.1.3で単一のWebLogicドメインを調べる、Oracle Virtual Assembly Builder用のWebLogic Serverイントロスペクション・プラグインについて説明します。指定されたドメインおよびOracleホームが取得されます。
注意: この章では、WebLogic Serverのインストール・プログラムに含まれているWebLogic Serverプラグインについて説明します。このプラグインの旧バージョンは、Oracle Virtual Assembly Builderのインストール・プログラムに含まれています。旧バージョンのプラグインの使用方法については、Oracle Virtual Assembly Builderリリース・ノートを参照してください。 |
この章には次の項が含まれます:
次の項では、Oracle Virtual Assembly BuilderおよびWebLogic Serverイントロスペクション・プラグインの概要を説明します。
Oracle Virtual Assembly Builderは、インストールされたOracleコンポーネントを仮想化して変更した後、各自の環境にデプロイするためのツールです。Oracle Virtual Assembly Builderを使用して、ソフトウェア・アプライアンスと呼ばれるアーティファクト内の既存のソフトウェア・コンポーネントの構成を取得します。アプライアンスをグループ化して、その関係をソフトウェア・アセンブリと呼ばれるアーティファクトに定義できます。アセンブリは、完全な複数層アプリケーション・トポロジを記述するブループリントを提供します。
Oracle Virtual Assembly Builderでは、アセンブリ内のアプライアンス間の論理接続を、アセンブリ編集と呼ばれるプロセスで再構成できます。目的のアセンブリ構成を実現した後は、Oracle Virtual Assembly Builderを使用してデプロイメント用のアセンブリを準備し、それをご使用の環境にデプロイします。
詳細は、『Oracle Virtual Assembly Builderの使用』を参照してください。
イントロスペクションとは、アプライアンスまたはアセンブリを作成するために、ソフトウェア・コンポーネントまたは関連コンポーネントのグループに対して実行される操作です。イントロスペクション時には、Oracle Virtual Assembly BuilderでコンポーネントのXML記述が作成された後、コンポーネント固有の構成ファイルのセットが取得されます。この情報が、イントロスペクション時におけるコンポーネントの構成のスナップショットを形成します。
イントロスペクション・アーキテクチャは、プラグイン・ベースです。WebLogic Server用プラグインを含め、サポートされるコンポーネント・タイプごとにプラグインがあります。通常、コンポーネントのイントロスペクションを行うと、アプライアンスが作成されます。ただし、Oracle Virtual Assembly Builderを使用してWebLogic Serverドメインをイントロスペクトすると、イントロスペクション・プラグインはアセンブリを生成します。生成されるアセンブリには、次のものが含まれます。
管理サーバーを表すアプライアンス。
スタンドアロン管理対象サーバーごとに1つのアプライアンス。
クラスタごとに1つのアプライアンス。(このアプライアンスには、そのクラスタに含まれるすべての管理対象サーバー・インスタンスが含まれます。)
WebLogic Serverイントロスペクション・プラグインは、動的クラスタおよび動的サーバーで構成されるWebLogicドメインを完全にサポートします。
次の手順は、Oracle Virtual Assembly BuilderでWebLogic Serverイントロスペクション・プラグインを使用可能にするためのプロセスの概要です。
『Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』の説明に従って、Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャ・ソフトウェア(wls_jrf_generic.jar)をインストールします。
インストール・タイプとして、Fusion Middlewareインフラストラクチャを選択します。
『Oracle Virtual Assembly Builderのインストール』の説明に従って、Oracle Virtual Assembly Builderをインストールします。
次のコマンドで、Oracle Virtual Assembly Builder用のWebLogic Serverプラグインをインストールします。
$AB_INSTANCE/bin/abctl installPlugins -productRoot $ORACLE_HOME/wlserver
このコマンドの$AB_INSTANCE
は、Studioインスタンスのホーム・ディレクトリに設定されている環境変数です。
表7-1は、Oracle Virtual Assembly Builder用のWebLogic Serverプラグインのイントロスペクション・パラメータを示しています。使用できる具体的なパラメータ・セットは、abctl
コマンドを使用しているか、Oracle Virtual Assembly Builder Studioを使用しているかによって異なります。「コマンド行サポート」列は、対応するパラメータをabctl
コマンドで指定できるかどうかを示しています。「必須」列は、プラグインでパラメータを指定する必要があるかどうかを示しています。
表7-1 WebLogic Serverプラグインのイントロスペクション・パラメータ
パラメータ | 説明 | コマンド行サポート | 必須 |
---|---|---|---|
domainRoot |
イントロスペクトするドメインへの完全修飾パス。 |
はい |
はい |
wlsHome |
WebLogicホーム・ディレクトリへの完全修飾パス。たとえば、 |
はい |
はい |
adminUser |
WebLogicドメインの管理ユーザー。 |
はい |
はい |
adminPassword |
|
いいえ |
はい |
nodeManagerUser |
ノード・マネージャ・ユーザー名。イントロスペクション時にこのパラメータを指定すると、指定されたユーザー名がドメインのリハイドレート時に使用されます。abctlコマンドでこのオプションを指定すると、 このパラメータを指定しないと、 |
はい |
いいえ |
nodeManagerPassword |
|
いいえ |
はい脚注1 |
nodeManagerDir |
ノード・マネージャ構成を含むデフォルト以外のディレクトリ。このパラメータを指定しないと、デフォルトで次の値が使用されます。 $WL_HOME/common/nodemanager |
はい |
いいえ |
identityKeystorePassPhrase |
カスタム・アイデンティティ・キー・ストアの使用がドメインで構成されている場合に使用するアイデンティティ・キーストアのパスワード。 |
いいえ |
いいえ |
privateKeyPassPhrase |
カスタム・アイデンティティ・キーストアに含まれるプライベート・キーのパスワード。 |
いいえ |
いいえ |
脚注1ノード・マネージャ・ユーザー名が指定されている場合にのみ必要です。
ドメインの管理サーバーが実行中であり、イントロスペクションのターゲットが管理サーバーのホスト・マシンである必要があります。
表7-2は、イントロスペクション・プラグインの使用に関する要件とその説明を示しています。この表に示されている要件は、WebLogic Serverプラグインに関するものと、Oracle Virtual Assembly Builder全体に関するものがあります。詳細は、『Oracle Virtual Assembly Builderのインストール』を参照してください。
表7-2 イントロスペクション・プラグインの使用に関する要件
要件 | 説明 |
---|---|
編集可能なドメイン |
イントロスペクションの対象であるWebLogicドメインが、編集できるように構成されている必要があります。これによって、デプロイ時の編集が正しく行われます。詳細は、『Oracle WebLogic Serverドメイン構成の理解』を参照してください。 |
Oracle Internet Directory |
参照システムでは、LDAPアイデンティティ・ストアとして、ファイルベースのLDAPサーバーではなく、Oracle Internet Directoryを使用することをお薦めします。ファイルベースLDAPは、同期の問題が原因で、デプロイされたシステムで正しく動作しません。 |
リモート・ユーザー |
WebLogic Serverのリモート・イントロスペクション用に指定するリモート・ユーザーは、WebLogic Serverプロセスの所有ユーザーが作成したファイルにアクセスできる必要があります。可能な場合は、指定するリモート・ユーザーを、WebLogic Serverプロセスの所有ユーザーと同じにすることをお薦めします。 |
Webサービスにアクセスするアプリケーション |
WebLogic Server参照システムでホストされるWebサービスにアクセスするアプリケーションごとに、次の操作を行う必要があります。
|
個々のサーバーでテンプレートを作成しない |
WebLogic Server内の個々のサーバーでテンプレートを作成しないでください。このようなテンプレートは、特定のデプロイメント・アーティファクト(ドメイン・テンプレートのjarファイル、アセンブリ・レベルのデータ)がないため、デプロイできません。 |
管理サーバーURL |
ゲストOSのコンテキストから手動で起動するには、 |
管理サーバーのアプライアンスと、検出されたクラスタのアプライアンスおよび検出されたスタンドアロン(クラスタ化されていない)管理対象サーバーのアプライアンスが含まれる、原始性アセンブリ。クラスタ内の管理対象サーバーの数にかかわらず、1つのクラスタに対して1つのアプライアンスが作成されます。WebLogic Serverプラグインでは、クラスタ内のすべての管理対象サーバーが同様に構成されていると想定しています。クラスタ内の管理対象サーバーの名前と数は、アプライアンス・メタデータにスケール・アウト情報として保存されます。
注意: 原始性アセンブリを編集して、アプライアンスを追加したり削除することはできません。他のアプライアンスをWebLogic Server原始性アセンブリに関連付けるには、非原始性アセンブリを作成し、WebLogic Serverアセンブリをその非原始性アセンブリに追加する必要があります。 |
ドメイン内のサーバーがリスニングしているすべてのチャネルについて、WebLogic Serverアセンブリで入力が作成されます。通常、Oracle HTTP Server出力はWebLogic Server入力に接続されます。
見つかった次のタイプの構成について、WebLogic Serverアセンブリで出力が作成されます。
JDBC
LDAP
JMSメッセージング・ブリッジ
外部JMS
これらの出力はすべて、デプロイメントの前に外部リソースまたはアプライアンスに接続する必要があります。出力および出力でサポートされるプロトコルの記述から、出力の接続先となり得るアプライアンス・タイプに関するヒントが与えられます。
すべての入力エンドポイントは、次のワイヤリング・プロパティを持ちます。
2つの編集可能なプロパティ: port
、description
。
1つの編集不可のプロパティ: protocols
のリスト。protocols
は、入力に接続できる出力のタイプを示します。
すべての出力エンドポイントは、次のワイヤリング・プロパティを持ちます。
1つの編集可能なプロパティ: description
。
編集不可の次のプロパティ。
protocol
: 出力に接続できる入力のタイプを示します。
singleton
: 出力を接続できるアプライアンスのタイプを示します。singleton
がtrueの場合、出力を接続できるのは、スケーラビリティ絶対最大値が1のアプライアンスの入力のみです。
表7-3は、WebLogic Serverアプライアンスの共通入力ユーザー・プロパティを示しています。
表7-3 WebLogic Serverアプライアンスの共通入力ユーザー・プロパティ
名前 | 型 | 必須 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
keepLocalHost |
Boolean |
いいえ |
なし |
この入力が元はローカルホストに明示的にバインドされていた場合、このプロパティは存在し、trueに設定されます。このプロパティが存在し、その値がfalseにオーバーライドされていない場合、この入力への接続は作成しないでください。 |
readymetric-naming-password |
String |
いいえ |
なし |
準備完了メトリック・チェックを実行する際に、サーバーへの接続で使用するパスワード。 |
readymetric-naming-protocol |
String |
いいえ |
なし |
準備完了メトリック・チェックに使用される接続の名前付けで指定できるオプションのプロトコル(例: |
readymetric-naming-user |
String |
いいえ |
なし |
準備完了メトリック・チェックを実行する際に、サーバーへの接続で使用するユーザー(例: |
readymetric-server-protocol |
String |
いいえ |
なし |
準備完了メトリック・チェックを実行する際に、サーバーへの接続で使用するプロトコル(例: |
表7-4は、WebLogic Serverアプライアンスの共通入力プロパティを示しています。ユーザーは、これらのプロパティを変更できません。
表7-4 WebLogic Serverアプライアンスの共通入力プロパティ
名前 | 型 | 必須 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
originalBindAddresses |
String |
いいえ |
なし |
イントロスペクトされたシステムの元のアドレス。 |
originalDefaultHostname |
String |
いいえ |
なし |
イントロスペクトされたシステムの元のホスト名。(たとえば、 |
表7-5は、管理サーバー・アプライアンスの入力システム・プロパティを示しています。
表7-5 管理サーバー・アプライアンスの入力プロパティ
名前 | 型 | 必須 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
admin-password |
String |
はい |
なし |
管理ユーザーのパスワード。これはユーザーが変更できるプロパティで、デプロイメント・プランに指定されます。デプロイヤはこれを使用して既知のドメインのイントロスペクションとデプロイメントを何度でも実行できます。デプロイされる各インスタンスは、カスタム・パスワードを持ちます。 |
admin-username |
String |
はい |
なし |
管理サーバーに接続するための管理ユーザー名(例: |
表7-6から表7-9は、管理サーバー・アプライアンスのJDBC、外部JMS、JMSメッセージング・ブリッジおよびLDAP用の出力ユーザー・プロパティを示しています。
表7-6は、管理サーバー・アプライアンスのJDBC用の出力ユーザー・プロパティおよびシステム・プロパティを示しています。password
プロパティおよびusername
プロパティがユーザー・プロパティで、original-url
がシステム・プロパティです。
表7-6 管理サーバー・アプライアンスの出力プロパティ: JDBC
名前 | 型 | 必須 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
password |
String |
いいえ |
<空> |
データ・ソース接続で必要なユーザーのパスワード。 |
username |
String |
いいえ |
なし |
データ・ソース接続で必要なユーザー。値は、データ・ソース接続の元のユーザーになります。 |
original-url |
String |
いいえ |
なし |
イントロスペクトされたWebLogicドメインからの元のJDBC URL。たとえば、 |
表7-7は、管理サーバー・アプライアンスの外部JMS用の出力ユーザー・プロパティを示しています。
表7-7 管理サーバー・アプライアンスの出力プロパティ: 外部JMS
名前 | 型 | 必須 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
original-connection-url |
String |
いいえ |
なし |
外部JMSサーバーの元のURL。 |
表7-8は、管理サーバー・アプライアンスのJMSメッセージング・ブリッジ用の出力システム・プロパティを示しています。
表7-8 管理サーバー・アプライアンスの出力プロパティ: JMSメッセージング・ブリッジ
名前 | 型 | 必須 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
original-url |
String |
いいえ |
なし |
JMSメッセージング・ブリッジ・サーバーの元のURL。 |
original-username |
String |
いいえ |
なし |
JMSメッセージング・ブリッジ・サーバーの元のユーザー名。 |
original-password |
String |
いいえ |
なし |
暗号化された、JMSメッセージング・ブリッジ・サーバーの元のパスワード。 |
表7-9は、管理サーバー・アプライアンスのLDAP用の出力システム・プロパティを示しています。
この項では、WebLogic Serverアプライアンスを含むアセンブリの次のプロパティについて説明します。これらのプロパティには、アセンブリレベルのプロパティ、各アプリケーションの入力および出力に関するプロパティ、およびアプライアンス自体のプロパティが含まれます。この項の内容は次のとおりです。
表7-10は、アセンブリレベルのシステム・プロパティを示しています。
表7-10 アセンブリレベルのシステム・プロパティ
名前 | 型 | 必須 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
admin-password |
String |
はい |
なし |
ドメインの管理ユーザー・パスワード。 |
admin-username |
String |
はい |
なし |
ドメインの管理ユーザー(例: |
admsvr-jmx-input |
String |
はい |
なし |
JMX接続で使用する管理サーバー・アプライアンスの入力を示します(例: |
admsvr-jmx-protocol |
String |
はい |
なし |
管理サーバーへのJMX接続で使用するプロトコル(例: |
domain-name |
String |
いいえ |
なし |
イントロスペクトされたドメインのドメイン名(例: |
usesOracleHomes |
boolean |
はい |
なし |
これがコアのWebLogic Serverインストールではなく、Oracleホームが関連付けられていることを示します。SOAおよびWebCenterドメインの場合、これはtrueです。指定可能な値はtrueおよびfalseです。 |
ここでは、管理サーバーおよび管理対象サーバーのアプライアンスに共通するプロパティについて説明します。
表7-11は、WebLogic Serverアプライアンスの共通ユーザー・プロパティを示しています。
表7-11 WebLogic Serverアプライアンスの共通ユーザー・プロパティ
名前 | 型 | 必須 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
NodeManagerPort |
Integer |
はい |
5556 |
ノード・マネージャがリスニングするポート(例: 5556)。これは、参照システムで構成されているノード・マネージャが検出された場合のみ存在します。 |
readymetric-attribute-compare-type |
String |
いいえ |
EQUALS |
準備完了メトリックの属性値とプロパティ 有効な値は、EQUALS、LESSER_THAN、GREATER_THAN、LESSER_THAN_OR_EQUALおよびGREATER_THAN_OR_EQUALです。 |
readymetric-attribute-name |
String |
いいえ |
State |
チェックするMBean属性。 |
readymetric-attribute-type |
String |
いいえ |
STRING |
MBean属性の型。 有効な値(ただし、調べられる属性に適した値)は、STRING、INTEGER、SHORT、LONG、DOUBLE、FLOATおよびBOOLEANです。 |
readymetric-attribute-value |
String |
いいえ |
RUNNING |
チェックが成功と見なされるために、プロパティ |
readymetric-instance-name-0 |
String |
いいえ |
com.bea:Name=AdminServer,Type=ServerRuntime |
JMX準備完了メトリック・チェックで使用するインスタンス名。 |
readymetric-max-wait-period |
String |
いいえ |
600 |
準備完了メトリック・チェックの成功を待機する最大時間(秒)。 |
readymetric-naming-input |
String |
いいえ |
なし |
準備完了メトリック・チェックで使用する入力(例: Default)。 |
readymetric-polling-period |
String |
いいえ |
なし |
準備完了メトリック・チェックの接続試行間の間隔(秒)。 |
readymetric-server-input |
String |
いいえ |
なし |
準備完了メトリック・チェックで使用する入力(例: Default)。 |
readymetric-trust-store-0 |
String |
いいえ |
なし |
準備完了メトリック・チェックがSSL対応ポートを使用している場合、使用するトラスト・ストアの場所。 |
readymetric-type |
String |
いいえ |
JMX |
アプライアンスで使用する準備完了メトリックのタイプ。 |
readymetric-verify |
String |
いいえ |
はい |
このプロパティがtrueに設定されている場合、準備完了メトリック・チェックが実行されます。それ以外の場合は省略されます。 |
useTemplate |
String |
いいえ |
OEL |
アプライアンスのテンプレートの作成時にデフォルトで使用するテンプレート・タイプを指定します。 |
表7-12は、管理サーバー・アプライアンスのシステム・プロパティを示しています。
表7-12 管理サーバー・アプライアンスのシステム・プロパティ
名前 | 型 | 必須 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
admin-input-name |
String |
いいえ |
なし |
管理サーバーのadmin-input-protocolへの接続で使用する入力(例: Default)。 |
admin-input-protocol |
String |
いいえ |
なし |
管理サーバーへの接続で使用するプロトコル(例: http)。 |
表7-13は、管理サーバー・アプライアンスのユーザー・プロパティを示しています。
表7-13 管理サーバー・アプライアンスのユーザー・プロパティ
名前 | 型 | 必須 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
<cluster name>-cluster-address |
String |
いいえ |
<空> |
プロパティ名の最初の部分で指定されているクラスタのクラスタ・アドレス。 |
<cluster name>-frontend-host |
String |
いいえ |
<空> |
プロパティ名の最初の部分で指定されているクラスタのフロントエンド・ホスト。 |
<cluster name>-frontend-http-port |
String |
いいえ |
<空> |
プロパティ名の最初の部分で指定されているクラスタのセキュアでないフロントエンド・ポート。 |
<cluster name>-frontend-https-port |
String |
いいえ |
<空> |
プロパティ名の最初の部分で指定されているクラスタのセキュアなフロントエンド・ポート。 |
Oracle Coherence*Webイントロスペクション拡張は、WebLogic Serverイントロスペクタの機能を拡張します。また、WebLogicドメインの一部として構成されたCoherenceキャッシュ・クラスタおよびサーバーの構成を調べます。詳細は、Oracle Coherenceのドキュメントを参照してください。
詳細については、以下を参照:
サポートされるテンプレート・タイプは、Oracle Enterprise Linux (OEL)です。