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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server 12.1.3 JDBCデータ・ソースの管理
12c (12.1.3)
E56266-09
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D Oracle RACでの高速接続フェイルオーバーの使用

この付録では、Oracle高速接続フェイルオーバーでWebLogic Server 12.1.3を使用する方法について説明します。

WebLogic Serverは、高速接続フェイルオーバーをサポートしています。これは、無効な接続の検出とクリーンアップ、使用可能な接続のロード・バランシング、およびアクティブなOracle RACインスタンス上での作業の再配信などのOracle RACイベント通知を実装するために、アプリケーション非依存の方法を提供するOracle機能の1つです。

詳細は、『Oracle®データベースJDBC開発者ガイドおよびリファレンス』の高速接続フェイルオーバーに関する項(http://download-east.oracle.com/docs/cd/B19306_01/java.102/b14355/fstconfo.htm#CIHJBFFC)を参照してください。

Oracle高速接続フェイルオーバーを使用する場合のJDBCドライバの構成

データ・ソースで高速接続フェイルオーバーを有効化するには、次の接続プールのプロパティを設定します。

  • ドライバ・クラス名内: クラス名をoracle.jdbc.pool.OracleDataSourceに設定します。

  • プロパティ内: Oracle RACノードをリモートにサブスクライブするONS構成文字列をOracle FAN/ONSイベントに設定します。例: ONSConfiguration=nodes=hostname1:port1,hostname2:port2


    注意:

    OracleのOracleDataSourceクラスはXA対応ではないため、結果として生じるデータ・ソースではXA接続プールは実装されません。