/management/wls/{version}/datasources/test

このリソースはデータベース接続をテストします。一般的に、新規データ・ソースの作成に使用されるパラメータの検証に使用されます。

リソースでは、次のメソッドがサポートされます。

• OPTIONSメソッド

• POSTメソッド

OPTIONSメソッド

このリソースのOPTIONSメソッドは、デフォルト値が事前移入されているテンプレート・エンティティを返します。

データベース接続をテストする場合、このメソッドを呼び出してテンプレートを取得し、ドライバ・クラス名や接続URLなどの値を入力して、POSTメソッドでこれを使用して接続をテストします。

ロール

管理者、デプロイヤ

レスポンス本文

返されるレスポンス本文には、DatabaseDriverAttributesエンティティが含まれます。

レスポンス・コード

このメソッドは、標準のHTTPステータス・コードのいずれかを返します。

例

例1   特定のドライバのデータベース接続を行うためのテンプレートの取得

この例は、OPTIONSメソッドを使用して、データベース接続のテンプレートを取得します。

リクエストの例

レスポンスの例

POSTメソッド

このリソースのPOSTメソッドは、ドライバ固有の属性のセットを、汎用のデータベース接続エンティティに変換し、接続URLおよびプロパティのリストを適切にフォーマットします。

注意: RESTリソースはクリアテキスト・パスワードを返すことができないため、ドライバ属性のいずれかにパスワードが保持されていても、返されるドライバにパスワードは入力されていません。これを補うために、クライアントは、データベース・ドライバ属性エンティティを保持し、そのpasswordAttributeNameプロパティを使用してパスワードを保持する属性を検索し、返されたデータベース接続エンティティのpasswordプロパティをそのパスワードに設定する必要があります。

ロール

管理者、デプロイヤ

リクエスト本文

リクエスト本文には、完全に移入されたDatabaseDriverAttributesエンティティが含まれている必要があります。読取り専用パラメータ値は無視されます。

レスポンス本文

返されるレスポンス本文には、DatabaseConnectionエンティティが含まれます。

レスポンス・コード

このメソッドは、標準のHTTPステータス・コードのいずれかを返します。

例

例1   特定のデータベースのデータベース接続のテスト

この例は、POSTメソッドを使用して、データベース接続構成をテストします。

リクエストの例

curl -v \
--user username:password \
-H X-Requested-By:MyClient \
-H Accept:application/json \
-H Content-Type:application/json \
-d "{
    url: 'jdbc:derby://localhost:1527/demo',
    driverName: 'org.apache.derby.jdbc.ClientXADataSource',
    password: null,
    properties: [
        { name: 'portNumber', value: '1527' },
        { name: 'databaseName', value: 'demo;create=true' },
        { name: 'serverName', value: 'localhost' }
    ]
}" \
-X POST http://localhost:7001/management/wls/latest/datasources/test

レスポンスの例

HTTP/1.1 200 OK

Response Body:
{"item": {
    "cause": [],
    "ok": true
}}