DBMS_DNFSパッケージは、バックアップ・セットに含まれているファイルを使用したデータベースの作成を支援するためのインタフェースを提供します。
DBMS_DNFS
関連項目:
この章では、次の項目について説明します。
DBMS_DNFSの使用方法
セキュリティ・モデル
このパッケージは、SYSDBA権限のあるユーザーで実行する必要があります。
SYSDBA
表61-1 DBMS_DNFSパッケージのサブプログラム
CLONEDB_RENAMEFILEプロシージャ
バックアップ・セットを指していたデータファイルの名前を、クローニングされたデータベース内の実際のファイル名に変更します。
このプロシージャは、バックアップ・セットを指していたデータファイルの名前を、クローニングされたデータベース内の実際のファイル名に変更するために使用されます。srcfileは、バックアップ・イメージ・コピーまたは読取り専用ストレージ・スナップショット内のデータファイルを示すファイル名です。destfile宛先ファイル・パスは、cloneDBデータファイルが作成されるNFSボリュームを指す必要があります。このプロシージャが正常に実行されると、制御ファイル・レコードは新しいデータファイル名で更新されます。
srcfile
destfile
構文
DBMS_DNFS.CLONEDB_RENAMEFILE ( srcfile IN VARCHAR2, destfile IN VARCHAR2);
パラメータ
表61-2 CLONEDB_RENAMEFILEプロシージャのパラメータ
制御ファイルのソース・データファイル名
新しいデータファイル名