DBMS_RESCONFIG
パッケージは、リソース構成リストを操作して、リソースのリスナー情報を取得するインタフェースを提供します。
関連項目: リソース構成の詳細は、『Oracle XML DB開発者ガイド』を参照してください。 |
この章では、次の項目について説明します。
次の表に、このパッケージのサブプログラムをアルファベット順に示します。
表130-1 DBMS_RESCONFIGパッケージのサブプログラム
サブプログラム | 説明 |
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リポジトリの構成リストの特定の場所に、絶対パスで指定されたリソース構成を挿入します。 |
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ターゲット・リソースの構成リストの特定の場所に、絶対パスで指定されたリソース構成を挿入します。 |
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rcpathで指定されたリソース構成がターゲット・リソースの構成リストに含まれていない場合は、このリソース構成を追加します。 |
DELETEREPOSITORYRESCONFIGプロシージャ |
リポジトリの構成リストの特定の場所にある構成を削除します。 |
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ターゲット・リソースの構成リストの特定の場所にある構成を削除します。I |
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特定のリソースに適用できるリスナーのリストを戻します。 |
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リポジトリの構成リストの特定の場所にリソース構成を戻します。 |
GETREPOSITORYRESCONFIGPATHSファンクション |
リポジトリに対して定義されたリソース構成パスのリストを戻します。 |
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ターゲット・リソースの構成リストの特定の場所にリソース構成を戻します。 |
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ターゲット・リソースの構成リストで定義されたリソース構成パスのリストを戻します。 |
PATCHREPOSITORYRESCONFIGLISTプロシージャ |
無効な参照をリポジトリ・リソース構成リストから削除し、リポジトリを使用可能にします。 |
このプロシージャは、リポジトリの構成リストの特定の場所に、絶対パスで指定されたリソース構成を挿入します。現在その位置にある要素(ある場合)および後続の要素を、右に移動します。
このプロシージャは、ターゲット・リソースの構成リストの特定の場所に、絶対パスで指定されたリソース構成を挿入します。現在その位置にある要素(ある場合)および後続の要素を、右に移動します。
構文
DBMS_RESCONFIG.ADDRESCONFIG( respath IN VARCHAR2, rcpath IN VARCHAR2, pos IN PLS_INTEGER := NULL);
このプロシージャは、rcpathで指定されたリソース構成がターゲット・リソースの構成リストに含まれていない場合に、このリソース構成を追加します。
構文
DBMS_RESCONFIG.ADDRESCONFIG( respath IN VARCHAR2, rcpath IN VARCHAR2, appendOption IN PLS_INTEGER);
このプロシージャは、ターゲット・リソースの構成リストの特定の場所にある構成を削除します。後続の要素を左に移動します。ユーザーは、再帰的な削除に対するオーバーロードを使用できます。
構文
DBMS_RESCONFIG.DELETERESCONFIG( respath IN VARCHAR2, pos IN PLS_INTEGER);
DBMS_RESCONFIG.DELETERESCONFIG( respath IN VARCHAR2, rcpath IN VARCHAR2, deleteOption IN PLS_INTEGER);
パラメータ
表130-6 DELETERESCONFIGプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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ターゲット・リソースの絶対パス。 |
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削除される構成の索引。索引が範囲外( |
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リストに存在する場合に削除されるリソース構成の絶対パス。 |
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このファンクションは、特定のリソースに適用できるリスナーのリストを戻します。
このファンクションによって戻される値は、XDBResconfig
.xsd
スキーマの、<event-listeners>
要素を含むXML文書です。この文書には、リポジトリ・レベルのリスナーなど、ターゲット・リソースに適用できるすべてのリスナーが含まれています。ユーザーは、戻されるXML文書から、EXTRACT
演算子を使用して固有のイベントに対して定義されたリスナーを取得できます。