WPG_DOCLOAD
パッケージは、ファイル、BLOB
およびBFILE
をダウンロードするインタフェースを提供します。
関連項目: このパッケージの実装の詳細は、次のマニュアルを参照してください。
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この章では、次の項目について説明します。
このプロシージャには、3つのバージョンがあります。
最初のバージョンはファイルをダウンロードし、文書内のDOWNLOADプロシージャにより起動され、p_filename
が文書表からクライアントのブラウザにダウンロードされようとしていることをPL/SQLゲートウェイに通知します。
2番目のバージョンは、どのプロシージャからも起動でき、p_blob
がクライアントのブラウザにダウンロードされようとしていることをPL/SQLゲートウェイに通知します。
3番目のバージョンは、どのプロシージャからも起動でき、p_bfile
がクライアントのブラウザにダウンロードされようとしていることをPL/SQLゲートウェイに通知します。
構文
WPG_DOCLOAD.DOWNLOAD_FILE( p_filename IN VARCHAR2, p_bcaching IN BOOLEAN DEFAULT TRUE);
WPG_DOCLOAD.DOWNLOAD_FILE( p_blob IN OUT NOCOPY BLOB); WPG_DOCLOAD.DOWNLOAD_FILE( p_bfile IN OUT BFILE);
使用上の注意
通常、ブラウザがキャッシュ内に要求された文書が保存されていることを示す'If-Modified-Since'ヘッダーをゲートウェイに送信しないかぎり、文書はブラウザにダウンロードされます。送信された場合は、ブラウザのキャッシュに保存されたコピーが最新のものであるかどうかをゲートウェイが判別し、最新のものであれば、このコピーを表示させることを指示するHTTP 304ステータス・メッセージをブラウザに送信します。ただし、文書URLおよび文書がPL/SQL Webゲートウェイにおいて必ずしも1対1の関係を構築しているとはかぎらないため、場合によっては、望んでいない文書のコピーが表示されることがあります。そのような場合には、p_bcaching
パラメータをFALSEに設定し、'If-Modified-Since'ヘッダーを無視し、文書をダウンロードするようゲートウェイに指示します。
ファイルにアクセスできるかどうか、存在しているかどうかをチェックするために最初にロケータが開かれるため、p_bfile
およびp_blob
はIN
OUT
として宣言されます。オープン操作は、ロケータが書込みおよび読取り可能である場合にのみ実行できます。